デシウス
あの愚か者たちは自身を死霊術師だと思った。だが無知な彼らは、この施設の中の全員を殺して蘇らせた… 死ぬ定めだった者たちだけでなく。もしこの場所が厳重に隠されていなかったら、影響はグラーウッド全体に広がっただろう
[1 - これからどうする?]
分からない。ただこの儀式が終われば、ここにいるアンデッドは時間とともに徐々に消えていくはずだ。私だけは、そうだな… 魔術師ギルドに接触して、力になれるかもしれない。間違いなく何らかの答えを見つけ出せるはずだ
ナッタル
エエエ! エエエ!
[1 - <猿を見る>]
<ナッタルがとても興奮しているのが見える。今にも廊下を飲み込みそうだが、こちらをじっと見ている>
[1 - <猿についていく>]
リンウェン船長
あなたは仕事が早いのね。ブラグが何が起こったのか教えてくれたわ。私たちは死体のあとを追って罠を解除しなくちゃならなかったの。ブラグが言ってたけど、あなたはブラウチ・ブラッドシャークをとても興奮させた宝物を追いかけたそうね。見つけた?
[1 - ここに宝は最初からなかった。ただの帝国の軍需品の隠し場所]
その紙を見せて… 〈保存の儀式〉?
大変、ブラウチ・ブラッドシャークはアルバトロス号を航海させられるだけの反逆者がいない。ブラグによると、彼は〈スケルトンの船員〉が必要だって言い続けていたと言っていたわ。文字通り、骸骨で築いた船員を指していたんでしょう
[1 - 彼にそれができる?]
彼が私の妻が必要な理由はそれに違いないわ。フェニールの地図の裏に書かれた文字は、〈保存の儀式〉以外は暗号だった
それしかない。妻が儀式の暗号を解読すれば、ブラウチ・ブラッドシャークは私の船員をアンデッドの兵隊にしてしまうでしょう
[1 - どうやって彼を止める?]
私たちが最後に見た時、甲板長フィレンは大洞窟に続く回廊を守っていたわ。もし私が近づいていることに気づけば、戻ってブラウチ・ブラッドシャークに報告するでしょう。そうなれば私の妻は死ぬ
[1 - 何をしてほしい?]
彼がアンデッドと化していなければ、私たちが忍び込んで船員を解放する間、彼の注意を引いてほしい
あ、ブラグが発つ前に話がしたいと言っていたわ。そのまま行きたいのなら、大洞窟の中で会いましょう
甲板長フィレンを甘く見ちゃダメ。もし彼があんなにブラウチ・ブラッドシャークの影の近くにいなければ、何ヶ月も前に船底くぐりの刑にしてやったのに。残りの船員たちも彼についてきっとそう思ってる
ブラグ
船長はフェニールを心配している。まあそうだろう! だが俺は見張り台で長い時間を過ごすから、いつも次に何があるのかを考えるようにしてるんだ
最後にヒローニとラエディルに会ったのは大洞窟の近くだった。彼らはブラウチ・ブラッドシャークの計画についてもっと知ってるかもしれない。2人とも反逆者ではない
[1 - ヒローニについて教えてくれ]
彼女はブラウチ・ブラッドシャークの恋人だったんだけど、仲たがいしてね。ずっと喧嘩をするもんだから、船長が逆の監視につけたんだ。彼女は彼と違う側を担当する。反逆者じゃないだろうな。だけどヒローニは彼の考えがわかる。彼女は俺たちの知らない何かを見抜いているかもしれない
[1 - ラエディルはどうなる?]
彼はブラウチ・ブラッドシャークと一緒にアルバトロス号に乗り込んだノルドだが、船長に忠誠を誓った。彼は反乱が起こった時に参加を拒んだ。二人は〈斧の兄弟〉か何かだ。ラエディルは次に何が起こるのか感じていたのかもしれないな
エンゴア
前に会ったか? お前たち2人は見覚えがある
いや、私は大丈夫だ、集中できる。船長がブラウチ・ブラッドシャークの喉に短剣を突き刺すのを手伝う。もし必要なら、彼らの両方にやる
ラエディル
[1 - 私はブラウチ・ブラッドシャークを止めに来た]
われわれは同志なんだろう。彼が金に目がくらむタイプだとは思っていなかったが、宝を見て誇りを失ったのだろう。船長が我々をドミニオンに売り渡すと言って怒っていた。嘘つきめ。彼が宝が金でないと知った時、私は笑ったよ
[1 - 彼は何を計画している?]
彼はずっと自分の帝国を築きたがっていた。この武器と物資があれば実現できるだろうと思っている。だが兵士はどこから連れてくるんだろうな?彼はオースブレイカーだ。あんたが彼を苦しみから解放しないのであれば、私がやる
ヒローニ
あなたは誰? 何ですって、話したいの? 今日は本当におかしな日ね
[1 - ブラグが、あなたとブラウチ・ブラッドシャークは親しいと言っていた]
こんな時に噂話? ええ、蛇を胸元まで持っていったわよ。咬まれたことに驚くべき?なぜあなたが気にするのか分からない
[1 - 私はブラウチ・ブラッドシャークを止めに来た]
では急いで。宝の地図の裏に暗号が書いてある。船長の妻にその暗号を解読させてるみたい。ここにいるアンデッドは死なないみたいだから、彼が暗号を解読したら従うわ。いつ彼を殺すの? 優しくなんてしちゃだめよ
甲板長フィレン : この悪党が! ここは通さないぜ!
リンウェン船長
後ろでいい働きをしてくれたわね。ナッタルがこの部屋につながる古い通気孔を見つけたの。こんなに登るとは思わなかったけど、無事やり遂げたわ。私たちの後ろにいた反逆者たちを船員が始末してるんだけど、洞窟にはまだたくさんいる
[1 - ブラウチ・ブラッドシャークを止めよう]
分かった。だけど、彼を引っぱり出さないとね。そうしないと、反逆者達に船員を殺すように命令されてしまう。そして彼が私の顔を見れば、フェニールは死んだも同然よ。慎重にやらないといけないわね
[1 - どうやって彼を引き出すんだ?]
火を使って
港にキンドルピッチの樽がある。あなたが帝国の戦争物資を燃やせば、みんなそれを消すことに集中しすぎてブラウチ・ブラッドシャークに気が回らない。彼が顔をのぞかせた時、剣を突き刺してやりなさい
[1 - 自力でやらせたいのか?]
ほら、この笛を持って。勢いよく吹けば私の船員が反逆者と戦うのを助けてくれる。彼らが取り乱せば、あなたがブラウチ・ブラッドシャークを狩っている間、私達は反逆者を抑えておく。キンドルピッチは明るく燃える。火をつけたら彼の反逆者たちが港に集中してる間にブラウチ・ブラッドシャークのあとを追って。あと、どんどん口笛で助けを呼んでね。あのバカどもは私の船員を背後から刺した。私たちは仕返しをしたくてたまらないの
ブラウチ・ブラッドシャーク
バカもの! ここで何をやっているんだ?
隊長がこんなことをしろとそそのかしたのか? この手であの女を殺してやるぞ!
やってしまう前に血の鷲をくれてやろう!長い道のりを死ににきたのか、よそ者が!
それしかできないのか? この手で殺してやろうか!
フェニール : 何としてもここから出るのよ!
フェニール
あなたはわかってない。彼はどうかしてるのよ! 彼は成功するまで、アンデッドを支配しようとし続けるわ
[1 - ブラウチ・ブラッドシャークは死んだ]
じゃあこれで終わりよ。反逆者たちが彼なしで戦うはずがないもの。最後に、彼は最も忠実だった船乗りも怖がらせていたからね。リンウェン船長は見た? 彼女は無事?
[1 - 彼女にあなたを探してほしいと言われた]
神々よ! この地への道順を記した、呪われた地図を燃やしてさえいれば
でもここには何か良い物があるはず。ドミニオンは帝国の軍需物資で一杯の洞窟を見たら喜ぶでしょう。赦免状と私掠免許を得るには十分だわ
[1 - 赦免状?なんのために?]
ロングコースト一帯の襲撃を知っているでしょう? それはもう過去のこと。宝で借金がなくなれば、女王専属の海兵隊で本領を発揮できるわ。
じゃあ失礼するわね。妻を探さないと
[1 - 外で会おう]
フェニール
彼は完全に狂ってた。私達を全員生贄にする気だったわ
リン、私達はすぐに出られる?これはすべて私の責任よ。あの地図を燃やすべきだったんだわ
彼は私が暗号を解読しなければ、友達を目の前で殺すと言ったわ
リンウェン船長
[1 - これからどうする?]
最初にしようとしたことよ。洞窟の武器と支給品をリストに記入したら、サルモールにリストを渡す。そこに書かれているものが気に入れば、恩赦を与えてくれて、女王専属の海兵隊に入れてくれると言っていた
[1 - 侵略者だとフェニールが言っていた]
以前はそうだった。でもその日々ももう終わりね
ブラウチ・ブラッドシャークのためにならない事ぐらい、わかっているべきだった。憎たらしいことに、彼は素晴らしい初めての相棒だったわ。宝の約束で正気を失うまでは
[1 - 反逆者をどうする?]
これを企んだ者は絞首刑にされる。仕方なく関わった者? 船員が反対しなければここを去っていい。
行く前にブラグを探して。あなたのために何か用意しているみたい。私たちの感謝の印よ
[1 - どういう意味だ?]
たくさんではないかもしれないけど、ブラグが報酬をかき集めた。見合うほどは払えないけれど。ドミニオンに入れたとしても難しいと思う。あなたが私たちにしてくれたこと… 忘れない
[1 - どうして自分の船をアルバトロス号と呼んだんだ?]
自分が考えられる一番不幸なものだから。あの鳥達の姿はタムリエルの端から端までの船乗りを驚愕させる。翼を持ったデイドラ公だと思ったでしょ
[1 - なぜ自分の船の名を不幸な鳥に因んだんだ?]
波の下のドラウグルのことや宝箱の中の呪われた金のことを嘆くような迷信バカで船を溢れさせたくないの。ドラウグルを船外に追い出して、古代の呪いを払いのけるような芯が真っ直ぐな船員がほしい。そしたらその金を使えるでしょ
ブラグ
アルバトロス号が次にどこへ向かうかは分からないが、お前の乗船はいつでも歓迎する。お前がしてくれたことを我々は決して忘れない。ナッタルも忘れないだろう
[1 - 役に立ててうれしい]
我々の命を救ってくれたことは〈役に立つ〉どころじゃない。次に会うとき我々は私掠船員になっているはずだ!ナッタルも俺もお前には感謝している。金や使えそうな物をかき集めてきた。これがお前の役に立つことを祈ろう
船長はサルモールと接触する前にこれらの物資を分類して積み込みたいと思ってる。エンゴアが回復するまで、俺がやらなくちゃならない仕事だ
ラエディル
[1 - どうする?]
風向きが変わったら船はどうなる? 進路を変える
抽象的すぎる? まぁ、私には分からない。ただいまは、船長にお仕えするだけだ。だが彼女は私たちに選択肢を与えてくれた。ドミニオンと戦うか、それともほかのやつらと戦うか… まだ決められないがな。考える時間が必要だ
抽象的すぎる? まぁ、私には分からない。ただいまは、船長にお仕えするだけだ。だが彼女は私たちに選択肢を与えてくれた。ドミニオンと戦うか、それともほかのやつらと戦うか… まだ決められないがな。考える時間が必要だ