孤独な者
お前はデキャンタを手に入れた。ここに幻がいたが、今は沈黙している。セルフォラは、汚染から解放され始めるだろう
[1 - 霊魂、どうしたんだ? 自分は下で、何と戦った?]
霧が晴れてきた。記憶が一気に押し寄せてくる!
お前が戦った相手は、マギストリックス・ヴォクスの幻だ。この場所に霊魂をつなぎとめておくために、彼女がここに自分の幻を残して行った。セルフォラに対する制裁のひとつだ
[1 - 彼女は何をするつもりか?]
見せたいものがある
マギストリックス・ヴォクス : 見なさい、司祭よ! これがヴェロスの槌。三大神の汚れに対抗するため、民も集まっているわ
孤独な者 : 何を言っている、ヴォクス? どうかしたのか?
マギストリックス・ヴォクス : おかしくなった? そう思いたいの? 本当におかしくなったらどうなるか、見せてあげましょう…
孤独な者
思い出せるすべてのことを話した
[1 - ヴォクスに殺された?]
死については覚えているが、もう昔のことだ。幽霊の話を聞くよりももっとやらないといけないことがあるんじゃないか。デキャンタも手に入れただろう
街にまだ閉じ込められている者が二人いる。若い男と女だ。しかし魔法の炎で囲まれてしまっている
[デキャンタを使えば炎を消せる ]
ああ、それでうまくいくはずだ!二人が閉じ込められている家を探して、助けて来てくれ
[できることをやる ]
ライレン・アーサラン
誰? 火炎をどうやって突破した?
[1 - それは今、重要ではない。宿屋に行ってくれ]
分かったよ!
オララ・アーサラン
誰かが来てくれるって知ってたわ。希望を捨てることはないわ
[1 - 喜んで協力しよう。宿屋に行ってくれ]
すぐ近くだ。あそこに炎が見える。行かなくては
エリニシ・アーサラン
母さんと兄弟は無事だし、あなたに感謝しないと。彼らが生き残ったことを、三大神に感謝してる
[1 - 助けてもらった。フォーローンの霊魂が、彼らの居場所を教えてくれた]
それじゃあ、セルフォラにある霊魂がすべて憎しみに満ちているわけではないのね? 母と兄がまだ生きていることに感謝するわ
[1 - 他に、まだ見つかっていないのは?]
父よ。タイディン・アーサラン。あの大惨事に見舞われて以来、誰も見た人がいないの。聖堂にいなかった?
[1 - 見かけなかった]
タウンホールに行ったのかもしれないわ。普段は鍵がかかっているの。これがその鍵よ
お願い、彼はそこに隠れているのかも。怪我しているかもしれないわ!
[1 - 彼がいるか見に行く]
幸運を祈ってる。父さんが見つかりますように
孤独な者
タイディンは死んでしまった。私は彼のあまりにも短い人生の残りに過ぎない
[1 - タイディン・アーサランか?]
ああそうだ。そうだった。だが、死んだら何と呼ぶべきだ?
[1 - すまない、霊魂だ]
いいんだ。お前は私の家族を守ってくれた。それで、またお願いしたい。セルフォラを救ってくれるだろうか
[1 - どのように?]
デキャンタを使うんだ。魔法の炎を消す以外に、たくさんのことに使える。霊魂の力の器にもなる
[1 - そのことが、どのようにセルフォラを守る助けになるのか?]
ああ、説明することが多いな
覚えておけ。お前が戦ったヴォクスの幻はまだ残っている。それは私の看守であり、拷問者だ。私は幻に繋がれていて、幻は私に繋がれている
[1 - それがどう助けになるのか?]
街の中心にあるクレーターに行け。着いたら、私がヴォクスの幻を呼び出そう。もう一度幻を倒すんだ。ただし今回は、デキャンタの中に押し込むんだ
タイディン・アーサラン
ここが終わりの始まりだ
[1 - ここで何が起こった?]
マギストリックスの訪れと、彼女が私たちに何を要求したかを見せただろ? 反逆なんて! そんなことはしないさ
拒否したら、彼女は私たちを見せしめにした。聖ヴェロスの審判を使って、セルフォラに穴を開けたんだ
[1 - それから?]
それから? すぐに街の人々の魂が体から剥がれ落ち、槌の中へ入っていったんだ
彼女は捻じれてしまった魂の抜け殻を、ガーディアンの類として残して行った
[1 - これを元に戻すことはできるのか?]
元に? いや。せいぜい、傷を和らげるぐらいだな。だが、まず最初にこの腐敗を操っているヴォクスの幻を倒すんだ。セルフォラの傷にとって、毒になっている
[1 - よし、やろう]
気をつけろ。ヴォクスの幻が近づいてる!
タイディン・アーサラン : 姿を見せろ、ヴォクスの幻よ! 姿を見せろ、堕落した寄生虫め! 自分の運命に向き合え!
ヴォクスの幻 : よくも私を呼び出したわね、タイディン! この怒りに苦しむがいい!
タイディン・アーサラン
やってくれたな。ヴォクスの幻が倒され、炎と霊魂が消えた
[1 - それで、どうなる?]
ヴォクスの幻が倒されれば、私は解放される
[1 - 安らかに眠れ、タイディン・アーサラン]
私の家族に、愛していると伝えてくれ。負けるなとね
エリニシ・アーサラン
外が混乱しているみたい。何が起こったの? 父さんは見つかった?
[1 - セルフォラは今は安全だが、他に悪い知らせがある]
まあ、父のこと? 死んだんでしょ? いや! 父さんは元気だと言って。お願い!
[1 - 彼はマギストリックス・ヴォクスに服従しようとしなかった。彼の魂は私がセルフォラを救うのを助けてくれた]
父は決して自分の主義を曲げないの。頑固だったけれど善良な人だった
[1 - あなたを愛していると伝えてほしがっていた]
ああ、父さん… あんなに素晴らしい人はいない。父さんなしで、どうやっていけばいいの?
[1 - お父上は前に進んでほしいと願っていた]
頑張れって? ああ、お父さん… 頑張ってみる。でもすごく寂しくなるわ
でも少なくとも、何があったのかは分かった。恐怖から解放してくれてありがとう
たぶん、普通の生活に戻るんでしょうね
普通だなんて、何を言ってるのかな? 父さんがいなくなったのに。もう、普通じゃない