2016年10月22日土曜日

石のごとく冷たい


アングローン
ズェンの報酬がこれだ! こんなことになるなんて、何も悪いことはしてないのに。クランが呪われているだけなのか

故郷を追い出されて、新たな居住地を見つけたのに、見つかったのは俺らに対して反乱を起こすような土地だけ… 不公平だ
 [1 - 何があった?]
クラン・ドリラダンの者だが、何週間か前に村がアンデッドに襲われたんだ。ここまで逃げてきた俺達は、この場所がちょうど… 捨てられたばかりだと気が付いた。誰もいなかったんだよ
これはちょうどいいと思って居を定めたら、次はあの石人間… ホロウが突然地面を突き破って出てきて襲いかかって来たのさ!
[クランの人々は今攻撃を受けているのか?]      
ああ! 俺達は戦いには慣れてる。だがこのホロウは… 阻止しようがない。一体倒したら、すぐ次のが出てくる
あんたが見た目どおりの腕利きなら、お願いだ。インダナスがまだ奴らを追い返そうと頑張ってる。彼女には助けが必要だ… それも大至急!
[では行ってインダナスを探してみる ]      
イフレがお前を送り込んだのではないかと思った。そうじゃないといいが
このホロウのせいでよそへ行くことになるなんてごめんだ。この土地を守らないと。他に行く場所なんてないんだから
 [1 - 一族はもともと、どこに住んでいたんだ?]
北のドリラダン峠だ。一族は長老が物心つく前からヴァレンウッドのその辺りに住んでいた
アルトマーがやって来てマーブルクを作ったのはつい最近のことだ。だが我々は居座り続けた… 何百もの死者が訪れるまで
 [1 - アンデッドはどこからやって来た?]
さてね。奴らは今、はるか後ろにいるんだ、知るもんか
やっと新しい故郷を見つけたんだ。何としてでも、ここを守らないと


インダナス
あら! あなたが肉と骨でできているなら、友達と呼ばせてもらうわ。この悪鬼、ホロウは樹の従士とたくさんの者を殺した…
奴らは何なの? どうしたら排除できるの? 助けてくれる?
 [1 - 手を貸すのはいいが、こっちも同様に事情を知らない]
そうだと思ってた。私たちにはっきりとわかっているのは、あの石野郎が地面から出てきているってことだけね
あいつらの穴を崩壊させてやろうと考えてるんだけど。その間、誰かに守ってもらわないといけない。やってくれない?
 [1 - できる。どこに行くのかを教えてくれればいい]
穴のあるところに行くのよ。あいつらが出てくる大きい穴がいくつかあるの。穴を崩すことでホロウを完全に止められなくても、時間を稼ぐことはできるかもしれない
それもダメなら… 少なくとも、戦って倒れることはできる! 先に行って
クランはもう十分に悲惨なことを経験してきた。故郷を失い、今度は樹の従士まで。全く。ここには再出発するために来た。ホロウに邪魔させるものか!
 [1 - 他の場所を探して、そこに定住したらいいんじゃないのか?]
例えばどこに? 街に引っ越せって? マーブルクに移り住めとでも?
あり得ない。私たちは真なる樹液の民で、ヴァレンウッドに住む者よ。これまでも、そしてこれからも



インダナス : それで速度も落ちるはず。急ぎましょう。クランの落ち着き先まで行かないと!


ホロウの見張り : お前が幼き森に入ることは許されぬ。今すぐ立ち去れ。さもなくば、その報いを受けさせる!
インダナス : 新たな故郷は死守するわ! 戻って来なさい、この石くれ野郎!


ホロウの見張り : 話をしよう。私なら、ここで何が起きているのか説明できる

インダナス
彼は今すぐあなたと話したいみたい。森の健全性とか指示についての戯言をね
他のボズマーと同じようにグリーンパクトを尊重してるけど、彼が言ってるのは全く別の事。耳を貸さないで

ホロウの見張り
あなたは、このボズマーより聞き分けがいいだろう
この地は禁じられている。彼らをここに定住させるとヴァレンウッドの状態が悪くなってしまう。もしここを去らなければ、森に追放するぞ
 [1 - 事態を丸く収める方法は他にないのか?]
他に選択の余地はないな。ここの住民は立ち去らなくてはならない
望んでやっているのではないし、自ら進んで誰かを傷つけるつもりもない。彼らをここに住まわせてもよいのだ。しかし、この命令は自分たちで決めたものではない。我々が創造された時に、植え付けられたものだ
 [1 - 誰に命令を植え付けられた?]
分からない。自分たちはさまよえる王に造られた。きっと彼の命令だろう。そうでなかったら森からだ
とにかく、自分がここにいるのは、この地域に誰も定住させないためだ。それが我々の唯一の存在意義だ
 [1 - じゃあ、本当に行き詰まってしまった]
あなたとボズマーには、これは私たちが望んだものではないということは強調したい。そしてこれに喜びを感じているわけでもないんだ。ただ、上には逆らえないんでね
これを避けるたった一つの方法は、私たちを破壊することだが、とても困難なことだ
 [1 - つまり消滅できるのか?]
その通り。私を消滅させることで、この地域の全てのホロウを効果的に無害にすることができる
自分を守りたいという願望はない。だが、そのような行動がヴァレンウッドに取り返しのつかない被害を及ぼすことは知っている
 [2 - このことをインダナスと話し合う必要がある]

インダナス
さまよえる王に会ったことはないけど、彼は無実のボズマーを無差別に殺す怪物をたくさん作ったりはしない
どちらにしても、もう十分な犠牲を払ってる。私達はここに留まるわ。それが死を意味するとしてもね
 [1 - クラン全体がそう感じていると思うか?]
いい? この石の悪鬼を正しいと認めたら、ここから立ち去らないといけなくなる。クランの落ち着き先に戻って、採決を取るわ
でも、一つ警告しておく。ドリラダンはヤワな集団ではない。戦うことを選ぶと思う
 [1 - そのリスクを負う必要がある。ここに住み着くことは許されない]

ホロウの見張り : 行け。立ち去るよう他の者を説得するんだ
インダナス : こんなこと、すべきじゃなかった。クランは間違いなく戦いを望むわ
ホロウの見張り:感情はないけど、彼女の計画は自然で有益だということはわかるよ。だけど、今はもっと大きな問題がある。そうしなければならない


インダナス : 採決の結果、クランは残るって決めたわ… 裏切り者を倒すこともね!


ホロウの見張り
死はいつも悲惨だが、自然のサイクルで最も重要だ。何かが朽ちることで、ほかが生き延びる
今回のケースがそれだ。ボズマーの死を悲しむだろうが、あなたがヴァレンウッドを救ったことをわかってほしい
 [1 - 選択の余地は与えられなかった。足を踏み入れた途端に攻撃してきた]
それが彼らの結論だろうと分かっているし、そう思っていた。ここに定住しようとしたのは彼らが初めてではないし、悲しいかな最後でもないはずだ
できることなら今後は話し合いで、平和的に立ち去らせたいものだ
 [1 - ホロウはこれからどうするんだ?]
我々には目的というものがない。したがって、見張りに戻ることになるだろう。我々は指示により、再び行動を起こすに値する状況になるまで休眠状態に入る
私には感情がないが、記憶はある。あなたのことや、あなたがヴァレンウッドを守るためにここで何をしたかを忘れはしないだろう        
休止状態の時はたまに夢を見るよ。夢の中では、ボズマーとこの地を立て直すという別の目的があるんだ。いつかそんな日がくればいいな