<この埃っぽい日記の数ページは、特定の項目を示すために角が内側に折られている>
<日記を手に取る>
シャルナグ・グロー・バークバイト
足元に気をつけろ。山賊の死体が少し柔らかくなり始めているからな
[1 - ここで何が起こった?]
山賊は、自ら剣の方に走りこんでくる。今は追い払うだけだ
問題は、持っている剣よりもたくさんの山賊がいるってことさ。呪いにかかった者はたくさんいる。連中を狩って、本拠地で殺す訳にはいかない
[呪い? どんな呪いだ? ]
魔法の病気だ。そういうことは呪術師ボーガムの専門だ。こっちは門を守る
呪いを止めることについて何か知っているのか? 中に入れ。呪術師は、助けが必要だと言ってる
[呪術師ボーガムと話す ]
モラマット
もし質問があるなら、呪術師ボーガムと話して。私はあなたを知らないわ
[1 - この日記を山賊の野営地で見つけたんだ。名前が記されていた]
え? 私? 見せて
マラキャスのオリハルコンの槍にかけて! 火事は事故ではなかったの?
[1 - 誰も火事が故意によるものじゃないかと疑わなかったのか?]
二人とも大酒飲みで知られてる。ランタンに注意を払わなかったんだと思ったの。族長の妻の腹黒さには定評があった。信じないようにしたけど、このページを見ると…
[1 - 族長に話すのか?]
夫の他の妻が死ぬという悲劇は、つい先日起こった。彼女達の名に泥を塗っても、村に何もいいことはない。どうか見たことを誰にも言わないで。夫に心の準備ができてから知らせるわ
呪術師ボーガム
ああ、すぐに湿布を用意する
待て、お前は誰だ?
[1 - 呪いのことで助けがいると聞いた]
呪い? いやいや。私の親族は最後まで裏切りはしないが、時にはトロールの糞よりしつこい
明らかに毒だが、どのようにしてこんな多数の人に影響があったのか本当に興味深い。それがどうかしたか?
[1 - 支援が必要だとシャマグが言っていた]
なら、これを。このリストを持って行け。病に倒れた全員に三つの共通点があった。同じ釜で作られたものを食べ、同じ井戸の水を飲み、同じ小川で洗った服を着ていた。
それぞれのサンプルを持って来てくれ。毒の原因を突き止めてみせる
[1 - それが毒だっていうのは確か?]
今までに病気や骨折、伝染病の治療をしてきた。これは毒だ。疑いようがない。症状が我々のスズ鉱山にいる蜘蛛にかまれたものと似ている。誰も死ななかったのがせめてもの救いだが、とても不味い状況だ。盗賊の侵略が絶え間なく続いているからな
[1 - 盗賊があなたの村に毒を仕込んだと思う?]
すべてのサンプルを入手するまでは、全く何も分からない
助けてもらえて感謝する。みな忙しすぎるか、病気か、迷信深いかで毒を止める手伝いをしない
呪術師ボーガム
リストにあるもの全てを集めたのか?
[1 - これがサンプルだ]
よかった。しばらくすれば終わるはずだ
呪術師ボーガム
服は大丈夫だ。川に毒は入っていなかったようだな
肉は食べられないほど加工されていたが、毒ではない
井戸水じゃないなら、考え直す必要がある
待て、何か臭うな?ああ、それだ! 井戸水の中にある
呪術師ボーガム
毒は井戸水に入っていた。そして幸運なことに、私はその毒の種類を正確に知っている
[1 - それは何だ?]
蜘蛛の毒だ。動けなくするには十分だが、殺すことは不可能だ
妙だな。このように水に混ぜる場合、毒を薄めるために様々な錬金術の化合物が必要なはずだ
[1 - これは事故ではなかったと言うのか?]
妙だと言っているだけだ
今重要なのは解毒剤だ。この毒はスズ鉱山にはびこっている蜘蛛の毒と同じだが、高濃度のものが必要だ
[1 - 毒をとって来る]
ブルードマザーを探してくれ。あいつらの毒嚢は頑丈で、あの汚らわしい生き物をやっつけても割れないようになっている。光を嫌っているから、鉱山の奥深くまで行くんだ
最近、次から次に問題が起こるな。吐き気がする。山賊め… 卑劣な奴のことは思い出したくない
ナモロス : おい、よそ者! 山賊が押し入ってきたぞ!
ナモロス
山賊は門に突撃して壁をよじ登った。追い返すには人数が足りない!
[1 - 大丈夫なのか?]
腕が折れただけだ、たいしたことない。俺たちと一緒に戦ってくれ。山賊たちをやっつけるんだ!
呪術師ボーガム
戦っている音は聞こえないな。山賊たちを撃退したのか?
[1 - 奴らの数を減らしてきた。言っていた毒嚢を届けにきた]
すぐに解毒剤を精製しよう。これだけの被害者数だ。お前がいなければ山賊を追い払えなかっただろう
誰かが砦の井戸に意図的に毒を入れたんだ。山賊が襲撃を開始した日からこの症状がみられるようになった。直接手を下したのはきっと奴らじゃない
モラマットに会ってくれ。デュシクル族長の妻の一人だ
[なぜ?]
彼が病気に倒れてから、彼女が族長の仕事をこなしている。お前はこの要塞の味方だ。だからいつでも歓迎しよう
ただ毒殺者を捕まえたいのであれば、彼女から許可を得てくれ。そうでなければ、誰も手を貸してくれない
[モラマットに話す ]
毒を入れた奴が我々の中にいるなんて信じたくない。違うかもしれないだろ。だが犯人はどこかに必ずいるんだよな
モラマット
あなたは私たちの要塞の血の盟友だということを示したわね。もしここの誰かがあなたをよそ者と呼んだら、手の甲で引っ叩いていいわよ
さて。何が必要?
[1 - 呪術師ボーガムが毒を盛ったやつに関して、あなたと話をしろと言っていた]
ええ、呪いなんてなかったと彼が言っていたわ
デュシクル族長が病気の間は、私が彼の代わりよ。私は彼の妻、暖炉夫人なの。毒を盛ったやつは裁かれなければならない
[1 - 一体誰が?]
この病気は盗賊が最初に攻撃してくる前に発症したの。この場所からは誰もいなくなっていない。毒を仕込んだやつは私たちの中にいる。被害者の中にはいないはずよ。毒の症状は… ひどいもの。とてもね
[1 - あなたの提案は?]
毒にかかっていない人と話をして。病気が広まる前夜どこにいたのか聞いてほしいの。その情報を私に教えてくれれば、誰が嘘をついているのかはっきりするわ