2016年11月10日木曜日

舞台は続く 1



エランドラ
ラ・ガーダの悪党たちは、欲しいものなら何だって盗っていいと思ってるの? まったく。奴らに思い知らせてやる!
マグディがやる気を出してくれればね。ああ、彼女の他にも仲間が残っていれば!

 [1 - ラ・ガーダの悪党達? 何があった?]
ありふれた海賊の蛮行よ。〈スティールシュライク〉って自分たちを呼んでたわ。舞台のために上陸したら、急に襲ってきたのよ!
信じられる? それに劇団のほとんどがいなくなってしまった。シュライクはエルフを食べたりはしないわよね?
[「息子達」はどこにいる? ]      
鍛冶場の近くで彼らの叫び声が聞こえたわ。多分あれは猿よ。髭女じゃなくて
ねえ、もしよければ助けて。皆を残していくわけにはいかないわ
[行方不明になっている演者達を探す ]      
スティールシュライクとやりあったことはある? カバナントの地から来たレッドガードの不快なやつらよ。戦争、征服、名誉、その他くだらないことは何でも来いってやつら
良い日が台無しだけど、今日はますます悪くなっているみたい
 [1 - 全員、パフォーマーなのか?]
あなたはダンシング・スクリブ、エルスウェアのこちら側で最も偉大な演劇一座を見ているのよ!
少なくとも、そうだったわ。バラバラになるまではね
 [1 - どんな種類の劇を演じる?]
あら、それを知るためには、私達を手伝って貰わなくちゃね?

マグディ
マグディは昔、優秀なセンチ調教師だったの。でも今じゃセンチはいない


スナエヒルド
悪党の一味ではないようだな? 俺に手を出したら、ボコボコにしてやるからな!
 [1 - 鍛冶場へ向かうんだ。途中で止まるんじゃないぞ]


ヴァナンドゥ
スティールシュライクじゃないのか! 少なくとも、そうは見えない。お前も奴らの襲撃に遭ったのか?
 [1 - 道は切り開いた。鍛冶場まで行くんだ]


カンバーランド
<猿はうれしそうな声を上げた>
 [1 - もう安全だ。鍛冶場まで行くんだ]


エランドラ
みんなほとんど無事のようね。もちろん、サルはまだ行方不明。ここの建物のどこかに隠れていると思う
シュライクがまた集まって、攻撃してくる前に動かないと。やっぱりヴァナンドゥの計画でいくことにするかも
 [1 - 策はあるのか?]
サールは脱出の達人よ。ちゃんとした劇場ならね。ちょっとした煙と炎よりも劇場らしいものって何かしら?
ヴァナンドゥはこの建物の中にバリケードを作ってるシュライクをあぶり出してしまいたいみたい。もしかしたら場所全体に火をつけたいだけかもね。どっちでもいいわ
 [1 - それが一番いい作戦か?]
いいえ。でも今はこれしかない。それにヴァナンドゥの情熱をなんとかコントロールできそうだしね
この油を持っていって。煙を立てるのに必要になるから。サールが近くにいたら、手伝いに来たって分かるでしょう。そうしたらドラマチックな入口を作れるわ
 [1 - あらゆるものに火がついたら、次はどうする?]
次はダンシング・スクリブの出演者達が船に乗って、夕焼けに向かって出航するの! 予定外のお辞儀で拍手に応えるのは、これが最初じゃないわ
街を焼き払ったら、港に見送りに来てね


エランドラ : あのたいまつを見て! 新しい火傷をした友人なんて見たくない。ヴァナンドゥ、私の声は聞こえる?
スティールシュライクの殺人者 : これはどういう意味? 臆病者め。そこで切り刻んでやる!
ヴァナンドゥ : サール、どこにいるんだ?


エランドラ
元の船は使えそうにないわね。あの悪党たちが船を沈めたのよ!
サルを探す時に、シュライクを何人か倒してくれることを期待してるわ
 [1 - 劇団の人は他に誰も見かけなかった]
彼にとって幸運なことに、サルガーが今どこにいるか知ってるの。すごい煙が気になったみたいで、頭を突き出して叫び始めたわ
問題は、どうやって彼のところに行くかってことね
 [1 - 奴はどこに?]
水の向こうを見てみて。サルガーはあの地面が出ているところにいるわ、ここから石を投げられるくらいの距離よ。問題は、辺りにスティールシュライクがうようよいるってこと
彼を助け出せる可能性があるのは、あなただけよ
サルガーが最後に残ったみたいね。はっきり言って、彼がショーでどうやってついて来ているのか分からない
でも観客は彼のことが好きだから、残しているの