青白き守衛
シーッ… ここでは静かに。テラカルの召使は、その体の中に血が流れるものを嫌悪する。それに音を非常に嫌う
[1 - どうやってテラカルが目を覚まさないようにできる?]
星座の間にキラキラ光る大きな扉がある。ヴァスタリーが大きな錠前を作って、彼をその中に眠らせた。彼女はもう戻ってこない。だからあんなに光が弱いんだ
[1 - ヴァスタリーに会った]
会った? それはすごい!彼女はしっかりやってるのか? 私のことは? 彼女は今どこに?
[1 - 最後に見た時は自身の塔にいた]
ああ。近いな。解放されれば、いつかは会いにいけるだろう。錠前を強くすれば、テラカルは永遠の眠りにつく
[1 - どうやって錠を強くするんだ?]
ヴァスタリーは遺跡の特別な部屋に必要とする品を3つ残した。4つ目はテラカルの召使たちの懐の中にある
だが、それを… 連動させる方法は知らないのだ。申し訳ない
[1 - 特別な部屋はどこにある?]
それは簡単だ。うめきの部屋、鼻曲がりの部屋、そして… 禁忌の部屋! 心配するな、私が守ってやる
とにかく行こう。必要な物を教える
[1 - どうやって守ってくれるんだ?]
テラカルの使用人の気をそらすことができる。彼らの一人に骨の笏を向ければ、私がその目をくらませる。その間に叩きのめすんだ。心配するな。傷つけるわけじゃない。結局また復活する
[1 - 探している物を知りたい]
ああ、分かった
一番重要な物は、ヴァスタリーが扉に錠をかける時に書いた本だ。それを探し出して、星座の間で何をすべきか知る必要がある
[1 - 他に必要な物は?]
古い頭蓋骨、テラカルがマニマルコから盗んだ物だ。それから光る小瓶。中身は知らないが、耳を近付ければ囁きが聞こえる
ああ、そして、乳白色の岩だ。テラカルの召使の中の何人かが、懐に忍ばせている
青白き守衛 : みろ… 禁忌の部屋だ! ここに来ると時々考える。ヴァスタリーは、彼女がテラカルを眠らせた時に書いた本を、どこにやったのだろうかと
青白き守衛 : ここは鼻曲がりの部屋。星座の間から持ち帰った、光る小瓶が照らしていた
青白き守衛 : うめきの部屋は好きじゃない。以前は全ての召使いが檻の中に住んでいた。でもヴァスタリーは古い頭蓋骨を持ち帰ってきたのだ。それは間違いない
青白き守衛 : あれが最後だ! 我々は全ての品を手にした。星座の部屋に行き、テラカルを再び眠りにつかせてくれ!
テラカル : よくも侵入してくれたな、この… なんだと? お前か!
青白き守衛 : いやだ、行かせてくれ!
テラカル : 説明してもらおうか! 俺の家で何をしている?
テラカル
何者だ? 人の家に勝手に入ってきて何のつもりだ?
[1 - お前のアンデッドの使いが魔術師ギルドの冒険家を襲った]
影達が俺の家を盗賊どもから守っただけだ。俺もしもべも生きている者には全く興味がない。俺の興味は遠い昔に死んだ者だけだ
そして今は、どうしてこの生き物がお前と一緒にやってきたのかを知りたい
[1 - お前を封印したかった]
愚かな。その結界は数十年と持たなかった。たまたま中にいただけだ
自身の研究が正念場でな。完成するためにはこの生き物が必要なんだ。邪魔するというなら俺の家から叩きだす。立ち去れ!
青白き守衛 : いやだ、やめてくれ! ここに居たくない!
テラカル : 邪魔をするのか? 我が息子カリオンよ… この侵略者に見せてやれ!
テラカル
大事な時に、また困らせるのか? 出発を急がせるために、何をしなくてはいけないんだ?
[1 - 何をしている?]
お前の邪魔など関係なく、息子を復活させる!
あの生き物は彼の一部で、重要な部分だ。肉体と霊魂を再結合すれば息子は蘇る
[1 - なぜそんなことをするんだ?]
彼は俺の息子だ。少しでも息子を復活させられる可能性があるなら何でもする。調整すれば彼をまた完全にできる。ヴァスタリーはこれを傲慢だと思っていた。彼女がこの世界にいれば理解させていたところだがな
[1 - ヴァスタリーはラエロリアに戻った]
本当か? ならばなおさらだな。ここで事を終えれば、もう一度家族になれる
この生物に危害を加えたくない。だが骨の笏はずっと前から隠されていた。制御するためには荒っぽい方法を使うしかない
[1 - 骨の笏を持ってる]
お前が? あの笏は俺自身の骨で作った。それでその生き物を、不死身のハスクに縛ることができる!
カリオンの傷が塞がり次第、彼をここに召喚する。ハスクに生き物を縛れ。事をあるべき姿に正せ!
[1 - どうしてお前のためにしなければならない?]
俺がグラーウッドにアンデッドの軍隊をもたらすだろうと怖気づいているのか? 妻と俺は訳あってマニマルコを拒絶したんだ
だが息子のハスクにこの生き物を縛ってくれれば、俺達は自分の家に戻って永久に出ないと約束しよう
[1 - お前の息子の霊魂を解放してはいけないのか?]
事故にあった時彼はまだ若かった。あまりにもな
お前が会ったその生き物は周りの世界を完全に理解することはできない。正しく管理しなければ、いずれは自分や他人を傷つけるかも知れない。駄目だ、解放は残酷な行為だ
[1 - 骨の笏を作るのにどうして自分の骨を使ったんだ?]
カリオンは俺の息子だ。ハスクを作るのに彼の遺骸すべてが必要となった。だから俺は笏に自分の骨を使うしかなかった。霊魂を支配するにはその者の骨、もしくは近親者の骨を使う。死霊術の基本原理だ
[1 - お前がこの場所に留まるとどうして分かる?]
俺は百年と経たずにヴァスタリーの結界を破った。それでも家族を復活させるために今でもここにいる。去るつもりはない。カリオンがここにいる限りな。ここは俺の家だ
カリオン
やめて… お願いだから、モンスターに戻さないで!
[1 - 何が望みだ、カリオン?]
もうここにはいたくない。怪物だった時は苦しかった、この鎖よりもずっと。父には眠ってほしい、そうすれば離れられる
[1 - どうすればお前の父親を眠らせられる?]
分からない
彼に骨の笏を使ってみてくれないか。王座の体にそれを向けて、眠れと言うんだ。それで解放されるかも知れない
[1 - どこに行きたいんだ?]
ここからずっと離れた、安全で暖かいどこかへ。友人をつくれる場所へ
[1 - ヴァスタリーはラエロリアへ戻った。行ってくれ]
行けると思うのか? 私に会って、彼女が喜ぶと? 私が怪物だと知った、あの瞬間をまた迎えろと?
怪物にはなりたくない。お願いだ、父を眠らせてくれ、そうすれば解放される
テラカル : やめろ! お前は… 何を…
カリオン
やった。やった! 解放された、ついに自由の身になった!本当にありがとう!
[1 - これからどうする?]
分からない。だが、いずれにしても、ここから遠く離れた所に行くことになるだろう。テラカルは、これ以上私を傷つけることはできない
お前が友人達と一緒にいられるよう、ここにポータルを開こう。影のことについては謝っておいてくれ。近づきさえしなければ大丈夫なはずだ
どこへ行ったらいいだろうか? 何を見れば? 何をして、誰と会えばいい?自由になって少し怖い気持ちもある。でも、どうにかやれるはず
アンデウェン
何をしたのかしらないけど、影が少し鈍くなっているわ。地面に戻るまで地面の採掘は先送りにしましょう… もし戻ればの話だけど。
魔術師ギルドに伝えるべきだわ。きっと全てを知りたがると思う
ケルメンド
このテラカルの仕事はひどいものだ。エルデンルートに近すぎる。魔術師ギルドが全て非難されるに違いない!
ウリエン
影は弱まったようだけど、まだこのキャンプへの攻撃を阻止できていない
どれだけ長い時間がかかろうが関係ないわ。魔術師の安全を守れば、彼らが発掘に戻れるようになる。それが命令よ