2017年1月24日火曜日

文化交流



向こう見ずなリガード
やあ! 私は向こう見ずなリガート。ダークエルフに対してノルドが行う、栄えあるノルド文化交流探検隊を率いている
すまん、ダンマーが正しかったな。弱々しい者達を表す適切な言葉はダンマーだったはずだ。いや、小さい者だ。弱々しい者ではなかったな
 [1 - えっと、何?]

ゆっくり大きな声でしゃべるようにしよう。また最初からやらせてくれ
私はリガートだ! 新進気鋭の外交団で、ダークエルフの暮らしを学び、輝かしいノルドの文化を広めるためにここに来た。お互いのことを学び合えば、同盟の繋がりも強くなるだろう!
[分かった。順調か? ]      
しかし! 記録官にこの馬鹿でかくて臭いキノコのそばで待たされている。文化や芸術、宗教の贈り物を持っているというのに、宝の持ち腐れだ
この贈り物を持って行ってくれないか? ダークエルフの物と交換してきてくれ。本、服、遺物が必要だ
[ああ、やろう ]    
栄誉あるノルド文化交流探検隊を助けてくれてありがとう
うまくいけば、間もなく記録官が来る。その間に、取引できるものを持って行く場所を説明しよう
 [1 - しっかり聞いている]
ああ! 笑わせるな! そのジョークをダークエルフの大使に使う日が待ち遠しいよ
どれも見事だが、どれについて説明しようか?
 [1 - この服をどこに持って行けばいいか?]
ダークエルフの服はとても豪華なんだ! モーンホールドの職人地区にいる、イリラ・マレランという名の仕立屋の噂を聞いたことがある
我々からの贈物として、彼女にノルドの伝統的衣装を渡してくれ。きっと気に入って、お返しに美しいダンマーの服をくれるだろう
 [2 - この本をどこに持って行けばいいか?]
灰色ネズミが、シャド・アツーラという名の立派な蔵書庫の話をしていた
彼らは我々の本を喜ぶだろう。ダークエルフの文化や習慣に関する本と交換してくれるかもしれない。そうなったら素晴らしいね!
 [3 - この心臓はどうするのか?]
あれは一級の文化遺物、〈野生の心臓〉だ!
ムス・グナールという修道院まで持って行ってくれ。捧げものとしてモンクに渡すんだ。ただし、返礼としてダークエルフの質のいい遺物をもらってくるんだぞ


イリラ・マレラン
衣類、主に上等な服があるわ。モーンホールドで一番よ
 [1 - 実は、交換してほしいと思っていた。つまり交渉だ]
そうねえ、私は金のほうがいいわ。でも、何を持って来たの?
 [1 - ノルドのグループから、これらの服を預かって来た。ダークエルフの装飾品と交換したいそうだ]
その臭いは何? ちゃんと洗ってあるの? 待って。これはマンモスの赤子の毛皮ね。輸出を禁じられた品よ
私たちと文化交流をしたいなら、交換できるものはあるかもしれない
 [1 - ノルドが大喜びすると思う。ありがとう]
マンモスの赤子の毛皮! 名家の貴族は、これを求めて大騒ぎになるわね
はい。この飾りを持って行って。実験的な染料を使ってあるの。色が美しく鮮明に作れるのよ


アドラス・サレシ
シャド・アツーラへようこそ。私が学校の文章と書籍を収集している
 [1 - 興味を持ちそうなものを持って来た。実に… 特殊なものだ]
どうかな、私は大抵のものは見たことがあるはずだ。驚かされるようなものは、もう何もないと思うが
見せてくれ
 [1 - これだ]
何ということだ
これが何か分かるか? ノルドの詩人フョッキ作〈愛と剣さばきの技法〉の初版だよ
 [2 - フョッキとは誰か?]
フョッキは類まれなる想像力と、明らかに最低限の技術を持った吟遊詩人だ
彼の叙情詩によると、彼が会った生物とは必ず愛の営みを共にするか、殺したという
 [1 - その本には何が書かれているのか?]
戦士であり詩人でもあるフョッキの、肉体的偉業と冒険行為が、叙情的バラードによって詳細に綴られている
この作品は実話だと著者は主張しているが、語られている多くの偉業が、その… 非現実的なんだ
 [2 - 価値のあるものか?]
いや、気味の悪いゴミも同然、グアル同然だ
しかし若いころから、フョッキに目がなくてね。それをどうするつもりだ?
 [1 - ダンマーの文化と礼儀作法に関する本と、交換したいと思っていた]
個別の事項について書かれた本は多々あるが、そういった広範囲で複雑な内容を全部網羅しているものはないな
これを試してくれ。〈小粋なダンマー〉だ。君にあげよう


ハーメン・アスレン
お帰り。何か役に立てることはないか?
 [1 - 頼みがある。少し妙に聞こえるかもしれないが]
あんたの頼みなら、できるだけのことはするよ。何がお望みだ?
 [1 - モーンホールドでノルドのグループに会った。彼らが信仰上の遺物を交換したがっていて、これを渡された]
動物の心臓! それは山羊か? う…
あ… あ… あんたの贈物は尊いもんだ。聖堂が再建されたら、きちんとした場所に置いて、奉らなけりゃな
 [1 - ノルドに持って帰れるものは、何かあるか?]
破壊が起きた後、ほとんど何も残ってないんだ。これに見合うほどの貴重な品物はないな
 [1 - ノルドは分かってくれるはずだ]
それじゃあ、ほらよ。このパンを持って行きな
ほんの少ししかないが、俺たちが聖堂から逃げ出した後に唯一残った、ムス・グナールのパンだ


向こう見ずなリガード
よく戻ったな! 幸運にも文化交流を行えたか? こっちは記録官からまだ話が聞けていない
 [1 - すべて交換し終えた]
これは驚いた! 本当に持って来てくれたのか。素晴らしい贈り物だ。喜んでいただくよ
ではこの素晴らしいダンマーの文化に敬意を表するとしよう。この粋なダンマーの服装に着替えるので、少し待っていてくれ        

 向こう見ずなリガート : さあ! エルフの洒落た服を身に着ける時が来たぞ!
 記録官セレス : 使者リガート、残念な知らせだが、君はあと数日待たなければならない
 向こう見ずなリガート : トロールにさらわれろ、記録官め! フン! もう帰るぞ
記録官セレス : そんな! 待ってくれ。行ってはいけない。規則に反するぞ… 始末書が大変だぞ!