ヴァラステ
シャリドールがあなたを見つけたのね! また会えて嬉しいわ。書の中にあった呪文を解読したの。シェオゴラスの最初の試練に向けた準備はいい?
[1 - ああ、準備はできてる]
それはよかった。シャリドールと仕事をするのは興味深いわよ。あの書を読むことはできないけど、彼は欠かすことのできない人材なの。私はあの書に隠された、何重もの意味を読み解かなければならないけど
[1 - ではシャリドールはここにいるのか?]
そうよ。アークメイジと話して。彼はこれから先の試練について色々と考えてる。私は、はりきりすぎて、まだ少し… 力を吸い取られたような感じなの。だから、彼がシヴァリング・アイルズへ通じるポータルを開いてくれる
[1 - ありがとう、ヴァラステ]
アーリエルが足取りを見守りますように。私はこの計画をとても楽しみにしている。シャリドールの聖域は、タムリエルの全ての魔術師に恩恵となる。ギルドマスターのヴァヌスでさえ、私達の仕事に賛同してくれているわ!
[1 - 書について何か教えてくれないか?]
聞いてくれて嬉しいわ! 表面的にはストンフォールのダンマーの土地の、子供部屋についての簡単な本に見えるの。表面的にはね
[1 - 子供の物語以上のものがあった?]
それはもう! それぞれの話には隠された意味があるの。アルケインの伝承を参照すると、歴史の深層に姿を変えるのよ。書の秘密をすべて解き明かすのは魅力的だったわ
シェオゴラスは確かにおかしいけど、天才でもあるのね!
[1 - これから行く場所について、何か知っているか?]
あまり知らないの。オブリビオンを覗き見て、感触をつかもうとしたけど、何も見えなかった。ただ、強く故郷に帰りたい、という想いに包まれただけ
[1 - どこから来た?]
私はたくさんのハイエルフがいるところから来た。サマーセット諸島の美しい緑色の海岸。故郷のピンクの花弁とそよ風のことをよく考えるわ
でも、なぜ今日そんな記憶が蘇ってくるのか、よくわからないの
[1 - 話に出ていたこの聖域について、思い出させてくれないか?]
もちろんよ。私のために遺跡を調査していて、あなたはアークメイジのシャリドールに気に入られた。あらゆる魔術師の古代の守護者にね。私達は彼と一緒に、マッドゴッド・シェオゴラスの試練を潜り抜け、シャリドールの失われた聖域を取り戻したのよ
[1 - シャリドールと一緒に働いてどうだった?]
素直に嬉しいわ。彼は直に歴史に立ち会った視点から、魅惑的な歴史観を持っているの。それに深い謎めいた知識は… そうね、自分が再び見習いに戻ったような気分よ
[1 - ヴァラステ、本当に楽しんでいるのか?]
私自身とアークメイジの間に見えるものは、私達以外の誰にも存在しないもの。あなたや他の人の質問に答える必要はないわ
[2 - この聖域はどういうものなんだ?]
アイベアと呼ばれているの。過ぎ去った時代には、サマーセット諸島の一つだった。タムリエル中の魔術師のため、シャリドールは休むことなく働いて、そこを聖域にしたの。シェオゴラスに奪われた時は、逃げるのがやっとだった
[1 - 聖域がどうやって失われたのか話していたか?]
何があったのかは、まだ話してくれてない。推測するに、彼らの間で取引か何かがあって、シェオゴラスが一枚上手だったのね
アークメイジのシャリドール
かがり火は用意されている。ヴァラステが正確に準備したのだ。もちろん、私の指示に従ってだが
[1 - かがり火は何のためのものだ?]
彼の地に直接ポータルを開くには問題がある。だからこれを補助のアンカーとして作り出した。間違いなく、シェオゴラスの策略だ。次回には、この問題は解決しているはずだ
[1 - 準備はできている。行こう]
アークメイジのシャリドール
この場所… 見覚えがあるような気がするが、別物だ。まるでシェオゴラスが、サマーセット諸島の一部分を盗んできたかのようだ
奴は私をせせら笑っているに違いない。遥か昔に失われた私の聖域は、この場所に似ている…
[1 - どういうことだ?]
アイベアはサマーセット諸島にある離島だった。ハイエルフが交換してくれた。安物の宝石、つまり実際の効果がないちっぽけなアーティファクトとの交換だ。美しい場所だった…
ハスキル : ああ、時間ぴったりだな。お帰り
ハスキル
もう来ないんじゃないかと思い始めていたところだ。私の主はどうも私がイライラするのを見て楽しんでいるようだな。お前は書を手に入れるために来たのだろう。あの人間のために… シャリドールとかいったか?
[1 - 分かった。どこを探せばいい?]
少し待て。シェオゴラス様は、まずお前に一仕事してもらいたいとのことだ。力量を示すために
彼はある一対のアイテムを置き忘れたそうだ。取り戻さなければならない
[1 - どんなアイテムだ?]
フォークと杖だ。なるべく急いでくれ。我が主は私を待たせて面白がるが、ご自身は大して辛抱強くないのでな。お前のため、ポータルを開いておいた。フォークの場所に直接行けるはずだ
[1 - フォークと杖だ。手に入れてくる]
〈暇がある時にでも〉と言いたいところだが、お前より私のほうが暇そうだな
[1 - このポータルでどこに行ける?]
我が主はスカイリムのどこかで道具を失ったそうだ。ヴルドングラヴのコルソールを訪問中のことだ
それは神話紀の話だったと思う
[1 - 神話紀?]
ああ。我が主はかなり前… 非常に… とても昔に、コルソールを訪れたのだ。まったく、最近の定命の者は何を学んでいるのだ?
[1 - このフォークについて何か教えてもらえないか?]
家宝だ。我が主がたいそうお気に入りなのだ。思うに、ちょっと魔力があったりするのだろう。私は知らないし、シェオゴラス様に尋ねることもない
[1 - どんな魔法?]
そのフォークは周囲のマジカを活性化し、その作用を強める。お前よりも優れた誰かがそれを手にした時、劇的な結果をもたらすこともあろう。お前の手にあると、ローストビーフを口に運ぶのが似合っているな
アークメイジのシャリドール
たまたま聞こえてきたのだ。彼はお前をタムリエルに送り返すのだろう
私の力はシェオゴラスの領域では制限されているが、ニルンならば全力を出せる。力を貸すぞ
アークメイジのシャリドール : 一度嗅いだら忘れられない匂いだ。ドラゴンプリーストの墓だな
アークメイジのシャリドール
この場所はヴルドングラヴとして知られている。ドラゴンプリースト・コルソールの最後の安息の地だ。気をつけて進め。ドラゴンプリーストがいるところには、間違いなくドラウグルがいるからな
[1 - ここに前に来たことは?]
いや、ヴルドングラヴにはない。だがスカイリムにはこのような遺跡がいくつもある。ドラゴンとその司祭が人間を支配していた時代の名残だ。若い頃に各地を冒険して、私はこういった素晴らしい小さな墓の多くを略奪した
アークメイジのシャリドール : あの箱だ。たぶんフォークが中にある
コルソール : 私から盗む気か? クリフ・ヴォス・アークリン!
アークメイジのシャリドール : ああ。コルソールは起きている
コルソール : 我が司祭が始末するだろう! ルフト・ディノキー!
アークメイジのシャリドール : 影が動いている。気をつけろ!
コルソール : 構わん。来い。私自ら相手してやろう!
コルソール : 構わん。来い。私自ら相手してやろう!
アークメイジのシャリドール
ドラウグルを倒したことで、コルソールの墓への道が開けたのだ。フォークは墓の中にあるか、あるいはコルソールの骨ばった手に握られているに違いない
コルソール : ああ… そこにいたか。フォークは私のものだ。お前にはやらんぞ! ディル・ヌ!
ハスキル : 来い。時間を無駄にはするなよ?
アークメイジのシャリドール:そしてハスキルがやって来た。シェオゴラスのしもべが、我々を先に進ませてくれるわけか。ふん
ハスキル
フォークを手に入れたようだな。なかなか実力があるじゃないか。見事と言ってもいい
[1 - ああ、手に入れた。今度は?]
今度は杖だ。前に話した時、我が主は砂漠の砂の不快感を思い出していた
きっとハンマーフェルのどこかにあると思う。乾燥して朽ち果てた、マリール王子の手の中に
[1 - マリール王子?]
ヨクダの大鎌ことマリール・アルアキル王子。当時は恐るべき戦士だった。それは千年以上前の話だ… だが、今も恐ろしい
[1 - 王子から杖を手に入れてこよう]