エリニシ・アーサラン
戻って、旅人さん。爆発があって、セルフォラは制圧された。私は宿屋に逃げようとして、怪我をしてしまったの
[1 - 大丈夫なのか?]
何があったのか分からない。長老達が街の中央に集まってた
すると閃光が光って、気がついたら霊魂だらけになっていた
大勢の人が死んだわ! でもまだここに残ってる。怒りと恨みを持った霊魂としてね
[動けるか?]
たぶんね。でも遠くへは行けない。宿屋へ行かないと。生存者はそこに集まっていたから
[連れて行こう。ついて来て ]
連れてって。宿は街の北東にある
メルドラス・アレン : エリニシ? やってくれたんだな! 駄目かと思っていた。手伝いを連れて行ったのかい?
エリニシ・アーサラン : 危なかった。旅のお方の助けがなければ、死んでいたわ
メルドラス・アレン : 見知らぬ人よ、最悪の時に来たな。霊魂が通りをさまよい、消えない炎が街を焼き尽くし、セルフォラは失われてしまった
エリニシ・アーサラン : 早まらないで、メルドラス。新たな友は強い。この人の腕を見せてもらったの
エリニシ・アーサラン
この宿屋に戻るのが、こんなに嬉しいなんて思いもしなかった
[1 - ここで安全なのか?]
たぶんね。とりあえず今のところは。でも、まだ外にいる仲間のことを心配しているの
街を見下ろす丘の上に、聖堂がある。仲間たちが、そこで聖域を見つけられているといいんだけど
[1 - 誰も捜しに行っていないのか?]
私たち、亡霊には太刀打ちできなくてね。街の外れを避けて通ることで、どうにか生き延びた。誰もあそこまでは行けない
[1 - 自分に行ってほしいか?]
ええ。あなたの腕は見た。あなたならきっとできる
[1 - どうすれば聖堂に行けるのか?]
橋の向こう側にあるの。ここの南に階段があるんだけど、道が安全かどうかは分からない
メルドラス・アレン:エリニシを救出してくれて感謝する。助けを望んでいる
孤独な者
あの女性を救ってくれたな。感謝する
[1 - 自分を殺そうとしない唯一の霊魂だな]
そうだな。私の苦しみは別にある。ただ監視するためだけに、呪いをかけられたんだ
[1 - 誰が呪いをかけたのか?]
自分の思考や記憶が… ごちゃごちゃになっている
街を守る方法があると思う。だが、なかなか思い出せない
[2 - ここで何があったか知りたい]
無理だ。私の過去を霧が覆っている。自分が呪いをかけられたことと、あとはほんの少ししか分からない。ここが自分の故郷で、この苦しみを見張らなくてはならない
記憶のベールが消えたら、知っていることを話すよ
[1 - いいだろう。自分に何ができるか?]
下の聖堂のどこかに、デキャンタがあった。中には聖なる水が入っていた
街を覆う奇妙な炎を見たか? あれをよく覚えている。もしかすると、この液体があの炎を消せるかもしれない
[1 - 炎を消すことができるかもしれない?]
確かではないので不安だ。分からないことが多すぎる
確かめる必要があるな。木の部屋の中にある魔法の火を水で消せるのか、試してみてくれ。不自然な炎のかがり火を探してくれ
[2 - 木の部屋?]
聖ヴェロスがレスデイン、つまり現在のモロウウィンドに来たとき、彼は故郷の植物の種を植えた。その中で、サマーセットの木だけが生き残ったんだ。この聖堂は、その木を囲むように建てられた
おかしい。他の記憶は全部霧の中なのに、なぜこれだけははっきりと覚えている?
[1 - デキャンタを捜す]
慎重にな。セルフォラの破壊跡に残っているのは霊魂だけではないと、私の心が告げている
ヴォクスの幻 : セルフォラは死んだ! あなたに救えるものか!