2016年10月10日月曜日

金貨を弾く 1



灰かぶりの尾
月よ、ありがとう! ちょうど説明していたように、盗賊にぶつかりそうになったんだ。男を追っていただろ
お願いだ、この立派な平和の番人に証言してくれよ。昨日は晒し台にかけられて、体がまだ痛い!
 [1 - 何をしている?]

この名誉ある… そう言っていいのなら、洗練された衛兵に、ただの砂糖泥棒と間違われた! どうか誤解を解いてくれ
黙れゴバニ、建設的なことを言えないなら、大人しくしてろ
[様子を見よう  ]
卑劣な臆病者を追う前に、自分がいかに雄々しく武器を抜いたか、最も立派な衛兵に言ってやれよ


トゥリラ
きっとこいつは嘘をついているのね。彼をこの2本の脚で追っていたのよ。もうちょっとで追いついたんだから!
 [1 - [嘘]彼が正しい。盗賊が逃げているのに出くわした。私が追いかけた]
なるほどね。灰かぶりの尾のような悪党にこんないい友人がいるとは
盗賊はどの道を行ったの? 奴はマンモスをひっくり返すほどのムーンシュガーを盗んだのよ
 [1 - 分からない]
そうよね。それにジョーデのチャリオットには調査を始める権力がない。シャン・ラがよく思わないわ
市民よ、警戒に感謝するわ
 [1 - ジョーデのチャリオット?]
我々はここレッドファーで、商人が安全にエルデンルートを行き来できるように平和を保ってる。大体は盗賊を追っているわね
 [1 - 彼らをどうするんだ?]
盗んだ物を取り返して、自分がしたことを反省させるため晒し台につなぐ。長くは留めないけど、普通は更生するのよ。一部はもっと厄介な盗賊になるけどね
 [1 - なぜ処罰は厳しくないんだ?]
本音を言うと、盗賊は商売にいいのよ。市場を流動させるし、一箇所に富が集中し過ぎるのを防いでくれる。最近まで、シャン・ラはサルモールの役人より盗賊と取引したがってた
 [1 - 最近まで?]
盗賊に甘いという評判が立つと、盗賊を呼ぶのよ。最近の盗賊は人々に返さない。盗んだ物を持って街を出てしまう。それは誰にとっても良くないから。シャン・ラも本腰を入れないとね
 [1 - シャン・ラ?]
彼はレッドファー行商団を率いてる。
レッドファーを通るすべての商人は、ここで取引をするために少しのお金を彼に払う。見返りとして、盗賊からある程度保護する。ジョーデのチャリオットは彼の名で秩序を保ってるの

灰かぶりの尾
話を合わせてくれてありがとう
分かったか、ゴバニ。これが本当の真の友情というものだ! 唯一の友達が穀物袋のように連れ去られそうな時に、よだれを垂らした像のように突っ立ってなんかいないんだ!
 [1 - 本当にムーンシュガーを盗んだのか?]
盗む? そういう見方もあるかもな。そうだな、市場を出し抜いたんだと思えばいい。商人がつけた値段が高すぎるから、俺が値段を決めたんだ
 [1 - 商人がそういう見方をしてくれるとは思わないぞ]
商人は不満なことなんてないだろう? 彼は満腹だ
食べ物をもらえなかったら、ゴバニと姉妹たちが一番手に負えなくなる… はあ。もしホロウ・ムーンがいなかったら、俺がレッドファーに到着した時、彼らは俺を丸ごと食べただろう!
 [1 - ホロウ・ムーン?]
彼らを盗賊と呼ぶ人たちもいるが、それは実に失礼な言い方だ。
ホロウ・ムーンの仕事は本質的には慈善だ。物を買う金がない人たちにいろいろ調達してやるのさ。ほら、この記章を持って聖堂の遺跡に行って、自分の目で確かめろ
 [1 - これからどうする?]
ゴバニと俺はいつ長居をしたかわかってる
一晩晒し台にいるのは、足をなくすことほど悪くないかもしれないが、同じようなものだ



シャン・ラ
やあ! もしかして、仕事に来たのか? それとも、素晴らしい市場を見て回るためか?レッドファーでは、エルスウェアの外じゃ売ってないものが見つかるよ!
 [1 - この場所について教えて欲しい]
誇りと喜びよ! 行商人がずっと前に遺跡から飛び出してヴァレンウッドに消えていった! 商人と客の賑やかな群れ!
それにはそれの問題がある。誤解するな。だがちょっとした金はどれも直すことができない。そうだろう?
 [1 - どんな過ち?]
そうだな、多少の… 望まぬものを引きつけることなく成功することはできない。そうだろう? センシャルでは、二、三人の盗賊に喜んで食べ物を与えよう。彼らは空腹の者に食べ物を与え、物事は面白いままであり続ける! しかし、ここヴァレンウッドでは…
 [1 - ヴァレンウッドはセンシャルとどう違う?]
センシャルでは、盗賊は腕前を誇示し、常に互いを監視している。彼らは空腹の者に与え、生き残るために必要なものより少し多くを手元に残す
ここでは、盗賊は影に隠れ、誰の利益にもならない。全てがこうではないが、そういうことがルールなのだ
 [1 - ホロウ・ムーンはどうだ?]
規則の例外だ。ヴァリルルがセンシャルでの生活をよく示している。彼のためでなければ、ずっと前にサルモールを呼んできていただろう
しかし厳しい時代だ。毎日、商人の誰かが自分の商品を騙して取られている… こんなことを続けさせるわけにはいかない


アプラプリ:腹減った… すごく腹が減ったよ。甘いケーキ、おいしいだろうなあ。きらめくシロップに浸ったマンモスの尾の砂糖煮、頭ほどもでかいハチの巣の上のハニーフライのビスク… ああ、もうちょっとで味わえる!
ニラニエル:後ろに並べ! この虫鼻! 私が先に来たのよ!

ファディ
お言葉だけど、あなたは明らかに成功者よ。どうしてここに来たの?
 [1 - 灰かぶりの尾がこのホロウ・ムーンの記章をくれた]
彼が残りの一つを渡したなんて驚きだわ!
ごめんなさい、説明するべきね… 私たちの密偵はこれらを体の弱い人にあげるの。そうすれば彼らが私たちに助けを求める時、理由を聞かれずに済む。灰かぶりの尾はとても… 記章に関して気前がよかったのね
 [1 - 灰かぶりの尾は部下か?]
私たちは、彼のセンチタイガーがいたら役に立つと思ったの。衛兵の任務などにね
でも彼の虎たちは砂糖中毒だし、彼はホロウ・ムーンの記章をキャンディみたいに配ってしまうし。彼は私たちの蓄えをほとんど空にしてしまったわ!
 [1 - 何か手伝えることはあるか?]
誰にも気づかれないように、素早く金持ちのポケットから金を盗める?それならヴァリルルと話して。上にいるわ。何かあなたに頼みたいことがあるかもしれない