2016年10月5日水曜日

女王の名誉 1



カモラン・アエラダン王
恐れずに近づくとは、大胆な奴よ
話を望むからには相応の理由があるのだろうな。我が求めに応じてここに来たように思えるのだが、そうでないなら、話をさえぎったと解釈した家臣が、夕食のためにお前を品定めし始めるだろう
 [1 - アイレン女王の要請で、協力して騒動に対処するために来た]  

なんて用意周到な! これほど気前がいい贈り物を断るわけにはいかない。特に、エルデンルートでごたごたが起こっているときには      
[大使館の建造はどんな調子だ? ]
分かるだろう、アイレン女王は、善意の印としてカジートのために建てると約束してくれた。
しかし、もう一年経ったが、カジートの大使館はまだ影も形もない。これでは頭痛が治まらない
[どうして遅れている? ]      
良い質問だ。カモランの玉座に仕えるつもりはないか?
ナエモン王子になぜ彼の民が約束を守らないのか聞くことから始めればよい。彼はエルデンの木全体に通気管を通しそうな男だ。そう言うことができる。王だからな
[ナエモン王子に尋ねよう ]
アイレン女王の言葉を信じよう。遅れにはまっとうな理由があると確信している。
しかし、自らが導くと誓った人々のために、彼女が簡単な建物を建ててやれないというのでは、面目が潰れるな。ナエモン王子の力でことを収められるよう、切に願っているぞ


ナエモン王子
どうした? 早く済ませてくれ。ぼやぼやするな
 [1 - カモラン・アエラダン王はカジート大使館にいくつか問題があると言ってる]  
またか? 私の姉… アイレン女王は数か月前、愚かにもカジートに大使館を建ててやると約束したんだ。アルトマー大使館のタリンウェ大使が片付ける予定だった
 [1 - なぜ遅れてるんだ?]
ダメだ。私に質問をするな。上級公女エストレを殺したあとはな。私が自分の妻を殺した奴と雑談するように見えるか? シルフのハチミツ酒を飲みながら、楽しく笑いあうとでも?
 [1 - [説得] アイレン女王はあなたが自分のことよりもドミニオンの利益を優先すると信じている]
ふん。それは私の責任のようだな
いいだろう。お前に忠誠心を疑われたくはないからな。カジートについての質問だったな?
 [1 - そうだ。なぜ大使館の建設は遅れている?]
石工に聞いてくれ。私はアイレン女王が到着する前に、承認式を準備しなくてはならない。そのような些細な問題に、時間を取られるわけにはいかない。
もし、その問題を追及したいなら、タリンウェ大使と話すんだ。アルトマー大使館にいる
 [1 - 承認式とは何だ?]
古代のウッドエルフの儀式だ。もし彼女が彼らの旋律に合わせて踊れば、アイレン女王は天界にタムリエル皇帝にふさわしい候補として認められる。言わせてもらえば、くだらないことだ
 [1 - こんな状況なのに、なぜアイレン女王はカジートに大使館を建ててやると申し出たんだ?]
彼女は調和を促すためと言うだろう。この奇妙な木の街をドミニオンの首都に選んだのも同じ理由だ。彼女はドミニオンの全ての者に、自分たちは平等だと感じさせたいんだ
 [1 - あなたはアイレン女王の計画に反対なのか?]
ああ、敵に対抗するため我々はひとつにまとまる必要がある。そして、勝利のためにはハイエルフが指揮をとることが最も重要だ。
だが、我々には本当にこんな妥協が必要なのか?承認式、大使館の問題… 〈調和〉のせいでたくさんの不調和が起こる

バイスリーブ・ペリディル:ああ、私達の寛大な王子。なんて親切で高貴な支配者なんだ、そうだろう?
メレラス:未来の全てが星々の中に描かれていると知っていたか? 人はそれを読み解く方法さえ知ればいいのだ。それほど羨むべき技ではないがな。謎を殺す謎だよ。分かってくれるかね?



アザレス : 列に並んで待っていたわけではないだろう?

アザレス
君は本当に自信たっぷりだな。王の前にずけずけと歩み寄るとは
 [1 - 何者だ?]
アザレスのレンジャーだ。我々は、カモラン・アエラダン王と民との間を取り持っていると思ってくれ
気をつけろ。エルデンの木の枝はまばゆく美しいが、長い影を落とす
 [1 - どういう意味だ?]
一年前、王は内戦でエルデンルートをほとんど失いそうになった。人々はそれを長く覚えている
だがそれは古い話だ。周囲に気をつけていれば大丈夫だ


マヒラリト : 出てきてくれ! 出てきて、話してくれよ!何を恐れているんだ? 言葉か?

マヒラリト
この者は家族をグラーウッドまではるばる呼び寄せた。俺達のこの大使館に職を期待してな
代わりに、俺達は水漏れのするテントに座って約束が実現されるのを待っている!


タリンウェ大使
あなたのような放浪者は〈忙しい〉の意味を知らないようね。私が手本を見せるから、自由に観察して。静かに、距離をとって
 [1 - 話すべきだとナエモン王子に言われた]
ごめんなさい! アイレン女王の承認式の準備でやることが多すぎるの。絶対分かってくれてると思うけど、イライラするのよ
だけどナエモン王子に言われて来たなら、重要なことに違いないわ。何をすればいいの?
 [1 - どうしてまだカジート大使館が建設されていない?]
どうしてナエモン王子がそんなことを気にするの? 自分の大使館も建てられないくらい怠け者なら、宿を取る余裕もないのかしら?
 [1 - 責任者だとナエモン王子が言っていた]
ええと… もちろんそうするように命令したわ! 何人かウッドエルフを雇って石を掘らせたり、カジートが使うための物資を取り分けたりした。地元の人間が自分の仕事をしなかったのは私のせいじゃない!
 [1 - 物資はどこだ?]
倉庫を確認して。カジートは物資を受け取りさえしなかったのよ!その間、私はナエモン王子を探すために席を空けていたの。彼が祝福によってあなたを送ったのでないなら、あなたはドミニオンの裁きを受けるわよ

タリンウェ大使 : ナエモン王子があなたの生意気な質問をどう考えるか聞いてみましょう


マリン兵長
そこまでだ。タリンウェ大使の命により、保管庫は立ち入り禁止となっている
 [1 - タリンウェ大使に言われて倉庫を調査しに来た]
そう言ったのか? それなら話が違うな。命令を見せてくれればここを退くよ
 [1 - 何の命令もくれなかった]
それなら中に入れるわけにはいかん。彼女の指示はとても明確だった。書面による彼女の許可がなければ、誰も中に入れない。指示を解かれるまで、持ち場に居続けることになっているんでな。もちろん、緊急事態を除けばだが
 [1 - どういう緊急事態?]
カジートは暴動を起こすかもしれない。そうなったらまずい、よろしくない流れだ。あとはもちろん、火事だな。でもそんなことが起きる可能性は薄い
 [1 - 本当に倉庫に入る必要がある]
大使の命令でここにいるんだ。非常事態が起きない限り、持ち場は離れられないよ
 [2 - [威圧] 身を引かないなら、緊急事態に陥ることになる]
俺は…何だ? あれが聞こえたか? 間違いない、あれは隊長だ、呼び出しをかけている


<この木枠箱の中のブランケットには穴がたくさん開いていて、道具は壊れている。中の物資のすべては役立たずだ>


<この食料袋は腐った肉、古い骨、そして悪くなった穀物で満たされている。食べられるものは何も入っていない>