リアーネ
父は正しかった… カジートと結婚するべきじゃなかったのよ
世界を見たかった。異国の土地を歩いて、異国の食べ物を食べる。ムーンシュガー中毒者に髪を掻き毟るんじゃなくてね!
[1 - 何があった?]
夫のフェルズがムーンシュガー・キャンディを食べ過ぎてしまったの。意味不明の独り言を言いだしたと思ったら、「この者はボズマーが好きだ! 植物は最高の友達だ! 」と叫びながら森に駆け込んで行った
私は食べ過ぎると体を壊すって言ったんだけど、聞くと思う? 全然よ! 典型的な猫なんだから
[ムーンシュガー・キャンディって? ]
エルスウェアのお菓子よ。普通なら無害だけど、カジートが食べ過ぎればそれなりの結果を招くこともあるわ
フェルズがいなくなってから何時間も経つし、本当に心配なの。彼を探すのを手伝ってくれない?
[彼を探す ]
通りすがりの商人が教えてくれたんだけど、ドラブールの旅の祠近くでカジートを見たって。でもフェルズはここから逃げ出した。彼が戻ってきた時のため、あまり遠くに離れたくないの
彼が戻ってくればね。戻ってきたほうがいいわ。来ないなら殺してやるんだから
[1 - カジートと結婚しているのか?]
おかしいと思われるだろうけど、フェルズはとても活き活きとしてるの。出会ったのはダガーフォールだった。彼は異国の品を売る店をやっていた。未知のものへの愛が二人を結びつけたの
世界を見せてくれるって約束してくれたわ。グレナンブラから出たことがなかったの。そして今は… 彼を見つけられればいいんだけど
[1 - どうしてマラバル・トールに来た?]
美しい森があるから。それに、伝説のディープウッズを訪れるため。行ったことはある? そこにいる淑女たちはみんな緑だって聞いたわ!
それに、フェルズはバーンダリ交易所に友達がいるの。みんなで店を立ち上げるつもりだった。ウェイレストかどこかからの輸入品で
[2 - 他に手がかりは?]
ええと、彼は毛皮が白くて、怖がりよ。倒れた木や岩、それにキノコの下なんかにも隠れているのを見たことがある
それから、ものの上に飛び乗ったり登ったりするのが大好きね。彼は本当に猫みたいなのよ
フェルズ
はあ! この哀れな森がフェルズの貴重なものすべてを持っていった
出ていけ!
[1 - 大丈夫だ。奥さんのリアーネに言われて来た]
妻? 死んでいなかったのか? リドル・サールに感謝を!
ああ… だが彼女は絶対に許してはくれないだろう。絶対に。前にそう言っていた。フェルズは何て哀れなんだ?
[1 - 何が起こった?]
覚えている… 豚と踊っていた! それから… 長い間滑り降りていった、丘の斜面を。開かれた口の前を通って、そして水しぶきが上がった! あたり一面水だった!
そこにも… あそこにも! 蔓の中に口があった! そいつに捕まった! リアーネが悲鳴を上げていた、はるか遠くで。奴らが彼女を殺したんだと思った
[1 - リアーネは大丈夫。ここから出よう]
嫌だ! 彼女に合わせる顔がない。商品の袋はなくしてしまった! あれがなければ、店を開けない。店がなければ、金が稼げない。家がない
この木の切り株の中にいるべきなんだ。リアーネはそうしろと言うだろう
[1 - 失くしたものを見つける]
何て親切な旅人なんだ! リアーネはフェルズにそんなに親切にしてくれないだろうな!
それに、本当に助けが必要なんだ。もし幸運の袋を見つけられたら、幸運の女神が微笑むだろう
[1 - [説得] 幸運の袋の中には何が入っている?]
ムーンシュガー・キャンディ。だが心配するな! もう教訓は学んでいる
キャンディはバーンダリ交易所で良い値が付くだろう、信じてくれ。そこに友人がいるんだ
[1 - 手がかりになりそうなことは何か思いつかないか?]
頭が痛い! 問題のことを考えるとこうなるんだ!
豚はそう遠くヘは行けない。水辺を見下ろす丘の上にいた。池かな? 湖かな?
[1 - その時に見た開かれた口とは? 獣か何かか?]
あれは、ええと、そうだ! 洞窟だ、蔓でできた歯が生えていた
蔓! 小さな蔓には気を付けてくれ! 歯があるやつもいる。フェルズをかじったようにかじられてしまうぞ!
フェルズ
友よ! 見てのとおり、愛しの妻リアーネが俺を見つけた。つまり俺は彼女を見つけた! お互いを見つけたんだ!
いい知らせをくれ。お願いだ
[1 - 商品を見つけた]
もう妻に見下されずに済む! 見てみろ、友が商品を見つけてくれた!
それから、うむ、幸運の袋もある… よな?
[1 - あるよ、ほら]
しっ! リアーネに見せてはならない。それをよこせ、今すぐにだ
とても親切にしてくれたな! 時々バーンダリ交易所を訪れてくれ。だがまず、妻と話してくれ。この関係では妻がボスだと思い込んでいるからな
リアーネ : 私に何があったか知ってる? あなたはどこにいたの?
フェルズ : もうムーンシュガー・キャンディは舐めない。フェルズは約束する!
リアーネ : ハハ! あり得ないわ。父が警告してくれたのにね!
リアーネ
私をバカだと思ってるの? あなたがあの能なしにムーンシュガー・キャンディの袋をあげてるのを見たわ!
[1 - ああ、そうだな]
「そうだな」? 言うべきことはそれだけ?
最初からムーンシュガー・キャンディのせいでこんなゴタゴタに巻き込まれたのよ! あの袋を取り上げたって、たぶん片手一杯の袋をさらに隠し持っているわ
[2 - [説得] [嘘]キャンディのことでそんなに心配することないよ。両方とも大丈夫に決まってるから]
そうね。ただ… 彼は時々、自分を抑えられないことがあるから。それが恐いのよ
ごめんなさい。すぐに戻るから
[1 - それくらいしか出来なかった]
ありがとうと言いたいところだけど、失敗したわね