グラフ・フロアソン
誰だか知らないが、まずい時にセニーに来たな
火山が街を焼き尽くそうとしてるんだ! で、この頭の鈍い連中も支援を受け入れるだろうと、普通なら思うよな
[1 - 誰が助けを望まない?]
くだらないダンマーどもだよ!
〈鱗の柔らかき者〉というアルゴニアンが怪我人を癒す軟膏を作れるのに、スペルライト・ギルヴァスは彼やどんなアルゴニアンとも協力しようとしないんだ
[なぜ?]
なぜなら彼が世界で一番頑固な生き物だからだ。アルゴニアンは彼の味方だと教えてやらねばならん
もし手伝ってくれるなら、〈鱗の柔らかき者〉がショークのキチンを必要としている。ショークを倒して、キチンをそのアルゴニアンの下に持って行くんだ。彼は街のどこかにいる
[問題ないだろう ]
キチンが手に入ったら、すぐに聖堂の〈鱗の柔らかき者〉を探せ
[1 - なぜダンマーとアルゴニアンは仲が悪いんだ?]
互いに嫌っているのさ。それは誰もが知っていると思ってた
エボンハート・パクトが結ばれる前、ダークエルフはアルゴニアンを奴隷にしていた。彼らはブラック・マーシュを襲い、捕虜を働かせるためにここに連れてきたんだ
[1 - アルゴニアンは恨んでいるに違いない]
もちろん、だがもっと大きな問題はダンマーだ。彼らはパクトが結ばれる前は、ご主人様で旦那様だったんだからな
それが突然、アルゴニアンは自由で誰もが平等になった
[1 - それで、元の奴隷所有者が適応するのに苦労しているのか]
ハ! 宮廷の奴みたいに言うな。分かるだろ。皆が友人だと言うだけじゃ、友人にはならない
パクトの結成は戦いだった。今でもまだ色々な側面がある
鱗の柔らかき者
セニーの者じゃないな。鱗がすすで汚れ、煙と炎の匂いがする
どうしてここに来た?
[1 - ショークのキチンを渡す]
感謝する
待ってくれ。これから火傷を和らげる湿布を作る。それを彼らに使って貰いたい
[1 - なぜ自分でやらない?]
ダンマーはアルゴニアンを信用しない。とくに私と卵の姉妹の灰を歩む者のことは。傷つけられると恐れている
しかしよそ者なら、傷の手当てをさせてくれるかもしれない
[1 - それだけか? 手当てをするだけでいいのか?]
もっとある。手当てが終わったら、スペルライト・ギルヴァスに会ってくれ。我々が助けるためにこの軟膏を作ったと知らせてほしい
これで、我々が敵ではないと分かってくれるだろう
怪我人にはこの薬を使え。アルゴニアンが作ったものだと不満を言うようなら、そいつらは無視するんだ
終わったら、スペルライト・ギルヴァスを探せ。街の中心近くにいる
[1 - なぜダンマーはあなたが殺そうとしていると考えている?]
かつて私の種族は彼らの奴隷だった。親切な主人ではなかったし、今は主人でもない
血が流れた。我々の指導者に交わされた言葉と約束は、流れを清めるには十分ではない
[1 - ダンマーがアルゴニアンを奴隷にした?]
そうだ。あなたの長老たちはこうしたことを教えなかったんだな
彼らは私達をブラック・マーシュから盗んだ。彼らのサルトリスを摘み、クワマーの世話をし、床を磨かせるためにね
[1 - どうやって正当化した?]
正当化などはしない。我々には軍隊も道も畑もなかった… ダンマーが〈文明化された〉と呼ぶものは何一つなかった
我々は沼地の獣だったんだ。だが今、彼らは我々と権力を分かち合わなければならない
グラフ・フロアソン
〈鱗の柔らかき者〉の香油が効くといいんだがな
もし、このダンマーとアルゴニアンがお互いを信じられるようにできたら、フラゴンのハチミツ酒を買ってやるよ。ここにそんなものがあったらだが
スペルライト・ギルヴァス
見知らぬ者よ、なぜここに?
[1 - 鱗の柔らかき者から頼まれた。彼の軟膏で人々を治療した]
あの鱗野郎が? 俺は問題が起きていない間は口を閉じていたがな。街の力が弱まった今になって、急に親切心を起こすのか?
これはただの罠だ
[1 - なぜ彼を信じない?]
奴らの種族が娘を連れ去ったからだ。モルヴァニをな! 娘は家事をしていたが、今は行方不明だ
農場の民が、アルゴニアンの灰を歩む者が娘を見つめていたのを目撃した。他に誰がいる?
[1 - 噴火があったが、それが理由ではないのか?]
くだらない。俺達はずっとアッシュマウンテンの側で暮らしてきたんだ。危険なら分かる
あの野蛮なアルゴニアンの奴らの仕業だ。灰を歩む者を見つけろ。それから鱗野郎に娘がどこだか訊ねるんだ
[1 - 灰を歩む者と娘を見つけよう]
モルヴァニを俺の元に戻してくれ。そうしたら鱗の柔らかき者の望みを考慮しよう
遺跡で灰を歩む者を探すんだ。彼女が何をしているか知っているのは、三大神だけだな
[1 - 今は、皆が同盟を結んでいるのでは?]
言葉と条約では同盟だ。ムートは平和に進むかもしれない、しかし泥から引きずり出した時のアルゴニアンの姿を、我々は覚えている
彼らの真の姿を知っているのだ
[1 - 今は、一緒に行動すべきでは? セニーが燃えているんだ]
そいつは穏やかな奴の選択だな
娘が側にいなければ、どこかの鱗野郎がアッシュで血を流していようが、知ったこっちゃない!