2016年10月29日土曜日

峠の奪還 1


アイレン女王
ずっと忙しそうね。いいわ、とても
その手紙は私宛?

 [1 - シレンウェ大隊長とファリエルより、最新情報の詳しい報告がある]
そう、噂は本当だったのね。ペリディル…
葬ってくれたことは良かった。代わりに貴方が消耗していないと良いけれど。ペリディルは舞台から姿を消し、その行いはヴァレンウッド中に知られている。まだまだ仕事が残っているわ


サランディル隊長 : 陛下! アンデッドはドリラダン峠に集結しております! 一体のリッチ・ロードが指揮しており、その身には王家の紋章が…
アイレン女王 : ナエモン… ああ… 少し時間をちょうだい… 今は話せない

サランディル隊長
それは本当か? ナエモン王子が死から蘇り、ヴァレンウッドを腐敗させて報復しているのか?
神よ、どうかお助けを! それが本当なら大変な問題だ。アンデッドが街の門の外にいるなら、すぐにでも行動しなければ
 [1 - ナエモン王子が彼らの指揮を?]
いや、リッチロード… その… ナエモンは早い時期から死者を率いていたが、その後その地を離れたのだ
だが彼の足取りを追う前に、我々はまず街の門からアンデッドを追い払わねばならん
[手伝えることはあるか? ]      
取り急ぎドリラダン峠に向かってくれ。彼らは間違いなく貴殿の協力に感謝するはずだ。街の門のすぐ外にいる斥候カタニーを探せ。彼女は我々の守備の連携を図るため尽力してくれている
私は女王に何かを求められた際に備え、ここに残る
[ではカタニーを探しに行く  ]      
アルドメリの光が貴殿を導き、この悪夢が早く収まらんことを… そして、苦しみが最小限でありますよう

アイレン女王
ペリディルに脅かされないことは嬉しいけど、マグナスの杖はまだ見つけられない。でも、貴方には別の任務があるの
北からアンデッドが襲来している。ボドリングと配下のヴァインダスクが戦線を支えているわ。マーブルクで彼の軍と合流して


斥候カタニー
これまでずっと兵士をやってきたけれど、これほどひどい事態は見たことがないわ。ナエモン王子? アンデッドの軍隊?
カモランがヴァインダスクのレンジャーを送ってくれて幸運だった。ドミニオンの軍隊だけで街を守るには、人手が足りなかったからね
 [1 - 手伝いに来た。何をしたらいい?]
ヴァインダスクと話をして。ここで指揮を執っているのはボドリングよ。今やるべきことを一番把握しているはずだわ
神々のご加護がありますように。神々が我々全てをお守りくださいますように      


ボドリング
ここはますます大変になってきている。生きた兵士たちが倒れて、死者の軍勢が数を増やしている。この調子だと、明日の夜明けまでにはみんな反対側で戦うことになる
そして、さらに悪いことがある
 [1 - 一番の問題は?]
ナエモン王子だ。誰かがその死体を利用し、可哀想な彼を蘇らせたのだ。だが彼は生前と違う… アイレンが言っていたような勇者の面影がない
彼は今や悪そのものだ。そして彼こそがアンデッド軍を率いている張本人なのだ
[彼がここを攻撃する理由は? ]
手掛かりはない… それにそんなことを心配している場合でもない。重要なのは生者であり、死者ではない
〈たてがみ〉アックズ・リと数人の兵士が、北にある古い商人のトンネルで立ち往生している。様子を見てきてくれないか
[そのとおりだ。やってみよう ]      
困っている兵士がいたら助けてやってくれ。倒れた奴は… 継承者は私たちと戦うために彼らを起こすだろう
だが一番重要なのはたてがみを生き残らせることだ。彼がここで死ねば、ドミニオンにとってもう一つの打撃となる
 [1 - ナエモン王子は今、どこにいる?]
知らない。自分では見たことがないんだ。だが、どれだけ多くの兵士が森から逃げてきたか分からないくらいだ。みんなおびえて、うろたえ、ナエモンについてつぶやいていたよ
彼らの独り言を聞いていたら、王子が… つまり彼がなったものが… いたるところにいるって言っていた
 [1 - 戦死した兵士たちをアンデッドとして蘇らそうとしているのは誰だ?]
つい最近、ナエモンが彼らを率いていたが死んだと聞いた。それから、それは真実ではなかったと、彼が英雄だったということを聞いた。今はもう何を信じたらいいか分からないよ!
 [2 - たてがみはどうして立ち往生することになった?]
シルヴェナールが死んだ後、たてがみは哀悼の意を伝えに来た… それとヴァレンウッドへの支援を
それがこの混乱の始まりだった。彼は古い商業用トンネルに偵察隊を連れて入っていったが、遮断されてしまった。全員が殺された可能性もある