2016年11月10日木曜日

家と故郷 3


リナーリエ軍曹
あなたに私達と同じくらいの運がありますように。ドラブログのリーダーは死んだの?
 [1 - そうだ、彼は死んだ]

良かった
私は運に恵まれたようね。民兵を港の方へ送った。私が合流してから侵略者への攻撃を開始するわ
 [1 - 港で落ち合おう]
いえ、民兵を配置につかせるには敵の注意をそらさないといけない。侵略者たちは積み荷から物資を降ろしている… そこに火をつければ、かなり注意をひける
物資に火をつける。奴らにはもったいない歓迎よ
 [1 - 物資に火をつけている間、あなたは何をする?]
私の部隊が敵の背後から攻撃する。あなたが物資に火をつけ終える頃には、敵はあちこちに分散しているでしょう。私たちが港から攻撃をするから、あなたには倉庫側から攻撃して欲しい
害虫同様、敵を根絶やしにしてやるの。どう? やる?
 [1 - いったいなぜ侵略者は、ヴェリン港で積み荷から物資を降ろしているんだろう?]
見当もつかない。ただ、これは単なる略奪ではなく、侵略計画の第一歩なのではないかと思う。だが、私は将校じゃない。私は生きるために戦う
とにかく、物資を燃やして敵の注意をそらして欲しい。準備は出来てる?
 [2 - なぜ倉庫にある物資を全部焼いてしまわない?]
倉庫にはヴェリン港の物資が蓄えてある。侵略者に渡すくらいなら燃やしたほうがはるかにマシだが、そこまで絶望的な状況ではない
陽動は最小限に抑えましょう。まだ街を取り戻す機会はある
 [3 - 分かった。準備はできた]    
十分に火が回ったのが見えたら攻撃に移るよう民兵に指示するわ。敵の不意をつくことが出来たら侵略者たちを灯台のほうへ追い込む
もし不意をつけなければ… 会えて光栄だったわ


リナーリエ軍曹
やったわね! 民兵が立派な仕事をした。灯台に何とかラ・ガーダの船長を押し込めたの!
彼に止めを刺す名誉はあなたのものよ
 [1 - やってみる]
民兵には戦いを続けるよう指示する。あなたがラ・ガーダの指揮官とやりあっている間、他の敵兵を遠ざけておく。指揮官が死ねば敵はバラバラになる。間違いないわ
ここまでたどり着いた。この戦いにも勝ちましょう!
 [1 - ラ・ガーダとは何者だ?]
タムリエル北部からきたレッドガードたちのことをそう呼ぶ。ヴェリン港は以前、レッドガードの商人と取引をしていた。そこで商人たちが尊敬の意を込めて彼らを〈ラ・ガーダ〉と呼ぶようになった
これから先は、間違いなく呪いの言葉になるでしょうね
 [1 - 分かった。灯台の内部へ向かう]



リナーリエ軍曹
あなたはやり遂げた! きっと副隊長も誇りに思うわ
ラ・ガーダの侵略者のほとんどを殺し、捕まえた。民兵がこれ以上彼らに悩まされることはないわ
 [2 - 大丈夫なのか?]
笑顔がそうであるように、勝利も傷を癒やす。私は今日、その両方に出会った
もちろん侵略の後片付けという嫌な仕事は残っているけど。とにかく、街はまた私たちの手に戻ってきた
 [1 - どうやらうまくいったようだな]
ええ、うまくいった。あなたが指揮官を殺したと知ったとたん、ドラブログは街から逃げ出した。ラ・ガーダの残党も打ち負かした。船に敵兵が何人か残っているけど、それは後で対処する
ところで、面白い発見があったわ
 [1 - それは何だ?]
ヴェリン港のサルモールの鉄拳の指揮官であり、シルヴェナールとグリーンレディの儀仗兵であるクララルダ隊長が、港の下層に隠れていたのが見つかったわ。傷一つなく
 [1 - 彼女はどこに?]
彼女はまだその隠れ場所にいる。念のため警護も付けている。姿を消したり… 市民が彼女に制裁を加えたりしないように。彼女にはどうやら面白い話があるらしい。是非聞いてみるといい
 [1 - 今は隊長と話しに行く]
ぜひそうして。副隊長と私がどんな人物を相手にしてきたか、あなたにも分かるでしょう
私は街の中央へ戻り、見回って安全を確認する。倉庫地区でまた会いましょう  


クララルダ隊長
無礼な! 私は〈サルモールの鉄拳〉の隊長! 何の権利があって、ただの軍曹が私を拘束するというの?
上官が今日起きたことを聞いたら、リナーリエ軍曹は軍法会議にかけられるわね!
 [1 - 何があった?]
船を調べていたら、哨戒兵が「船だ!」とか何とか意味のないことを叫んだの
意味が分からなかった。だって、船を調べていたのよ! 注意を続けるように言ったわ
 [1 - 非常招集はかけた?]
グリーンレディの前の愚か者達みたいに見えるの? 警告するわけないじゃない!
敵が攻撃してきた時、すでに圧倒されそうだって分かった。隠れ場所を作って援軍が来るまでそこに隠れたの
 [1 - どうして隠れた? どうして反撃しなかった?]
よくそんなことが聞けるわね? 部隊を守るためにすべきことをしたのよ! 副隊長の犠牲は… 不幸だった。彼が待っていれば、侵入者は取れるものを取って、ヴェリン港を荒らすことなく、去ったに決まってる
彼は無意味に死んだのよ
 [1 - もう十分だ]
ヴェリン港襲撃について言えることはすべて話した。上官は間違いなく私の行動の賢さに気付くわ

リナーリエ軍曹
隊長の部下は私と同じぐらい彼女にうんざりしてる。人々が彼女に不利な証言をすれば、サルモールの鉄拳は彼女を解雇せざるを得なくなる
エルデンルートから連絡が来るまで、彼女は収監される
 [1 - 次は何を?]
私の仕事よ。私達はグリーンレディを護衛するためにここに来た。でも先に、街の守りを何とかした方がよさそうね
あなたとは、またどこかで会えるような気がするわ        
ヴェリン港は安全になり、人々はあなたを称えている。そして隊長の本性を暴いた
忙しい日になるんじゃない?


グリーンレディ
軍曹が、あなたがいなければヴェリン港は落ちていただろうって。あなたに会えて光栄だわ。私はグリーンレディ。ああ… 新しいレディよ
力を貸してほしい。ドラブログのクランは戦争の時には、いつも私達に味方するのよ。何が変わったのか、調べないといけない
 [1 - どうする?]
ドラブールへ向かうわ。一番近くにある森のオークの集落よ。シルヴェナールが到着したら彼を先に行かせる
都合の良いときに、ドラブールで手を貸してもらえないかしら。ここでドラブログと戦ったのだから、あなたもこの厄介事と無関係ではないでしょう
[なぜ一緒に行かない? ]    
率直に言うと、あなたが追いつけないからよ
気を悪くしないでね。私は森の中をすごい速さで移動できるの。ここでこっそりとした仕事をいくつか済ませてから向かっても、あなたより先にドラブールに着くわ
[分かった。ではドラブールで会おう ]  
ヴェリン港では私の婚礼の準備をしている。だから地元の人々と顔を合わせる時間が必要なの
心配しないで! ドラブールへは先に行っておくから
 [1 - シルヴェナールはここへ来るとき、安全なのか?]
安全よ。側近達に守られている時と同じぐらい
心配しないで。私はウッドエルフの肉体的な強さを体現しているけど、シルヴェナールは精神的な強さの全てを司っている。だからこそ私達の結びつきは皆にとってもすごく重要なの
 [1 - どういうことだ?]
ボズマーはかつて苦労知らずだったわ。ヴァレンウッドの向こうの存在に煩わされることはなかった。時代が変わるにつれて、私達も変わった
シルヴェナールはボズマーの精神的な要素を司り、グリーンレディは物理的な側面を司る。世代が変わるごとに、私達は誓いを新たにする
 [1 - 何者なんだ?]
私の名はグワエリング。グリーンレディになって間もない
先代のグリーンレディであるおばのフィノリエルは、ドミニオンの女王のために旅をしている最中に死んだ。彼女が死んだ時、私は運命を悟り、必要な儀式を始めたの
 [1 - どんな儀式?]
儀式の真実を知りたいのね。シルヴェナールとグリーンレディが結婚するのを見届けることはボズマーにとって重要よ。そうすることで私達の安定が保たれる
私はこの遺産を誇りに思っている。そしてグリーンレディになるために、俗世での義務を放棄した