2016年10月2日日曜日

永遠に消えない傷 1


将校パルウィネル : その仕事ぶりは称賛に値する。でもグレイマイアのアルゴニアンは客人なの。これ以上やる必要はない。聞けないならバリケードの掃除をしてもらう。解散



将校パルウィネル
避難民のことでここに来たの? エルデンルートから来た三人の検査官にもう説明したわ。彼らの状況が解決されるまで、アルゴニアンは囲いの中に残るのね
 [1 - アルゴニアン? ここで一体何が?]
イフレを称えよ。アルゴニアンの密偵の話をしない者が来たわ!
昨年、この部族は避難民としてグラーウッドに来た。ただ私たちは今ドミニオンの一部だから、彼らをどうするか、上の者が決断を下せないでいる
[彼らはドミニオンへの密偵か? ]  
絶対にない。この部族はダークエルフの奴隷だったの。彼らのほうが私たちより、エボンハート・パクトを嫌う理由がある。だけどエルデンルートの誰かが、見本を示そうとしてバリケードを築いた。だから外部の助けがいるの
[必要な物を教えてくれ  ]      
これが族長のリストよ。なぜ彼らが我々と話をしないのか知りたい。私が報告書に協力的だと書かないと、上の者たちは追放しようとするでしょう
 [1 - 何が学べるか楽しみだ]
兵士とバリケードがあるってことは、歓迎の宴会ではないわね。でもアルゴニアンに私たちと話す気がない限り、彼らはこれ以上グラーウッドにはとどまらないでしょうね
 [1 - 部族のリーダーについて教えてくれないか?]
ウタ・テイはある種の霊的な指導者。友好的よ。スリム・ジャーは魚を捕って生活してて、その目は捕獲した魚と同じぐらい冷たくて死んでる。指無き者? 何をしてるかは知らないけど、部族は彼を尊敬してる
 [1 - サルモールはいつも兵士を任されているのか?]
違う。司法高官として、サルモール最高評議会は私にドミニオンの法律を吟味して施行するように命令する。兵士が与えられることは今までになかった
武装したキャンプがなければ、アルゴニアン達は私を信じてくれたかもしれない。でも、エルデンルートはそう思ってくれないわね



ウタ・テイ
ようこそ。なぜグレイマイアに来たの?
 [1 - 通りがかっただけ]
じゃあ、あなたも私たちみたいに放浪してるの? 親切なウッドエルフがいなければ、私たちは今でも新しい故郷を探してタムリエルを旅していたでしょう。私達がどれだけ感謝をしているかわかれば、ドミニオンはあのバリケードを取り除いてくれると確信しているわ
 [1 - 他にも質問して良いか?]
どうぞ、なんでも聞いて
 [1 - ドミニオンについてどう思う?]
ドミニオンの首都はウッドエルフの街エルデンルートよ。そこの兵士のほとんどはウッドエルフなの。ドミニオンと、恩人であるウッドエルフたちに違いなんてないわ
 [1 - あなたの村の周りのバリケードはどうなった?]
もうじき部族のリーダーがそれについて話し合う。一部の者はドミニオンが私たちを奴隷にするのではないかと心配してる。ダークエルフがかつてしたようにね。こんな馬鹿げたことは終わってほしいわ。あなたも会合に出るといい。隠すようなことなんてないもの
 [1 - 部族はどうしてグラーウッドに来た?]
私たちは何世代もダークエルフの奴隷だった。エボンハート・パクトができて、私たちは彼らと共に戦うのを拒否したの。彼らは私たちを反逆者と呼び、私たちは自分たちの土地から追放された。何年もの間タムリエルを渡り歩き、グラーウッドで初めて歩みを止めたわ
 [1 - なぜここに留まった?]
ウッドエルフに一時滞在させてほしいと頼んだの。そうしたら、グレイマイアを代わりに提供してくれた! その代わりに彼らが要求したのは、土地を耕し、得た魚を提供することだけ。だから、常に感謝をしなければならない
 [1 - この部族での役割は?]
ブラック・マーシュで私は木の番人だった。私たちの民の偉大なる木、ヒストの世話をしていたわ
この地で紡ぎ手になって、グラーウッドの木々と会話をしたい。そして、ウッドエルフの森の神イフレのところに導くの
 [1 - なぜ紡ぎ手になりたい?]
ヒストなしで子孫を残すことはできないと思ってた。でもイフレのお導きがあれば、何か方法があるはずよ
考えてみて。私たちの新たな生活の場、グラーウッドで生まれたアルゴニアンよ。アイレン女王が目指している、ドミニオンの誇り高き市民になるわ



指無き者
斑点のある魚の夢を見ていた。いま私は空腹で濡れている。お前のことを説明しろ
 [1 - あなたにいくつか質問をしたい]
何を聞いたか知らないが、顔にバケツ一杯の水をかける行為は、アルゴニアンの伝統的な挨拶ではない。だが私が儀式に出るわけではないのでね。何を考えているんだ?
 [1 - ドミニオンについてどう思う?]
グアルを育てることができて、日陰で寝ることができれば、誰がこの地を統治しようとどうでもいい。自由な民として平和に暮らしたい。ドミニオンが私たちを援助してくれるなら、私はドミニオンを支持するよ
 [1 - 彼らが援助しなかったら?]
日陰で寝るために、他の場所を探すよ。この村の荒れた肌のやつらは、同じ考え方はしていないかもしれないが。私はあいつらにバケツの水をかけようなんてしないね。指を失うかもしれないからな
 [1 - 覚えておく]
会合! しまった、寝過ごしてしまった。ウタ・テイがバリケードについて話し合いたいらしい。お前も来てくれ。私達がどうやって統治されているのか見てみるといい
 [1 - なぜ指無き者と呼ばれる?]
タムリエルの端から端まで歩き回って、時には凶暴な獣を倒した。だが、まだ今まで指を失ったことはない。ただ、自分のことを〈失う指無き者〉と呼んだ瞬間に、グアルに腕をもがれるんだろうな
 [1 - この部族での役割は?]
私達がブラック・マーシュを去った時、野生動物を共に連れて行った。その仕事を誰もやりたがらなくて、それで私がやっているんだ。私は人々よりも獣が好きでね。実用的で、複雑じゃなくて。こっちを食べようとしている時もわかるだろう?
 [1 - それでリーダーになったのか?]
違う。だが、ワマスを躾けられれば、誰も歯向かおうなんて思わない
ははっ! 騙されたな。私達は危険にさらされた時に、落ち着いていられる者を選ぶ。それが出来れば敬われる。簡単だろう


スリム・ジャー
立ち去りなさい。ここにあなたの居場所はないわ
 [1 - いくつか質問してもいいか?]
私は戦士と話す。腐った卵とは話さない
 [1 - 一戦交えろと言うのか?]
あなたに死んでほしかったら、とっくに殺しているわ。どんな戦士なのか見せて。私の狩人と戦って、生き残れば質問に答えましょう
まあまあね。では続けて。望みを言いなさい
 [1 - この部族での役割は?]
狩りと釣りをするわ。私は他の者たちより優れているの。だから彼らは私の強さに敬意を表している。この部族は生き残る方法を忘れてしまった。
私の役目が知りたい? 私は彼らが忘れてしまったことを思い出させることよ
 [1 - どういう意味だ?]
どれだけ放浪を続けても、この部族はこれからもエルフの靴を舐め続ける。ダークエルフ、ハイエルフ… 耳の尖ったノルドにすらそれを行うでしょう。しかし、一部の者は奴隷の主人と戦った。彼らがこれを忘れた時は、私が思い出させる
 [1 - ドミニオンは奴隷の主人だと思うのか?]
ドミニオンというより、アイレン女王でしょうね。彼女は他のダークエルフの主人と変わらないけど、彼女の鞭はサルモールの兵隊よ
ウッドエルフとカジートは最悪の奴隷ね。血で彼女の勝利への道を作り、その名誉に感謝するんだから
 [1 - ではドミニオン側ではないんだな?]
もう質問は十分よ。ウタ・テイが、バリケードに関して話し合いをするために会合を開いているの
そんなに私の考えが気になるなら、参加するべきね