2016年9月24日土曜日

トゥース・モールな策略


ピロンディル : 落ち着け。いいから剣を置くんだ
ネラニャ : ああ! 見つかった!



ピロンディル
いいところに来た。お前のおかげで首の皮がつながったよ
 [1 - 何をしている?]
私はピロンディル。オーリドン第一海兵隊の調査官だ。この洞窟へ密かに入っていくゴブリンを目撃した… エルフの鎧を身にまとっていた
後を追ったが、その女性に奇襲を受けた
[彼女がゴブリンと関わっていたと思うか? ]  
おそらく。ただ、推測よりも事実が大事だ。彼女の正体も、ゴブリン洞窟に入る理由も分からないが、単独で入る準備はしていない
調査を手伝う気はあるか? 外に狼煙を用意しておく
[もちろん。何か出来ることはあるか ]      
気を付けろ。ここの連中、ゴブリンにしてはいい装備をしてる
 [1 - いくつか質問がある]
優秀な調査官はいつも質問をするものだ。何が知りたい?
 [1 - この場所は何だ?]
ここの洞窟は以前は無人の峡谷だった。商人達が時々、検問所の前に違法な積荷を投げ捨てる中継地点として使っていたが、誰も所有権を主張したことはない
どうやらゴブリンたちはこの場所の厄介な新しい使い道を見つけたらしい
 [1 - ゴブリンはどんな脅威をもたらす?]
エルフ族への簡単な答えは〈ない〉だが、それでは尊大すぎてしまう。明らかな愚行だ。ゴブリンを根絶するのは極めて困難だ
この一団は本土から逃げてきた奴隷かもしれない。稀にこういうことがある


ビズ : やめて! 顔打たないで! ビズ、ちゃんと掃除する!

ビズ
お願い! ビズは小さくて掃除するだけ! 傷つけないで!
 [1 - 話せるのか?]
うん、族長に話し方、習う。そしてビズはご主人様と長く時間を過ごしてから、族長から話し方習う。ビズとても賢い
でも、ビズはあなたがダメだ、言ったら話さない! ビズは光るものをきれいにするだけ、古い主人の戦利品!
 [1 - ここでゴブリンに何が起こっているのか教えてくれ。あのアルトマーは誰だ?]
エルフはネラニャだよ。彼女はトゥース・モールの部族と取引する。手助けの武器と防具! 彼女、あれもくれる… 何て言うんだっけ… 契約書だ! うん!
エルフの王たち、取引を受け入れなくちゃならない!
 [1 - 契約書はどこにある?]
契約書、隠れ家にあるよ、トンネルの下。ビズ、族長の小屋の側で待つ! あなた、分かる! ビズ、本当のこと言う!
 [1 - 契約書を探して、族長の小屋の側で見つけよう]
ビズは助けを呼ばない。ビズ約束する
 [1 - この場所は何だ?]
族長、古い主人の家から全部持ってきて、ここに置いた。だから戦利品が見える! 俺達、酷い目に遭わせた、エルフの主人の戦利品!
ビズ、叩かれたこと、忘れない。叩く! 叩く! いつも顔を叩く!
 [1 - 奴隷だったのか?]
そう、大きな島から来た。ビズ、肥やしの穴の掃除、床掃除、小さいエルフのご主人が石を投げたら走る、やれ言われた
族長が全部から解放して、トゥース・モール部族を作った! そうだ。今俺達、戦利品を見て、あの苦しみを思い出す



ピロンディル : そんなにギャーギャー言うなら、矢をお見舞いするぞ
ビズ:エルフはビズを傷つけない。でも脅してくる。なんでみんな、いつもビズを脅す?

ピロンディル
来てくれてよかった。このガキがコソコソ嗅ぎまわっているのを見つけてな。もう少しで殺すところだった
 [1 - やめろ。ゴブリンが契約書を探すために案内してくれた。見た方がいい]
見せてみろ
これは全く意味をなしていない。これを真面目に扱う法廷が本土にあるとは思えない。言葉遣いもゴブリンには分からないだろう。彼らはこれが自分達に、何らかの地位をもたらしてくれると思ってるのか?
 [1 - ゴブリンは多分知らないだろう]
間違いなく、彼らはゴブリンだ。だが、もし我々が今この場で同盟を解消できたら、多くの面倒を減らせるだろう
 [1 - もしかすると、族長は話が分かるかもしれない。平和に話をしたいと、ビズが伝えてくれる]
お前は器が大きいな。ではお前に任せて、私は狼煙で応援を呼べたかどうか見に行く
同盟を解消して、このネラニャという奴を見つけろ。彼女が鋭く尖ったもので脅されるのが好きかどうか確かめよう
 [1 - 状況を片付けたら、入口で会おう]

ビズ : ビズ、あなた話したい、族長に伝える


コス族長
ビズが、お前が話したいと言ってきた。話せ
 [1 - コスだな、トゥース・モールの族長の]
コスはコスだ。小僧がコスに、お前話したいと言った。話せ
 [1 - ネラニャが交わした契約書は嘘だ]
全てのエルフは嘘をつく! ごまかしだ! エルフはごまかしがあると言った。でも彼女も嘘をつく。なぜお前を信じられる?
 [1 - 戦いの代わりに話すことを選んだからだ]
エルフの話にはうんざりだ! 全部嘘だ! お前たちはいらない。放っておけ
ほら。エルフ洞窟への鍵だ。殺すか殺さないかは好きにしろ。コスはこのゴタゴタとはもう関係ない
 [1 - ありがとう。エルフを何とかする]
お前はエルフを殺して、ここを去れ! トゥース・モールがこの洞窟をもらう! エルフの戦いなんて知らない


ネラニャ : 待って! 戦いたくないの。話をさせて

ネラニャ
聞いて。今日は戦う気がないの
 [1 - ネラニャ。何かの企みか?]
企みじゃないわよ。ゴブリンどもにバラバラにされずに入口からここまで忍んで来られるんでしょう。戦っても勝ち目はないわ
話を聞いて。余裕があればだけど
 [1 - 話を聞こう]
ご親切にありがとう。話は簡単よ
命を救ってくれたら、この洞窟を出て行くわ。あなたとドミニオンの人達がゴブリンに何をしようが放っておく。それから、見つけた物は好きにして
 [1 - ゴブリン達を騙したのは何故だ?]
扱いやすい間抜けだったからよ。私達ベールの継承者の力は失われつつある。ゴブリンどもを前の主人に背くよう扇動するのは簡単なことだった。力を取り戻すためなら、何だって利用したかったの
 [1 - こんなことをしても見逃されると思うか?]
こんなことで死んで何になるの? あなたと戦うなんてごめんだし、トゥース・モールは思っていたより利用価値がなくてね。これ以上こんな茶番を続ける意味がないのよ
 [1 - 出て行け、二度と戻るな<彼女を見逃す>]
安心して。もう私に会うことはないから


ピロンディル
ついに援軍が来たぞ! どうだった?
 [1 - トゥース・モール部族との契約は無効だ。ネラニャは追い払った]
〈追い払った〉? つまり、生きているのか? 何をしているか、理解しているといいが   
ここからは我々が引き受けよう。運がよければ、コスとその部族をどこか別の場所に移動させられるだろう。これ以上問題を起こさない場所へ。それでもだめなら…
ゴブリン共には居場所を思い出してもらう