2016年11月13日日曜日

父の約束 2


樹の従士デイリシル
村を出るべきじゃなかった。でも娘が生きてるのか確かめたかった
今じゃ、彼女との再開までに自分が生きてるかどうかも分からない

 [1 - 何があった? 怪我をしているのか?]
フィルウィンの父親、スレンドールがとうとう戻ってきた。でも彼は昔の彼じゃなかった。何かが… 彼を変えてしまった
彼は私を襲った! フィルウィンをどこへ連れていったのかと聞いたら、彼は私を噛んだ
 [1 - かみ傷があなたの姿を変えるのか?]
そうよ、答えはそれで十分でしょ
何が起きたか知らないふりができたら、どんなにいいか。でも明らかだわ、そうでしょ? 私は変身する。じきにハーシーンの意のままの手下になってしまう。可哀想なフィルウィン!
 [1 - フィルウィンは生きている。だがあなたに知らせなければならないことがある]

フィルウィン : 母さん、父さんに何をされたの?

フィルウィン
ひどいことになってしまった。ただ村を守りたかっただけなのに! でも今は…
母さん、あなたは助けられる。お願い、持ち応えて!
 [1 - あなたの父親がすべての原因なのか?]
そうよ。ドラブログが軍勢を集めていた時、父は私に村を守る方法があると言った
タングルヘヴンの外で戦いが始まると、私は自分を抑えられなくなった。全身の血が熱くなった。私は敵も友達も見境なく切り裂いた。止められなかった!
 [1 - だが、村自体は助かった]
だからこそ私は戻れない。村にいる時に自制心を失ったら? 村人全員を殺してしまったら、この力にはなんの意味もない
だけど、私の母に弱さの報いを受けさせたりはしない。ハートブラッドは父に流させなければ。お願い、手を貸して
 [1 - 何をして欲しい?]
父の居所は分かってる。村の近くで待ち受けてる。けれど、父と戦えば、私はまた自制心を失ってしまうかもしれない
手助けなしにはできない。それに、絶対に母を父と会わせたくない。今信用できるのはあなたしかいない。助けてくれる?
 [1 - 案内をお願いする]
 
樹の従士デイリシル : 駄目よ、フィルウィン!
樹の従士デイリシル:肌の下が燃えているようだわ。こんなに早く始まるものなの?イフレよ、私達を許して!


スレンドール : さあ、我が娘よ。共に狩りをしよう!
フィルウィン : いいえ! 最後に母さんを傷付けた!
スレンドール : 彼女にこれを贈った。また家族に戻れる!
フィルウィン : 父さん、ごめんなさい。こうするしかなかった。あなたの血の贈り物は返した。もう放っておいて!


フィルウィン : 母さん? 母さん!
樹の従士デイリシル:私の可愛いフィルウィン… あなたなの? よく見えないわ。すごく疲れてしまってね

フィルウィン
月よ、感謝します。間にあった。飲む力が残っていればいいけど
 [1 - 本当にうまくいくと思うか?]
いいえ、あの声の言っていることは全部嘘かもしれない。でも何もしなければ、私たちはどちらも呪われてしまう
母が今、混乱して何も考えられなくなっているのは幸運だった。母には、今起きていることを知られたくない
 [1 - これからどうする?]
私は… どうしたらいいの。できるだけ母を傷つけたくない
母が元気になるまでここにいるつもり。それから… 他の人も私がやったことを知る権利がある。私は臆病者のように逃げたりしない。父のようにはならない