ギルドマスター〈あらゆる色を見る者〉
ああ! 川が最高のタイミングで連れ戻してくれたようね。ムゼネルトの冒険の後、大変なものを発見したのよ。過去の出来事が、まだついて回っている
[1 - どういう意味だ?]
幻視よ。アイレイドはモラグ・バルの勢力から逃れ、強力な遺物の残りを隠した。メリックは古代の鍛造所にクリスタルと書を持って行った。彼はそこで再び武器の製作を始めた
[では、合流するのか? ]
その内にね。まず、私とあなたで遠くへ旅をしましょう。滅びた街、アバガーラスまで。そここそ、アイレイドがモルトゥーム・ヴィヴィカスを止めるために向かった場所よ。過去の出来事から、現在直面してる脅威について学ぶでしょう
[いつでもいける ]
カビ臭い遺跡を探索しようと思いついた時、最初にあなたの姿が浮かんだわ。これは褒め言葉よ
[1 - そういえば… クリスタルのことを話していたか?]
あなたが気になるのは当然ね。この前話した時は、ドワーフの遺跡ムゼネルトについて調査していた
古代のクリスタルと書を見つけた。アンデッドの悪鬼から逃れた、アイレイドの兵士達が残したものよ
[1 - そうだ… なぜ急いで遺跡を去った?]
謝るわ。古代の人々がモルトゥーム・ヴィヴィカスについて話しているのを聞いて、今の状況を乗り切る手掛かりが過去にもっとあると分かったの。だから、すぐにでも調査を始めたかったのよ
[1 - 話していた鍛造所についてもっと教えてくれないか?]
私達はアースフォージと呼んでいる。メリックが数年前、仕事中に見つけたの。閉鎖されてからメンテナンスはされていない。遺跡には独自の鍛冶設備がある… そこは、最低の品質の金属さえ力が引き出される
[2 - 敵と言っていたが。どういう意味だ?]
ムゼネルトよ。そこで古代の兵士の幻影を見た。闇の街で起きた戦略攻撃の生き残りたち。アバガーラスはその街なの。モラグ・バルの古代の要塞。その古代の石から何かもっと分かるかもしれない
ギルドマスター〈あらゆる色を見る者〉
アバガーラスの遺跡へようこそ。死霊術師とモラグ・バルの信者の、汚らわしい古代の本拠地よ
[1 - 策はあるのか?]
過去を再び体験するために来た。ムゼネルトでは、生き延びるために逃げ回る兵士の一団を見た。ここアバガーラスでは同じ一団が、落ち着いて統制が取れている。モルトゥーム・ヴィヴィカスについて彼らが知っていることを知るため、一緒に見ましょう
[1 - どうしたらそんなことができる?]
ムゼネルトの後、私は幻視を制御する方法を調査した。オスタランドは、戦闘中にプリズムの武器を装備していた古代の兵士よ。あなたの見ているものは、彼の目を通して見えるもの。そして、私はあなたの目を通して見る
[1 - あらゆる色を見る者、ここから何を知るんだ?]
古代の人々はヴィヴィカスと戦って生き延びた。今、モラグ・バルはタムリエルに同じことを仕掛けようと準備している。はるか昔に亡くなった彼らの勇気で、今生きている人々を救えたらいいと思っている
[1 - では、始めよう]
ギルドマスター〈あらゆる色を見る者〉 : もう少し待って
エンダール
オスタランド、任せるぞ。プリズムの武器を、デロディールの希望を持って行け
ラナスとクラーノはこちら側から扉をつかむ。ヴァラシャと自分は反対側から。陽光がその利き腕を導き下さるように
パロレル女王 : 息子よ、邪魔を入れさせてはなりません。モルトゥーム・ヴィヴィカスの最終段階を維持するには、全てを集中しなければならないのです!
マルヨン王子 : マスターの戦棍にかけて!愚か者め! モルトゥーム・ヴィヴィカスを止めることなどできぬ!
マルヨン王子 : ああ、おやめ下さい! どうか! お許しを!
ギルドマスター〈あらゆる色を見る者〉 : あれはマルヨン王子、邪悪なるアヌマリル王の後継者。ヴィヴィカスを守るために残されたのね
パロレル女王 : クソ! 我が聖なる攻撃が! その命を〈主〉に捧げてやる!
パロレル女王 : この死には何の意味もない! 〈主〉が滅ぼして下さるでしょう!
パロレル女王 : お待ちください。何を? おやめ下さい! 忠実にお仕えしていたのに!
モラグ・バル : 虫けらめ! 貴様は何も成し遂げてはいない。ヴィヴィカスはコールドハーバーへ移す。タムリエルに再び破滅が訪れよう