2016年10月10日月曜日

ブラックサップの要塞 2


ラシルミス
忌々しい樹の従士め、何がコルマウントにとって一番良いのか分かってるつもりか。生まれも育ちもここではないくせに。もし彼女のことをよく知っていなければ、エルデンルートの回し者だと思っただろうよ
 [1 - ファリネスティののぞき屋は夜泳ぐ]

それは変だな。この辺りではもう長いことのぞき屋は見てない
 [1 - 雨模様の空がのぞき屋を全て連れ出した]
その通りだ。じゃあ、なぜのぞき屋の皮膚は赤いのか知ってるかい?
 [1 - かつては青だったが、それは家族を食べることを強要された。彼らの血を浴びて体が赤くなった]
お前は新顔だな。何が望みだ?
 [1 - ロルチョンに会いたい]
ブッチャーズ・グラウンドに向かえ。準備ができたら彼はそこに行く。言えるのはそれだけだ


樹の従士イルデル
確実にロルチョンと会えるの?
 [1 - 「ブッチャーズ・グラウンド」で彼を待つことになっている]
なるほどね。そこはエンダーレ将軍が奴らの軍のほとんどを倒したところなの
 [1 - 戦いで何が起きた?]
ヒスイの竜騎兵が夜に攻撃してきたのよ、あらゆる方向からね。ブラックサップには全く勝ち目がなかったわ。彼らは降伏しようとしたけど、エンダーレ将軍は殲滅するよう命令したの。ヒスイの竜騎兵は常に命令に従うみたいね
 [1 - どうしてロルチョンは大虐殺の現場で会おうとするんだろう?]
良い理由じゃないのは間違い無いわね。けど選択の余地はない。ロルチョンが現れたら、彼を捕らえる必要がある
 [1 - どうすればいい?]
はい、これはゲルシオルの指輪。子供達はすぐにこれが何だか分かるはずよ。
ロルチョンがこれを付ければ、すぐに隠された牢獄に転移させられる。フォリノルのずる賢い付呪の一つね
 [1 - フォリノル? ポータルのマスターか?]
まだ彼をそんなふうに呼んでるの? あの子には趣味が必要なの
彼は昔、簡易トイレの中身をブラックサップの野営所に送るポータルを作るよう提案したことがある。「完全に気晴らしだ」って言ってた。しばらく、トイレのマスターって呼ばれてたわね
 [1 - ロルチョンについて知っておく必要があることは他にある?]
ロルチョンとその兄弟が必要なのよ。ゴリニルがどこに隠れているか聞き出して
兄弟の一人につき一つのリングがある。両方を捕らえれば、フォリノルが見つかるはず。もし私たちが再開できなければ、それは名誉な結末を遂げた、ってことね

樹の従士イルデル : さて、退屈でつまらない雑務に戻るわ。幸運を の会話: さて、退屈でつまらない雑務に戻るわ。幸運を


ロルチョン : 俺のブラックサップでは、あんたに太刀打ちできないと分かった

ロルチョン
君があのヴァインダスクの腰抜けどものために働いているのは知っている。コルマウントに着いた時からね
しかし俺と話したいとは、どういうことだ?
 [1 - 裁きを与えるためにここに来た]
そうなのか? 認めるが、こちらは直接対決するようなタチじゃない。それはむしろゴリニルのやり方だ。ずっと背景に溶け込むことを好んできたんだ。何か言う価値のあることがあるのでなければ、今もそうするつもりだ
 [1 - 父親がまだ生きている。ほら、この指輪を受け取ってくれ]
生きている? 父はほとんど一年近くいなくなったままだ。誰もが父は死んだと思っていた
ずっと父が生きているのではないかと思っていたし、父が捕らわれたのだという手がかりもある。父を捕らえた者の名前を言ってみろ、そうすれば真実を話しているのかが分かる
 [1 - マエロス。彼が父親を捕らえたヴァインダスクのレンジャーだ]
分かった
いいだろう、自分の身柄を引き渡したい。父のところに連れていってくれ。生きているなら、話をしなければならない
 [1 - どうして気が変わった?]
ブラックサップ反乱軍は家族が始める必要があった。そして今や人々の中心となって生きている。じきに栄えるだろう。
だがそうなる時には父のそばにいたい。降伏したんだ、そうだろう? 離れているべきなのか?
 [1 - まず、どこでゴリニルに会えるか教えてほしい]
兄弟はコルマウントの反対側にある洞窟の中にいる。うまく会えるといいのだが。兄弟には命令に従う数多くの兵士がいる。しかも話すよりは動く人間だ
それに急いだほうがいい、計画を実行に移す前に
 [1 - 計画? 何の計画?]
言った通り、兄弟はあまり話をする方ではない。俺に対してすらそういう時がある。兄弟がどれだけジェイド・ブッチャーを憎んでいるか分からない、ドミニオンに同じような報復をしたいのかどうかも
どこでゴリニルに会えるか教えただろう。さあ、父のところに連れていってくれ
 [1 - 指輪をつけて]

ロルチョン : 囚人だってことにすれば、ヴァインダスクはすぐに殺しはしないだって? 分かった
フォリノル : 今だ! 彼を引っ張れ!


ゴリニル : 衛兵、一旦休め! もし侵略者がここに来たら、鞘の新しい刻み目になるだけだ

ゴリニル
ヴァインダスクのレンジャーの仲間か? それとも司法高官、いや、戦士ギルドか?まあ、どうでもいい。ここに来た理由は知っている
 [1 - 裁きを与えるためにここに来た]
正義? アイレン女王は土地を侵略して人を殺した。全て偽王、カモラン・アエラダン王の名の下に。唯一の正義は土の中にある。彼女のジェイド・ブッチャーが人々を殺したところにな
そして今、まさにその土が、我々のものを取り返すために立ち上がる!
 [1 - 何を話している?]
コンストラクトは既にコルマウントを取り返すために立ち上がった。グリーンパクトに従う者は、森がドミニオンの侵略者に対して立ち上がるところを見るだろう。ジェイド・ブッチャーの所業にふさわしい復讐だ
 [1 - なぜそんなことをするんだ?]
イフレの子供達は、緑を摘み取るよそ者を憎んでいる。ブラックサップがエルデンルートの玉座に座るまで、グラーウッド全体が侵略者に対して立ち上がるだろう
彼らはゲルシオルのために涙を流す。父の死が彼らを駆り立てるのだ
 [1 - どうすれば構成員達を止められるか教えてくれ]
何も止められない。既に始まったことだ! ドミニオンの野営地は、一年前にエンダーレ将軍が我々に与えた苦痛と恐れを知ることになる
後悔しているのは一つだけだ。自らジェイド・ブッチャーにとどめを刺したかった。父の思い出に敬意を示すために
 [1 - 父親はまだ生きている。連れて行ってあげられる]
嘘だ! 最高のソーサラーが一年かけて父の手がかりを探したのだ。しかし何の痕跡もなかった。父は死んだのだ
 [1 - それが本当なら、どうしてこの指輪を持っていると思う? ほら、受け取って]
これは父の指輪だ。子供の頃に父の寝室から持ち出した。それに気付くと、父はこの耳を殴った
これは何の証明にもならない。ここへ来る前に、父を殺したかもしれないということだけだ
 [1 - 指輪をつけてくれれば、父親のところに連れて行ってあげられる。兄弟のところにも]
ロルチョンも捕らえたのか?
そんなことは問題じゃない。ドミニオンの野営地は構成員達に敗北し、人々はブラックサップに続いて立ち上がるだろう。家族についての嘘を聞くつもりはない
 [1 - その指輪をつけるまで、こっちが嘘を言っているかどうかは決して分からない]


フォリノル : ブラックサップは終わった! 我々は西の橋にいる。さあ、合流してくれ


樹の従士イルデル
英雄のご帰還よ! フォリノル、ポータルを開いて。マエロスが話したいそうなの
よくやったわ。ヴァインダスクのレンジャーのような戦いぶりだった。ゲルシオルの息子を捕らえれば、ブラックサップは終わり。コルマウントも、やがて平穏を取り戻すでしょう

フォリノル:マエロスが君と話したがっている。ポータルを開けておこう。準備ができたらいつでも中に入ってくれ 


ロルチョン : ゴリニル、冷酷なペース配分はやめてくれ! 頭が痛くなるよ
ゴリニル : ロルチョン。お前のせいでここにいるんだからな
マエロス : もし言い争いをやめないなら、両方の口をふさぐぞ。ああ、入ってくれ! いい働きだったな

マエロス
ブラックサップは指導者を失ったし、その攻撃も鈍ってきている。君の迅速な仕事ぶりに感謝したい。コルマウントはまもなく癒えるだろう
 [1 - ゲルシオルと子供達はどうなる?]
王から他に命令があるまでここに閉じ込めておく。生きているか死んでいるか知られるよりはいなくなったと思われるほうが好ましい。ブラックサップのリーダー達はどうするべきか分からないだろう
 [1 - 残酷だね]
ではどうすればいい? 公開裁判にかけるか?
今は王にとって注意を要する時で、ゲルシオルにはコルマウントにあまりにも多くの支持者がいる。いつか、物事がもっと安定したらそうなるだろう。それまでは、ここで衰弱していくかもしれないな
 [1 - [説得] 裁判にかけたら、王は自分がブラックサップを恐れていないことを示すだろう。そうすればより強く見えるから]
正しいのかもしれない。王がそのことに弱いという噂は… 根強い
できるのは次に王に謁見する時に進言することだけだ。だがこの言葉にもいくらかの重みがある。王がブラックサップを恐れていないということを示すために、公開裁判を勧めよう
 [1 - 分かった]
受け取れ、ささやかな贈り物だ
ヴァインダスクのレンジャーにはしてやれないが、名誉会員だと証明するものなら与えられる。これは王の信頼を表し、我々はグリーンパクトから除外されているが、支えていることを示している。お前はこれに得るに相応しい働きをした。時間はかかるだろうが、裏切り者はいずれ白日の下にさらされよう

ゲルシオル
息子たちが生きていて、安全だと知って嬉しい。今はただ、無益な争いを止めてくれることを願おう
我が一族は、お前に借りができた。裁判によって私がヴァレンウッドの正当な王と証明されても、お前の善意を忘れはしない

ロルチョン
怒っても無意味なだけだ。ここにいて幸せだとは言えないが、少なくとも命はある
そう、少なくとも、父がまだ生きていることは分かったのだから父にはエルデンルートに多くの友がいる。彼らがこの汚らわしい場所から出してくれるだろう

ゴリニル
グラーウッドの人々は、我々がグリーンパクトのためにしてきたことを知るだろう。王は頼るものもなく、我々を皆許すしかない
自分で思うよりもはるかに、お前はブラックサップの反乱の力になったのだ