2016年11月10日木曜日

家と故郷 2


リナーリエ軍曹
よくやったわ。私はできるだけ早く志願兵を訓練する
エーラン副隊長は私達を待ってはくれない。彼は短気な民間人を数人連れて橋を渡って行ったわ。隊長がまだ生きてると思ってるのよ

 [1 - 彼を止めて欲しいか?]
いいえ。だけどもう死んでるかもしれない人間のために、優秀な将校を死なせたくはない
エーラン副隊長はまだ若いけど、私たちの上官の中でも最高の副隊長よ。隊長? 彼女のような上官はよく居る、とだけ言っておくわ
 [1 - 隊長のことは、あまり高く評価していないのか?]
鋭いわね。グリーンレディの儀仗兵になる任務の話が持ち上がった時、クララルダ隊長は任命を受けるために裏からありとあらゆる手を回した
彼女は注目を浴びることが全てなの。戦いには興味がない
 [1 - 副隊長を探しに行く用意ができた]




エーラン副隊長
よし。やったな! 勇敢な人々を元気づけてくれてありがとう。今がチャンスだ!
 [1 - リナーリエ軍曹が心配していた]
彼女が? 驚いたな。軍曹は私の知る中でも最も冷静沈着な戦士の一人だ
気を抜くことはできない。隊長は戦死しているか、助けを必要としている。どちらにしても、先を急ごう
 [1 - 隊長が死んでいたらどうする?]
確かなことが分かるまでは、救援に向かうのが私の務めだ。クララルダ隊長とその部下は、ラ・ガーダが上陸してきた時は港にいた
隊長は無事灯台に逃れ着いたかもしれない。何とも言えないがな
 [1 - 次は何をすればいい?]
ブロークンコーストの他の地域にも警告を送らなければならない。港を奪還できなかった場合に備えて、ディープウッズに伝令を送りたい
隊長が生きているというわずかな希望にかけて進み続ける。一つ考えがあるんだが、それには協力が必要だ
 [1 - 何が必要だ?]
ヴェリン港から内陸への道につながる門を、ドラブログが守っている。伝令が通れるように敵を追い払って欲しい
道が通れるようになったら、合図の角笛を吹いてくれ。足の速い伝令がディープウッズへ伝言を運ぶ
 [1 - 道を通れるようにし、合図の角笛を吹く? 簡単なことだ]
私と残りの民兵は、ドラブログが近隣を焼き払えないようにする
丘の頂上にある建物の一つに、臨時の作戦本部を設置するつもりだ。伝令が門を出たら、そこで落ち合おう


ヴェリン港の伝令 : ディープウッズへ行くわ! 無事を祈ってて!


エーラン副隊長
民兵だって? 大丈夫か? 彼らを連れて行こうとしたが、ドラブログが…
 [1 - 民兵がいる。彼らが組織したようだ]
彼らを待てなかった。前を走ってたんだ、ずっと前を。我慢が足りなかった。クソ! 隊長が… もし彼女が生きていれば…
[リナーリエ軍曹が指揮を執っている。彼女は今… ヴェリン港の人々を助けに行っている  ]

リナーリエ軍曹
エーラン副隊長は死んだ。理想主義の愚か者… 何とか守ろうとしたけど、彼が守らせてくれなかった
さあ、彼が言ったことを実行しないと。ヴェリン港を解放するの。でもまずは私の頼みを聞いて。彼を殺した奴を殺して欲しい
 [1 - ドラブログの誰が彼を殺した?]
マクハグ族長。ドラブログのリーダーよ。こんなことになってるなんて思いもしなかった。ここに来たときにはもう手遅れだった…
彼はタウンホールにいる。この裏にある焼けていない大きな建物よ
[分かった。彼を探そう  ]  
この剣であの愚か者を始末したいけど、私には出来ない。副隊長に住人達を守ると約束したのよ
民兵を倉庫地区に向かわせる。マクハグ族長が死んだら橋に来て
[任せてくれ。橋で会おう ]      
ドラブログのリーダーを倒したら、このオーク達が街への関心を失ってくれるといいんだけど
くそっ! エーラン副隊長は良いリーダーだった。それにドミニオンに忠実だった。ちょっと熱くなりすぎるところがあったけど。全力を尽くして何とかするつもりだけど彼がいないと厳しいでしょうね
 [2 - [説得] 彼が死んだことで自分を責めちゃダメだ。大丈夫? 気分はどう?]
疲れた。腹立たしい。悲しい… ヴェリン港にいるドラブログとレッドガードを皆殺しにしたい! エーラン副隊長は隊長より10倍リーダーらしかった! 死ぬべきじゃなかったのに
ドラブログは金のためだけにこんなことをしているに違いない。こっちが簡単な獲物じゃないと分かったら、きっと諦める
 [1 - ドラブログが諦めなかったらどうする?]
それなら奴らが去るか、助けが来るまで戦い続ける。ヴェリン港で何が起きたか聞いたら、女王がシルヴェナールとグリーンレディを守るための軍隊を送ってくれる
だから戦うわ。何があっても戦い続ける
 [1 - エーラン副隊長は隊長のことを尊敬していたようだが、あなたは違う。それはなぜだ?]
副隊長が隊長について思っている… 思っていたのと同じ様には思っていない
クララルダ隊長は常に規律にうるさい人だった。それ自体は悪いことじゃない。だが彼女が戦場で部隊を指揮するのにふさわしい人物とは思えなかった
 [1 - どういうことだ?]
何でもない… 全部。よく分からない。ただの印象なんだけど、副隊長が言う… 言ってた通り、ラ・ガーダはあまりにもたやすく上陸してきた
事前に何らかの警告を貰うはずだったのに。いずれにしても、今できることは何もない


ラ・ガーダの使節 : …協定の規約に従うと、〈炎と剣による執行〉とあるが。アルハレン隊長はヴェリン港を燃やすべきだと言っている
マクハグ族長 : ドラブログは利益をもたらす奴らを殺さない!お前の〈船長〉に俺の決意は変わらないと伝えろ!
ラ・ガーダの使節 : 彼は快く思わないだろうな
マクハグ族長 : ハハ! それなら彼は俺や部下の拳を受けることになるな!俺に構うな、犬め! もう吠え声はたっぷり聞いた