ザルクセスは私に恨みを持っているに違いない、さもなければこれは冗談よ
私に防衛の仕事をさせるなんて能力の無駄遣いだと言ってきた。危機に直面した今こそ私の力が求められているのに、情けないくらい役に立たない!
[1 - 何が問題だ?]
忌々しいシーエルフ達が攻撃してきたのよ! 聖域と洞窟の両方にね。ここがどんな場所か知ってるんだわ
この真上にある池には数世紀前からシーサーペントが封印されていたの。だけどマオマーの魔術師がその封印を破ってしまったのよ!
[封印を修復する方法はないのか? ]
分からないわ! この封印が血の魔法で作られたってことしか解読できていないの
マオマーを始末して、その生命力でブラッドルーンを満たせば封印を修復できるはずよ。でもそれだけじゃないみたい。もっと詳しく調べさせて
[調べておいてくれ。その間にブラッドルーンを手に入れて封印を修復する ]
これがうまくいったら、神に謝罪しなくてはならないわ。ブラッドルーンを満たして、それを三つの封印に使う
その後は、呪縛の池。できれば、それまでにこれが分かるといいんだけど。池の門のところで待ってるわ
[1 - いくつか質問がある]
じゃあ聞いてちょうだい。でも急いでね。サーペントが解き放たれてしまったら、ヴァレンウッドの西海岸は全て破壊されてしまうわ。ウッドハースも含めてね
[1 - 封印について他に何か知っていることは?]
封印というのは、実は小さな貯水池なの。イレイン、ラロス、そしてヴァリーア。サーペントを拘束するために命を犠牲にした者たちの名前がつけられているわ。私が知っているのはそれだけ
あの魔術師がどうやって封印を破ったか、そして、ブラッドルーンが本当に封印を修復できるかはわからないわ
[1 - なぜ彼らはサーペントを拘束したんだ? なぜ殺さなかった?]
私が読んで知ったことからすると、殺すのは不可能かもしれないわ
あれは普通のシーサーペントじゃない。文献では〈グレートサーペント〉と呼ばれているの。それが何を意味するのかはわからないけど、どうやらここに拘束してしまうのが、あれを止める唯一の方法みたいね
[1 - あのマオマーの魔術師について知っていることは?]
強い力を持っているってことしか知らないわ。斥候たちが近づいてきたとき、彼は腕を一振りするだけで、みんな灰にしてしまったの
それに、あいつはこの場所について以前から知っていたんじゃないかと思う。封印についても… そしてサーペントについても、たぶん調べてあるんじゃないかしら
[1 - サーペントを解き放つことが、マオマーにどんな利益をもたらす?]
これも予測の範囲を出ないけど、マオマーはかつて、ああいう怪物に命令することができたって読んだことがあるの
そんなこと考えるだけでも身の毛がよだつけど、もしマオマーの魔術師たちがそういう魔法を再発見したとしたら、どうなると思う?
[2 - ブラッドルーンはどこで手に入れた?]
偶然これを持っていたんじゃないかって言いたいの? 違うわ。私がこの文献と一緒に見つけたの。これが何かを知ってたことは、ちょっとした自慢なのよ
ブラッドルーンに関しては相当いろいろ読んだから。ちょっと病気なくらいにね
これがうまくいったら、神に謝罪しなくてはならないわ。ブラッドルーンを満たして、それを三つの封印に使う
その後は、呪縛の池。できれば、それまでにこれが分かるといいんだけど。池の門のところで待ってるわ
女司祭センデル : 上手くいった! やったのよ! 信じられない!
女司祭センデル
あれを見た? 私たちが呪縛の池へ行くのを阻止するために、マオマーの魔術師がこの扉の障壁を作動させたわ。でもどうやってそれを壊せばいいかが分かったの!
あなたの方はどう? 封印を修復した?
[1 - ああ。封印は修復された。他には何をすればいい?]
呪縛の池に行って、エネルギーを送り込んで再びサーペントを拘束する必要があるわ。読める文献は全て読んだけど、これは古くて、予測のつかない魔法なの。うまくできるかどうか、自信がない
それにあのマオマーの魔術師がいるとしたら… どう考えても私には、あいつを倒すことはできない
[1 - 魔術師は何とかしよう。大蛇を拘束してくれ]
わかったわ。魔法がうまくいって、あなたがマオマーの魔術師を倒すことができたなら… もう一つ、あなたにやってもらわなくちゃならないことがあるの。私が声をかけたら、ブラッドルーンを使って最後の封印を起動させて欲しいの。それで全部よ
よし、行きましょう!
女司祭センデル
イフレの骨にかけて! 一体あの男は何をしているの? 止めなくては! 急いで!
今から再拘束の呪文を唱えるわ。あの魔術師をなんとかして!
女司祭センデル : 今よ、ブラッドルーンを最後の封印に使って! 急いで!
女司祭センデル
ズェンのご慈悲よ! やったわ! サーペントはまた封印された!
まずは、神をずっと疑っていたことを謝らないといけないわね。それから、防衛の仕事が自分の実力に見合わないなんてもう言わないって約束する! 絶対にね!
[1 - 他のマオマーは?]
できる限りのことはやったはずよ。あなたは本当に強いわ。少なくとも私よりはね。あなたはもう戦う準備ができてるみたいだけど、私は少し休ませてもらうわ
頑張って。あなたがいれば、マオマーの件はすぐに片付けられるはずよ。多分ね
最初はこの野蛮な魔法と封印が全く訳の分からないものに見えたけど、今はどうやって作用するのかが分かった気がする
ここを離れる前に、ちょっと調べてみるわ