ゼイラ : 待って! 姿勢を低く、静かに!
鉄の車輪の使者 : 罠が… あちこちにあるぞ! 眠っては… だめだ…
ゼイラ : 〈鉄の車輪〉が、ここに? ヴェルサを守っているの?何これ? 主任調査官ランビクへの伝言? 見てみましょう…もうっ、最悪! 計画変更よ、これを見て
ゼイラ
この伝言は主任調査官ランビクに対するものよ。逮捕の命令について。ヴェルサの逮捕の命令についてのね
彼女は〈鉄の車輪〉とは働いていない。彼女が次の標的よ!
[1 - がっかりしたようだ]
ヴェルサは生きている人間の中で、〈鉄の車輪〉を私達にけしかけられる最後の一人だった。でもそれは彼女じゃなかった。彼女じゃなかったの!
これから、一番嫌いな人に彼女の命が危ないって言わなきゃいけない
[1 - どうしてそうしなきゃいけない?]
彼女には耐えられないけど、いつだって私達の中で一番優秀な一人だった。盗賊ギルドを立て直すために… 彼女の助けを… 本当は活用できた
私の目が狂っていただけなの。ヴェルサの近くではそれを制御しないと。絶対に彼女に悟らせないようにね
[1 - それがわかってよかった。それで、計画は?]
私が行きたい。〈鉄の車輪〉に私達を恐れる理由を与えるの。でも私には責任がある… それに、私が捕まったら盗賊ギルドはおしまいよ
こんなことを言うなんて信じられないけど… アジトまで後退するわ。その間に、あなたがヴェルサに警告して
[1 - ヴェルサには会ったことがない。どうやって説得すればいい?]
彼女に〈鉄の車輪〉の伝言を見せて。必要なら、ニコラスが死んだと言って。彼女をアジトに連れてくるためにできることをして
でも、もし彼女が拒んだら、放っておいて。警告する義務はあるけど… それ以上はないわ
[1 - 分かった。どこに行けば会える?]
さらに上層へ向かって、彼女の別荘を探して。ちょっとした迷路だけど、大きな庭を探すの
罠には注意して。ヴェルサは… 自分のプライバシーを守ることに熱心だから
[1 - どんな罠だ?]
不愉快で、毒の滴り落ちるようなものよ。ちょうど、彼女の性格のようなね
[1 - なぜヴェルサが、お前の最も嫌う人間なんだ?]
もし彼女が引退していなければ、ニコラスも未だに生きてたのよ
私は… そんなことを言うべきじゃないわね。彼女はとてもやり手だったのよ。もし彼女が持参金の盗難に関わっていたら、私達は皆、こんな悲惨な目に遭わずにいたでしょう。けど、今は古傷を開ける時じゃないわね
ヴェルサ : 頭から着地でもしたの? 私は引退してるのよ!
銀の爪 : ヴェルサ! みっともない真似をさせるな。これは我々の関係に見合わない
ヴェルサ : こちらは誰? 誰が庭を汚しているの?
銀の爪 : 正直言って、何も知らない。友達? だが… お前には友達がいない。もちろん、質素な商人の俺を除いての話だがな!
銀の爪
お前はある種の… フリーの園芸家か? このような者は初めてだ! 何という印象的な登場の仕方だろう
えー… ヴェルサの視線を感じないか? ああ、私を睨んでいるのか! その… えへん… お前は彼女と話すべきだな
ヴェルサ
罠を突破したのね。運が良いのか、愚かなのか、それともかなり腕が立つのか。まだどれか分からない
さて、私は庭の手入れをしないとね。さっさと用件を済ませて、立ち去りなさい
[1 - 盗賊ギルドからの警告がある]
どの盗賊ギルド? 鉄の車輪が奴らを大勢殺し、焼き印を押したのよ!
すばらしいギルドマスターに言われて来たの? ニコラスに言ってやって。ここに顔を出したら、その顔をひっぱたいてやるって。鞭でね。イラクサで覆われたやつよ
[1 - ニコラスは死んだ。ゼイラが新しいギルドマスターだ]
それじゃ、奴はついにバカな強奪をやった訳ね
それで〈ギルドマスター・ゼイラ〉が警告を送ってきたわけ? ニコラスが眠ったらすぐに、引退している私を追い立てようっていうの?
[1 - 盗賊の隠れ家に来てほしいそうだ。鉄の車輪が逮捕しようと計画している。このメッセージを見つけた]
古い貯水池? 何か望むことがない限り、ゼイラは私に警告なんてしない。まあ、彼女が〈盗賊の隠れ家〉に入れた新人の質は見てみたいわね
いいわ。親切に報いる手伝いをしてくれれば、ゼイラのかなり劣ったゲームに乗ってあげる。それでいいならね
[1 - どういう親切だ?]
あら、興味がありそうね。同意したとみなすわよ
そこで盗み聞きしてないふりをしている内気なカジートは、銀の爪よ。なぜ私達の助けを必要としているのか、そいつに聞いて。古い倉庫の裏で会いましょう、何に首を突っ込んでいるのか、理解した後でね
なくなった台帳に関して、あなたは小心者のカジートと話さなきゃいけない。私は、鉄の車輪が家を荒らす前に持って行けるものをかき集めて行くわ
やってくれないと、あなたは全員の時間を無駄にし続けることになる
銀の爪
盗賊ギルドがアバーズ・ランディングに帰還したのか? あなたのタイミング良く、予想外な支援にはとても感謝している!
ほら、豊かだった我が倉庫は、狡猾で非道な奴に奪われたからな
[1 - 誰に倉庫を奪われた?]
それはずっと自分に問いかけてる質問だな。ある日行ってみたら、見慣れない衛兵がいたんだ。奴らは私の倉庫から出てきて私を追いかけたんだ、そこらにいるドラゴンフロッグみたいに!
何者かが監督官にわいろを渡したに違いない。そんなことはどうでもいい。失われたものを取り戻してほしいんだ
[1 - 倉庫を盗んで取り返してほしいのか?]
何だって? 違う。昔の執務室に隠してある台帳のことは言わなかったか? 倉庫は失ったかもしれないが、台帳はあのガタついた建物全体の、2倍の価値があるんだ
ヴェルサがそれを取り戻すのを手伝ってくれたら、盗賊ギルドにとても感謝するよ
[1 - 倉庫でヴェルサに会おう]
ヴェルサの言う通りにするのは賢明だ。彼女の神経を逆なでしないのが一番だと思う。レモンのしみたカミソリの刃で出来たボールをなでるようなものだからな
何でもないぞ、ヴェルサ! あなたのことを話してなどいなかった。断言する! ああ… 聞こえてたようだ
それなら、最も縁起のいい次の会議を楽しみにしないとな!