2016年10月5日水曜日

ブラッケンリーフのブライア 2


グララス
じゃあ、マスターたちの話を聞いたのね。蛇、虎、狼… これらは狩人の霊魂よ。それぞれのブライアはこの中のどれかひとつの力を持つの。まだブライアに参加することに興味がある?

 [1 - ああ。ブライアになりたい]
次の試練はそんなに簡単じゃないわ。あなたに心と体を捧げるように求めるものよ
海岸の近くにあるカエルの洞窟に向かいなさい。赤く珍しいカエル、ファリネスティののぞき屋が葦の中に住んでいる。一匹捕まえて食べなさい
 [1 - カエルを食べる?]
そう、生きたカエルをね。カエルを食べることで、見たこともない森を目の当たりにすることができる。旅が始まれば、森の精霊が導いてくれるでしょう
 [1 - 分かった。赤いカエルを捕まえたら、生きたまま食べる]
もしあなたの周りの世界が変わるように見えても怖がらないで。それは、森の本性を明らかにするためにファリネスティののぞき屋が持つ特性なのよ。でも気を付けて。森の本性はひどく危険よ



スプリガンの霊魂 : 話しておくれ。恐れなくていい

スプリガンの霊魂
心配は要らない。私は友人だ。ピンと来ないだろうが、それが普通だ。じき慣れる
グララスがここに人を送るのは久しぶりだ。エリンゴルが死にかけてから、彼女はより警戒心が強くなっているから
 [1 - グララスを知っているか?]
グララスと彼女の前に何人もいた。この場所は私がブラッケンリーフの枝から切られ生を与えられた時は、まだ新しかった。気分はどうだ? 進む準備はできてるか?
 [1 - 準備はいい。何をしたらいい?]
ブラッケンリーフと話す時がきたか。彼のみが、お前がブライアとして彼に仕える価値があるかどうか判断できる。
この林の中心にいる彼を見つけなさい。彼の意志により、また会うことがあるかもしれない


ブラッケンリーフ
<木の中からゴロゴロという低い音が鳴り響いている。いびきの音に似ている。>
 [1 - すまない。ブラッケンリーフか?]
ん? 何? もっと大きな声で話してくれないと。昔に比べると聞こえにくくなって。初めからあまりいいものでもなかったが。耳がないからね
 [1 - ブラッケンリーフのブライアになりたい]
おお、ブライアに? ブライアは内に私の心臓を持っている。命を懸けて守っているんだ。私のような老木を守るには、代償が大きすぎるがね
教えてくれ、なぜブライアになりたいんだ?
 [2 - 常に新しい知識と経験を探し求めている]
いいだろう。この森にはまだまだ発見されていないものがたくさんあるはずだ。カエルを食べ、木に話しかけたことはないだろう?もちろん、見つけたものすべてが安全なものだとは限らない。
では準備はいいか?
 [1 - そうだ]
いいだろう。狩人の霊魂についてはグララスから聞いているな
まず、どれが君に最も合っているか決めてもらおう。蛇の秘密の目的、虎の断固たる決心、そして狼の仲間意識
 [3 - 虎]
容赦はしない上に強い、虎は獲物を執拗に追い回し、その時が来れば迷いもなく獲物を取り押さえる。虎の獲物は蛇だ。虎のようになるには、虎の獲物を狩るのだ


スプリガンの霊魂
ブラッケンリーフは喜んでいるが、これで終わったわけではない。各狩人は他の狩人の獲物でもあるのだ。狼は虎を狩り、虎は蛇を狩り、そして蛇は狼を狩る。自分の獲物を狩るだけでは不十分。自分を狙うものよりも強いことを証明する必要もある、ということだ
 [1 - どうすればいい?]
お前の守護動物の祠が森の端に建っている。かがり火をつければ、肉食獣が現れる
準備をしておきなさい。お前が獲物を追跡したように、肉食獣も死の準備をして追ってくる。終わったらブラッケンリーフに戻るといい


ブラッケンリーフ
おお。追うものと追われるものの役割がいかに入れ替わる可能性があるかは、理解できたな。餌物の後をこっそりつけていたら、自分を狙っているものに出くわす。
ブライアの一員になるまであと一歩。これが最後の試練だ
 [1 - 最後の試練は何だ?]
すでに言ったとおり、ブライアは私のガーディアンだ。彼らは私の心臓をよそ者から守っている、どんなことをしてでも心臓を盗もうとする敵からね
 [1 - よそ者とは?]
君がよそ者だ。
最後の試練は、幹の中に入り、心臓の炎に触れることだ。マスターたちが交互に戦いを挑んでくる。全員を倒せば、ブライアの一員になる力があると証明される
 [1 - 待った。私がよそ者?]
狩る者が狩られるということは知っているだろう。同じように、どのブライアも最初はよそ者だ。属さぬ者よ。死ぬか、最後の試練をクリアしブライアになることで、よそ者ではなくなる。
準備はいいか?
 [1 - 準備はできた]



ブラッケンリーフ
私の心臓の炎はいま、君と共にある。名誉と共に、誇りを持ってこの森を守ってほしい。
これで君をグララスへ返せる。ブライアへ新しく入った君に、祝福を与えよう。幸運を。いつでも森に戻って来い


グララス
戻ってきたのね。教えて、何を見たの? ブラッケンリーフと話した?
 [1 - 獲物を狩り、肉食獣と対決し、ブラッケンリーフの心臓から炎をとった]
皆の幻視は少しずつ違うけど、全員が心臓に触れ、よそ者の役割を経験するの
マスターたちを負かすほど強いと証明された時、あなたはよそ者ではなくなる。ブラッケンリーフが、あなたに心臓を捧げるのよ
 [1 - マスター・ブライアに何があった?]
あなたが戦ったマスターはすべて幻よ。でも実体が持つすべての力を使って戦ったの
教えて、どの獣を選んだの?
 [1 - 虎]
虎の祠に行きなさい。かがり火のところでお祈りして、ブラッケンリーフのブライアの祝福を受けなさい。それが終わったら、最後の入門の儀式を受けに、私のもとへ戻ってきなさい


グララス
あなたは神の祝福を受けているわね
ではあなたを私たちの家族、ブラッケンリーフのブライアに心から歓迎するわ。あなたが全ての狩りで成功しますように。そして偉大なる木が、あなたを葉が生い茂る枝の陰で守ってくれますように
 [1 - ありがとう]
あなたならいつでも歓迎するわ。虎の祠を見つけたら、忘れずにブラッケンリーフの祝福を受けるのよ
おめでとう。あなたはこれでブラッケンリーフのブライアの一員よ。ここへの出入りは自由だけど、あなたの行動は全て私たちに返ってくる。私にあなたを狩らせないでね