たてがみアックズ・リ
門のところでずっと続いていたアンデッドの騒ぎもやっと終わった。お前は門を通り抜けてきた。生きた新顔が来てくれて良かった
アックズ・リは、お前が手伝いに来てくれたと考えていいんだな?
[1 - そうだ。あなたが安全なところまで行く手助けをしにきた]
それはいいぞ。とてもいい。つまりトンネルは通れるんだな? アックズ・リはこの恩を永久に忘れない。これでマーブルクに戻って、トンネルを守るために援軍を送れる
それより遥かに大きな問題は、アンデッドの攻撃を誘発したものが何かを探ることだ
[1 - ナエモン王子がアンデッドを率いていると聞いたが]
そう。アックズ・リはこの目で王子を見た。だがあれはもうナエモンではない。闇の力によって復活させられ、支配されている
それにしても、アックズ・リには理解できないことがある。王子は自分の軍に攻撃を命じておきながら、姿を消してしまった
[1 - 奴はどこに?]
誰も知らない。だがマーブルクを破壊するのが目的なら、王子はここに残ると考えるのが普通だな?
だがそうはしていない。王子は何か別のことを計画している。その計画を明らかにしなければ。お前が有能なことは明らかだ。この任務を任せるべきだと思う
[1 - 分かった。何から始めればいい?]
インデニールに相談するんだ。彼はこの問題について以前から考えている
アックズ・リは警告しておく。インデニールはボズマーとしてさえとても変わっている。だがアックズ・リは、自然についてあれほど知識を持つエルフには会ったことがない。来い。紹介させてくれ
[1 - 分かった。それでいい]
たてがみアックズ・リ : インデニール、トンネルがようやく片付いた。アックズ・リはマーブルクに戻り、この地を固めるために兵士を送る
インデニール : ああ、確かにそれは分かる。おそらく最初から、私が峠に行ってナエモンがアンデッドに攻撃を命じた理由を調べた方が良かったんだろう
たてがみアックズ・リ : ああ。2人で行ってほしい。ナエモンが何を企んでいるのか突き止めて、マーブルクまで報告してくれ。全て自分だけでやろうとするんじゃないぞ… それにもちろん、輝く月の光が道を照らすよう、祈らせてもらおう
インデニール
たてがみの気持ちをありがたく思う… それにドミニオンの支援も。しかし結局、ヴァレンウッドを守るのは我々の責任だ
シルヴェナールが死んでからアイレン女王は借りができたと思っているようだが、我々ボズマーは無力ではない
[1 - 馬鹿にしているような口ぶりだが、違うのだろうな]
もちろん、馬鹿になどしていない… 君の助力には感謝している。私一人でやれないのは確かだ。ただ、全軍で森の中へ向かうのは間違いだと考えているだけだ
とにかく来てくれ。ぐずぐずしてはいられない。影の本当の目的を見つけ出すんだ
[1 - 「影」というのはナエモン王子のことか?]
そういう単純な話ではないのだ。影はナエモンの姿を宿している。ナエモンの記憶の一部も保っているだろう。しかし今では別の存在であり、別の目的を持っているのだ
影はアンデッドだ。奴の意図を知るためには死者に尋ねなければならない
[1 - どうすればいい?]
ドリラダン峠は古い。多くのボズマーがここで死に、その一部はいかなる魔法によっても復活させられない。彼らはグリーンパクトを侵害した、呪われた魂だからだ
私と一緒に来てくれ。彼らと意思疎通を図ってみよう。もしかすると、彼らは影が本当は何を企んでいるのか知っているかもしれない
[2 - 彼らはどのようにグリーンパクトを侵害した?]
ああ、方法はいくらでもある。木を切り倒したのかもしれないし、野生の木の実を食べたのかもしれない
善意からそういうことをする場合もある。しかしヴァレンウッドは容赦しない。パクトを破ったら、彼らはこの次元を去ることができなくなる
[1 - アンデッドとして復活させることもできない?]
無理だな。彼らは自らの死体に繋ぎ留められていて、死の世界に入ることも、生者の世界に戻ることもできない。それゆえ、彼らは生者と死者に起きる全てのことを見届ける存在でありながら、そこに参加することはできないのだ
さあ来てくれ。彼らがナエモンについて何を知っているか聞いてみよう
[1 - 分かった。では行こう]
インデニール : あまりにも長く地下に居すぎた。森に戻るのが待ちきれない
インデニール
運が良かったな。地元の野生動物のほとんどはアンデッドから逃れたが、まだホタルがいた
ほとんど知られていないが、ホタルは森で最も知覚の鋭い生物だ。素晴らしいんだよ
[1 - それが何かの役に立つのか?]
この中の誰かに頼んで、君を呪われた死者たちの死体まで案内してもらおう。頭蓋骨とかそういうものを見つけたら、石のテーブルまで持っていってくれ。私は彼らと話ができるように準備しておく
私を信じてくれ。きっとうまくいく。すぐにわかる
[1 - そこまで言うなら]
インデニール : この者と話せるかどうか確認しよう
インデニール : 来たまえ、小さき者よ…後をつけて頭蓋骨を見つけたら、石のテーブルで会おう
インデニール:頭蓋骨が置かれたら、彼らと話して知っていることを聞き出そう
インデニール : 石のテーブルはパクトに背いたボズマーが裁きを受ける場所だ。彼らがそのことを覚えているか、確かめるとしよう
インデニール : 罪の宣言を受けた者よ。聞くがいい。解放されたいなら、なぜ死者が蘇ったのか話せ
スラウルの頭蓋骨 : ハッ! 解放など必要ない。ナエモンの影こそ新たな時代… 我らが復権する時代の予兆であり、貴様は裁かれる側の一員なのだ
エスリルの頭蓋骨 : 待って、どうやって知ったの? 影は本当にあなたに話したの?
スラウルの頭蓋骨 : そんなはずはない。森が形を変えたら、それ以降は誰がシャドウウッドに住むと思う? 我らだ!
インデニール : ナエモンにはお前たちを解放する力はないが、私にはある。力を貸せば自由になれるぞ
オリオンの頭蓋骨 : その愚か者に耳を貸すな。影は森を腐敗させることを、新たな王国… シャドウウッドを創造することを求めている
インデニール
こんなことじゃないかと疑っていた。これで説明がつく。ナエモンの影は破壊しようとしていたんじゃない。変化させようとしていたんだ。影の裂け目を急いで塞がないと
でも、まずは彼らの魂を解放することを約束した
[1 - 本当に彼らの魂を解放できるのか?]
簡単ではないが、約束したからな
私は判決を実行する。誰を解放するかを決めるのは、君がやるべきじゃないかな?
[1 - 彼らと話してこよう]