2016年10月10日月曜日

ブラックサップの要塞 1


フォリノル : 待ってくれ。グラーウッドの君の旅を観察してきた、そして君の… 特別な才能が必要になったのだ



フォリノル
我々の目はグラーウッドのいたるところにある。ここしばらくの間、君にかかりっきりだったがね
我々にはコルマウントで知られていないよそ者が必要なのだ。誰か、相当に… 融通の利く者が
 [1 - 誰だ?]
名誉あるヴァインダスクのレンジャーだ。ウッドエルフの支配者であるカモラン・アエラダン王に直接報告している。彼の統治する場所を、内外のあらゆる脅威から守るのだ
[どんな脅威? ]      
ブラックサップの反乱が、その一例だ。ドミニオンの結成で崩壊寸前だったが、最後の生き残りがコルマウントを苦しめた。協力してくれたおかげで、ようやく内戦を終結できる。
よければ、ポータルを開いて作戦基地まで送ろう
[了解。ポータルを開けて  ]

フォリノル : ポータルを開けるまで少し、時間をくれ。さあどうぞ、ポータルに入って 



マエロス : 素晴らしい。我々が期待していた人物だ。さあ仲間よ、ここは安全だ。一緒に話をしよう

マエロス
コルマウントはブラックサップの反乱が始まった場所だ。君の助けがあれば、その終わりもコルマウントで迎えることになろう
ヴァインダスクのレンジャーは、ブラックサップの指導者を取り除くために君を必要としている。ただ殺すだけでは反乱に油を注ぐだけだ。身柄を確保しなければならない
 [1 - なぜこれに必要とされる?]
エンダーレ将軍が懸命に努力したあと、我々はブラックサップの生き残りを制圧した。グラーウッドの反逆者はみんな我々の顔を知っている
だがお前の顔は知らない。知られていないお前なら、彼らに近づいてリーダーを捕まえられる
 [1 - これは地元の反乱だ。なぜ私が巻き込まれなくちゃならない?]
ブラックサップは王を憎んでいるが、ドミニオンのことも愛してはいない。彼らは何かを企んでいる。彼らのやり方を考えると、それは騒々しく残忍なものだろう。これを悪化させるわけにはいかない。
だがもし我々がリーダーを捕らえれば、反乱は一夜で終わる
 [1 - 反乱のリーダーについて教えてくれ]
ゴリニルは雄牛のように強く、誇り高い。彼の兄、ロルチョンはグラーウッドに我々より多くの目を持っているようだ。二人ともゲルシオルの息子だ。彼はカモラン・アエラダン王のいとこで、人々を裏切り、この場所は彼のために建てられた
 [1 - ゲルシオルは息子について何か話したのか?]
我々が知らなかったことは何も。ゲルシオルは王のいとこだから、我々は荒っぽい方法を使うことを禁じられた。残念ながらな
彼に質問したいなら、出発する前にしてくれ。お前は彼の息子たちを捕まえない限りここには戻って来ないだろうからな
 [1 - どうやってゲルシオルの息子たちを見つけ出せばいい?]
樹の従士イルデルに会え。コルマウントにいる我々の密偵だ。何か月もかかったが、彼女はブラックサップとつながっている地元の者たちを特定した。彼女が開始の手伝いをする
 [1 - コルマウントで彼女を見つける]
出発を確認次第、ただちにフォリノルがポータルを閉じる。我々がゲルシオルをこの地におさえてあることは、誰にも知られてはならない。ついでに言っておくが、彼が生きていることもだ
 [1 - いくつか質問がある]
私は多くの年月をここの世話人として過ごしてきた。知る限りのことを答えよう
 [1 - 正確にはここはどこだ?]
我々はゲルシオルが誰にも見つからない場所が必要だった。だから人里離れたアイレイドの遺跡を掘り出し、この牢獄を作り、入り口を崩した。ここに出入りする唯一の方法はフォリノルのポータルを通ることだ
だからお前の質問への答えは… どこでもない
 [1 - なぜゲルシオルをここに置いてるんだ?]
我々は辛うじて内戦に勝った。ゲルシオルは玉座に着くはずだった。もしアイレン女王が我々からの求めに応じなければな
一旦ブラックサップのリーダーを捕らえたら、彼に逃げられるわけにはいかなかった。だから我々は彼をここに連れてきた。地面に開いた、この穴に
 [1 - お前はゲルシオルと彼の息子たちをどうするつもりなんだ?]
カモラン・アエラダン王が違うことを言うまでは彼らをここに入れておく。
もしブラックサップの英雄たちが永遠に姿を消せば、支持者たちは結集して応援する対象がなくなる。そうすれば反乱は次第に衰え、我々はみんな自分の人生を生きられるようになる
 [1 - なぜドミニオンはこれを処理できないんだ?]
王は民に対しての責任がある。だから王の兵士はその土地の問題に対処しなくてはならないのだ
だがもしブラックサップに何か考えがある場合は、ドミニオンの野営地がコルマウントのすぐ外側にあるぞ。彼らは〈実地訓練〉と呼んでいる

マエロス : 聞こえるか、ゲルシオル? 最後の反乱が、自ら崩れていく音だ


ゲルシオル
ウッドエルフの正統な王をあざけりに来たのか? ならそうするがいい。せいぜい楽しむことだ
 [1 - いくつか質問がある]
「答えろ、お前は薄汚い裏切り者か?」では駄目だ。お前はマエロスの殺し屋ではない。それは確実だ
質問を言え
 [1 - なぜブラックサップの反乱を始めたんだ?]
現在の王が即位してから、彼が我々の地を〈更新〉しようとする試みは、グリーンパクトに対していかに甘いかを示している
人々には古代の契約は放棄されないということを理解できる王が必要だ。二番目の王位継承権を持つ者として、それは私の責任になった
 [1 - グリーンパクトに甘い? どういう意味だ?]
我々がイフレと交わした古の契約はウッドエルフに素晴らしい恩恵をもたらしたが、現在の王のヴァインダスクのレンジャーは除外されている。彼らが地面から根を取って食べるのを見た。何とおぞましい!
人々が正義を求めた時、私には選択の余地がなかった
 [1 - お前は本当に王になりたかったようだな]
もちろんだ! グリーンパクトを再び重視するため、ハイエルフをグラーウッドから遠ざけておくため、それ以上の方法があるか?
だがエンダーレ将軍はコルマウントで我々を虐殺し、ブラックサップを終わらせた。私は息子たちが、反乱の終焉を知らないのではないかと心配している。だから彼らを捕まえてほしいのだ
 [1 - なぜお前の息子たちを捕まえてほしいんだ?]
もしドミニオンが全力で一地方の反乱に関与してきたら、私の民は苦しむことになる
彼らに対抗してドミニオンの道具を使う方がいい。公開裁判が我々の大義の正しさを示すだろう。私の息子たちがまだ生きている場合に限るが
 [1 - お前の息子たちについて教えてくれないか?]
もしロルチョンが私の生存を知ったら、彼は平和的にやって来るだろう。彼は現実的で、失われた大義のために命を無駄にするタイプではない
ゴリニルは別の問題だ。即刻お前を殺したりはしないが、そっと近づいてくる。そしてとても尊大だ
言いたかったことは全て伝えた。お互い、これが真の正義でないことは分かっている。もしドミニオンの言うことが本当なら、我が家族は公開裁判にかけられるだろう

フェオリノル
言ってくれればコルマウントへのポータルを開けよう。一旦通り過ぎれば、門は君の後ろで閉じる
出発する前に何かすべきことがあるなら、今のうちだぞ
 [1 - ここでは何の仕事を?]
私はヴァインダスクのポータルのマスターだ。人生のほとんどをポータルの魔法的な仕組みの研究に費やしてきた。オリジナルのポータルを開発したこともある。どうやっても追跡することができないものだ。私の専門知識なしに、そういったことはできない
 [1 - ポータルを開け]
向こうでの幸運を祈っているよ。ブラックサップは乱暴な連中だからな



樹の従士イルデル : エナスラスがジャガイモを食べたのを見たとしても、証拠がなければ何もできないわ
エナスラス : ありがとう、樹の従士。自分の名をこんなことで傷つけられたくはない
ノルウェラス : 一年前、彼を首まで埋めて冒涜してやったのよ!
樹の従士イルデル : もういい! 私が決める。二人とも命を預けて。これ以上話は聞きたくない。はい? なにかご用かしら?


樹の従士イルデル
申し訳ないけど、証明してもらわないと。コルマウントの市民がグリーンパクトに嫉妬していたことは知っている。それでも時折、狩りに行っては問題を起こすのよ
 [1 - ヴァインダスクのレンジャーにお前と話すように言われた]
ええ、フォリノルにゲルシオルの息子たちを見つけ出すのを手伝うよう言われたわ。
ロルチョンから始めましょう、ブラックサップの大密偵よ。まず彼を捕まえれば、弟のゴリニルは目を失うことになる。聞かれる前に言っておくわ、私は戦争でそれを失ったのよ
 [1 - 私は何をすればいい?]
ブラックサップの反乱はここから始まったの。聞いても驚かないでしょうけど、コルマウントの市民が残党に食べ物と金を提供してるのよ
彼らが会う時は特別な合言葉を使うの。その合言葉を知っていれば、残党に近づけるわ
 [1 - 合い言葉は何だ?]
合言葉は毎週変わる。間違いなくロルチョンの仕事よ
ついてるわね。つまらない仕事はやっておいたわ。私の隣にある日記に今週の合言葉が書いてあるの。どれを使うか見つけ出すのは、あなたに任せるわ
 [1 - もし間違った合い言葉を使ったらどうなる?]
ブラックサップは自分たちを守る。楽しくない結果になるでしょうね
日記の中に、名の知れた支持者たちのリストがある。彼らに近づいて、ロルチョンと会うために必要な正しい合言葉を使うのよ。仕事が終わったら会いに来て








リニニオン : 今日ブラックサップは青い炎を灯した。まったく素晴らしいと思わないか?
インディンロス : そう、それは良いことが起こるっていう印だ…
リニニオン : 急いでくれ、我々はこの辺にいる