ドリンゴス : 彼らはすでに中にいる。もし運が良ければ、バロウボーの心臓部には辿りついていないだろう
ドリンゴス
彼らはそう早く発見できない。急がないと。ニレナンがまだ無事なら、我々を通してくれる。彼女は通さなくてはならない
[2 - ニレナンとは誰だ?]
バロウボーの門番。昔の友人。最近は私のことをあまり好きじゃない。彼女なら私達の中に入る必要がある理由が分かるだろう。間違いない
ニレナン : バロウボーの中心部を乱すのは誰?
ドリンゴス : ニレナン、強がりはもう十分だ。中に入れてくれ!
ニレナン : ドリンゴス? ここで何を? 誰と一緒にいるの?ニレナン の会話: バロウボーの根に侵入者? ドリンゴス、何をしたの?
ドリンゴス : 助けようとしてるんだ!
ニレナン : 私達にまた苦痛をもたらしたのよ。追放なんて甘すぎるわ
ドリンゴス
バロウボーの根は少し湿っているだろ? ちょっと気持ち悪いと言ったほうがいいか?
これは言うべきではないとわかってるが、一か所に集まった、おしゃべりな骨たちは、みんな少し動揺している。私だけではないだろう
[1 - 追放されたのか?]
追放というと重く感じるな! かなり長めの休暇だ。家族とちょっと距離を置くのはいいことだ、特にささいなことで意見が合わない時はな
[1 - 彼らはお前の家族なのか?]
遠い親戚。苦を共にしたはとこ? 3世代離れた遠い関係!残してきた者がいないなら、彼らは君の家族になると思うぞ。君が口うるさい奴だとしてもな
[1 - 何を言い争う?]
言わせてもらうが、他の奴らはみんなから忘れられるまで眠りたいんだよ! 毎日の散歩はモヤモヤを晴らすのに大きな効果がある。君がモヤモヤするように、タンポポだってモヤモヤするんだ
だが家族は家族さ。だから私はこの惨めな場所にいるんだ
ギャニオン : ドリンゴス? 何をやったんだ?
フィルデニル : 今度は何をして私達を困らせるつもりなの、ドリンゴス?
ウルミオン : オルフラスは二度と許さないぞ
エングロセス : なぜなの、ドリンゴス? なぜ戻ってきたの?
オルフラス : ドリンゴス! 消えたはずなのにどうして?
ドリンゴス : オルフラス! 我々の危機だ。死霊術師がバロウボーの住人を殺そうとしている!
オルフラス : あなたが危険を知らせるとはね。ドリンゴスこそ、その体で数々の国を滅ぼした張本人じゃない!そもそも、その落ち着きのなさのせいで罠にかかったのよ!
ドリンゴス : 骨の園には夥しいエルフの骨がある。一緒に使えば、侵略者を追い払えるな!
オルフラス : 一緒に? 今まで人のために何かをしたことがあるの?また危険を連れて来て、終わらせるために助けを要請したのね。もうたくさん! 世界があんたを忘れるまで、バロウボーの下にいればいい!
ドリンゴス : オルフラス、待ってくれ!
オルフラス
あなたに文句はないわ、生ける者よ。正直なところ、目を覚ましてくれたことに感謝しているの。バロウボーの侵略者を止めないと!
[1 - なぜドリンゴスは虫の教団との戦いに参加しない?]
なぜなら、彼は罪を犯し、その罰を受けなければならないからよ。彼が追放されたエルフの骨の殻はもう合わない。バロウボーが最初に育った場所の近くにある、古い頭蓋骨に戻すわ。この部屋を囲む、一番最初の頭蓋骨に
[1 - なぜ今これをする?]
ドリンゴスの罪は許されるものではない。私たちは一度、死を求めて世界の果てまで向かったけど、彼の無駄な放浪のおかげで閉じ込められている! ここでは死ぬこともできない!
[3 - 彼が何をしたのか話して]
その話はかなり古くて長いわ。最後まで聞ける?
[1 - はい]
昔々、私たちの古き骨は暖かい太陽の光を求めた。生前知っていた友のために。だけど、私たちの絶え間なき放浪のせいで、計り知れない苦悩を巻き起こしたの。私たちは遠く離れた地へ行った。世界から忘れ去られるために。死ぬためにね。だけど、ドリンゴスは放浪を続けた。破壊するために
[1 - なぜ?]
彼は長い間同じ場所に留まることに、我慢できなかった。でも彼は境界線に見入っていて、地上を監視するのを忘れてしまった。彼のすぐ下では街が崩れていったの。街が破壊されている間、ファリネスティのウッドエルフたちは、彼がいろいろな地を回って歩きたいと思っているのを感じとった
[1 - 彼らはどうした?]
彼らは、共に彷徨う都市に行こうと誘ったの。彼が高揚している隙に、魔法をかけて眠らせた。気を許して、彼は眠りに落ちた。彼らは彼を埋め、頭に種を植え付けたの。時が経ち、それはバロウボーになった
[1 - 彼の骨が眠っているなら、なぜ彼を嫌う?]
ファリネスティのウッドエルフは、私たちの消えかけの骨が歩き回るんじゃないかと不安なの。それで私たちを探して、骨の園に連れてきた。彼らは私たちをイフレの祠の下に埋めて、私たちのことを忘れないようにした。そのせいで、私たちは死ぬことすらできない
[1 - ドリンゴスが彼らに探すように言ったのか?]
いいえ。話を聞くと、彼が言ったわけじゃないってわかる
だけど彼が放浪したことで恐ろしい破壊を引き起こし、彼の身勝手さが私たちの骨をこの牢獄に閉じ込めた。彼のせいで私たちは終わりのない運命に晒されている。彼がしたことは許されな
[2 - 彼は亡命してもいいと思う。[ドリンゴスは生きる]]
私たちは結論を急ぎ過ぎたようね
いいでしょう。ドリンゴスが大きな脅威を警告するために逃げることをやめたのなら、恨むことはやめる。ただし、侵略者を追い払う手助けをしてくれたらね
ドリンゴス
オルフラスが私にこんなことをしたのが信じられない。来い、古い骨が新しいのを追い返す手助けをしようじゃないか!
エスルイン : 蘇れ。そうだ! お前の骨は、黒き虫に従うだろう!
ボーンロード・エスルイン: 死すらも、私の前では頭を垂れるのだ!
オルフラス : 敵が内側の門にいるわ! 早く来て。虫の教団を追い出すの!
ドリンゴス:もし君がいなかったら、私は完全に葬られていただろう。君は親友
ドリンゴス
次々に襲いかかる虫の教団と骨の子分たちを撃退することが懐かしくなるかもしれない。だが今、私は世界を見るチャンスを得た! まだ見ぬ興味深い人たちに会うんだ!
私はやっと、通り道にある全ての物をうっかり壊さずに済むようになった。あれは少しきまりが悪い
[1 - これからどうする?]
世界を見て回ろうと思う。エルフの骨と話したがるような奴はいないだろうが、踏みつぶされてゼリー状にされるよりはマシだろう? 私たちはきっとまた会うだろう。世界の大きさは限られている! 私にとっては大きくなったが! 本当に楽しみだ!
[1 - まずどこに行く?]
実は、それを考えてなかったんだ。いつもただ… 方向を決めて歩き始めるだけだ。でも、それであまり上手くいかなかったこともあるが。亡霊の海に行こう。面白い気晴らしになりそうだろう?
[1 - 亡霊の海?]
北の方、ずっと北の方だ。たくさんの水がある。信じられないくらいの氷がある。でもフジツボが… ああ、奴らのせいですり傷ができるんだ! あれを取り除くのに、砂漠の砂の中で十年転がりまわらないといけなかったんだ
[1 - 砂漠に行った?]
ああ、そうだよ。砂漠は大好きだ! 暖かくて、乾いていて、砂はとても骨ざわりが良いんだ!残念だけど、そこにいる人々は歩くスケルトンに対して寛大じゃない。たくさんの人がいるわけじゃないけど、特にそうなんだ。それにこっちは最善の態度を取ったんだよ! あんな反応をしなくてもよかったのに
[1 - 何があった?]
こっちが近付いていくと、みんな丘やら洞窟やら、隠れられるところを探すんだ。街に着く頃には完全に人がいなくなってる! ひどく寂しい気分になるんだ。でもそれはずっと前のことだ。街を訪れて、どれだけ物事が変わったか見てみるべきだと思う!
オルフラス:白熱した戦いだったわ。こんな気持ちはいつぶりかしら。運がよければ、侵略者はこの場所から這って逃げ出し、私たちを眠りにつかせてくれるでしょう