ウタ・テイ : 来てくれて本当にありがとう。不満の声ばかりね。でもここを故郷にするには、ドミニオンを受け入れるしかないのよ
スリム・ジャー : 尻尾を振る愚か者め! 奴隷用の檻に閉じこめられても無視しろというの? ウッドエルフの神でも信じて、頭をやられたのね
ウタ・テイ : スリム・ジャーは私達に子供を与えてくれる。ドミニオンとの和平が、唯一の道よ
スリム・ジャー : あなたが木に囁きかける間、ドミニオンは枷をはめる手首の太さを測ってるの!
指無き者 : スリム・ジャー、何を言ってるんだ?
スリム・ジャー : ウタ・テイ、あなたは私達からヒストを遠ざけようとしている。異端者としてあなたを裁きます!
指無き者 : スリム・ジャー、やめろ!
スリム・ジャー : シシスを称えよ!
指無き者
スリム・ジャーが怒っていたのは知ってたが、ウタ・テイを殺したのか? どうかしている…
[1 - スリム・ジャーはなぜこんなことをする?]
彼女の話を聞いていなかったのか? 彼女の怒りは頂点を超えたんだ。怒りで彼女の良心に穴が開いた
ウタ・テイの殺害は、重要な計画の一部に違いない
[1 - どういう意味だ?]
スリム・ジャーはかつて、シャドウスケールと呼ばれるブラック・マーシュ一帯で恐れられていた、聖なるアサシンだった。ウタ・テイを葬ったのは合図だ
彼女の狩人は、次に起こることに備えて待っている。彼らは死ぬまで戦う。私達もそれ以上に戦わなければならない
[1 - スリム・ジャーの狩人を殺すのを手伝ってほしい?]
ドミニオンの兵士が殺されれば、私達が被害を受ける。そうなる前に彼らを殺さなければならない
恐れることはない。呼ばれ来たりし者が、彼らの追跡を手伝ってくれる
[1 - 呼ばれ来たりし者とは誰だ?]
小さなグアルがお前の足元で匂いを嗅いでいる。心配ない。お前のことが好きなようだ
スリム・ジャーの狩人がいないか、浜のキャンプを調べよう。信頼できる仲間を集めて、森のキャンプも調べる。グレイマイアの西にある古い海食洞で落ち合おう
[1 - 分かった、そこで会おう]
急がなければ。もしスリム・ジャーの狩人がドミニオンの兵士を攻撃したら、私達は終わりだ
[1 - 呼ばれ来たりし者はどうやってスリム・ジャーの狩人を探すのを手伝ってくれる?]
私があの子を狩りと仕事ができるように鍛えた。狩人のにおいを知っている。近くにいたら、喜んで狩人のもとに連れてってくれるだろう。狩人は? 喜ばないだろうな
グレイマイアの狩人 : マザー・ライトニングは止められないわ。シシスを称えよ!
指無き者
お前はまだ息をしている。いいぞ! 呼吸をするのはいいことだ
スリム・ジャーは海食洞に潜っている。彼女はマザー・ライトニングを支配しようとしているんだ。もしこれがうまくいけば、ドミニオンの兵士に勝機はない
[1 - マザー・ライトニングとは何だ]
歯に稲妻がある巨大トカゲがワマスだ。マザー・ライトニングは卵を産み、孵化するまで育てる。そのトカゲは普通のトカゲの倍の大きさだよ
言いにくいんだが、スリム・ジャーを殺す時に、あのトカゲも始末してほしい
[1 - なぜこれをしてほしい?]
私はかつて、スリム・ジャーと同じシャドウスケールだった。私にとって、承認なしに彼女を殺すのは完全な背教だ。これまで夜母を怒らせることなく生きてきた。今更そんなことはしたくない。だが、我が友である熱心な歯は、そんなことに縛られない
[1 - 熱心な歯はグアル?]
ああ。狩人の脊髄を噛んでいるのがそうだ。彼女はすぐに興奮する!
私は村に戻って、ワマスを追い払ってくる。マザー・ライトニングが危険にさらされていると知れば、グレイマイアに押し寄せてくるかもしれない
[1 - 分かった、スリム・ジャーとマザー・ライトニングは引き受ける]
幸運を祈る、友よ。熱心な歯が一緒なら、そんなに多くの問題は起こらないだろう
[1 - シャドウスケールとは何?]
影座で生まれたアルゴニアンは特別なんだ。生まれてすぐに引き取られ、アサシンとして鍛えられる者もいる。われわれはシシス神に従い、彼の妻を通じて殺しの許可を得ている。〈私たち〉、ではないな。もう昔の話だ
[1 - なぜ去った?]
スリム・ジャーと私は、この部族の解放者として来た。だが一人のアルゴニアンを逃がすと、ダークエルフが十人のアルゴニアンを拷問した。これ以上、民に傷を負わせたくなかった
部族が追放された時、私は守護者として残った。だがウタ・テイを守るには鈍かった
戻ったか! スリム・ジャーを止めたんだな?
ああ、何てことだ。熱心な歯は生き残れなかった。違うか?
[1 - 彼女は戦闘で死んだ]
そうか。熱心な歯が… 寂しくなるな
だが、悲しんでる暇はない。将校パルウィネルが、私達に対してしびれを切らしてきている。お前が水を静かにさせたら、私達のことも放っておいてくれると思うか?
[1 - なぜ私にあなたの部族の代わりに話してほしいんだ?]
他の誰も彼女と話そうとはしない。戦いのことが彼女に知られてしまうのではないかと恐れ、沈黙を守って私に任せるつもりだ。私は嘘をつくのが下手なんだ! 私がウタ・テイとスリム・ジャーの不在について、彼女を騙せるはずがない
[1 - 何があったか、嘘をつけって?]
部族が故郷から追われることだけは避けたい。彼らも… 私達も… グレイマイアに希望の光を見た。それが、スリム・ジャーの馬鹿な行動のせいで奪われてしまうのは許せない
良かったら、彼女に何を言うのか教えてくれないか?
[1 - 正しいと思ったことをする]
好きなようにするといい。お前が正しいと思うことが、私達にとっても最良の選択肢となるように祈るだけだ
将校パルウィネル : とにかく落ち着いて。まだ何も決まってないのよ
ゆっくりとした尾の者 : やっぱりな。ドミニオンは私達をグラーウッドから追い出すつもりだ!
将校パルウィネル
浜辺での戦闘の音を斥候が報告してきた。これで私も行動せざるを得なくなる。もし私がこれをすぐに説明できないなら、上官の耳に入って最悪の事態を想定されてしまう
グレイマイアで何が起こっているのか、教えてほしいの
[2 - [嘘]狩人が少し前に争っていた。あなたの偵察隊が聞いたのはそれだろう]
ここにはもう狩人がいないわ。ウタ・テイやスリム・ジャーも見てないし。衛兵たちも街から出ようとした人はいないと言っていたし、彼らはどこにいるの?
[1 - [嘘]深い海で釣りをしようと話しているのを聞いたよ。ボートに乗っていったのか?]
そう。彼らが戻ったら、話がしたい。しかし今は報告書には書かないわ
先ほど話していたことだけど… ドミニオンが彼らを恐れる心配はないというのは本当なの?
[1 - ああ、確かだ]
私の報告に必要なのはそれで全部よ。上官達は喜ばないだろうけど、いずれこの案を受け入れられるようになるはずよ
事件の真相を明らかにしてくれてありがとう。一ヶ月以内に、あの悲惨な木のバリケードが取り壊されることを祈ってるわ。この部族がグレイマイアを故郷と呼べて安心したわ。もしメンバーの約束を守れないなら、ドミニオンに何の意味があるの?
将校パルウィネル : グレイマイアのアルゴニアンに告ぐ! ドミニオンの一員になると誓うのであれば、グラーウッドはいつでも暖かく迎え入れる
シャトゥナ : ええ、神々に感謝しましょう! ここにいられるのであればどんな神でも構わない
将校パルウィネル : 皆が喜んでくれているようで良かったわ! 何でも聞いて。質問にはできるかぎり答えるわ
指無き者:私達はグレイマイアで繁栄する。誇りに思ってくれ。お前は我々に希望を与えてくれた