紡ぎ手ビニース
ウィンドキャッチャー大農園は偉大なる木に依存しているのに、目の前で病気になっていく。私たちの運命は、枝の葉のようね
[1 - 偉大なる木に何が起こった?]
あの奇妙な瘴気が見える? ハリケーンの後、偉大なる木に現れたの。まるで病気のように。やれることはやったけど、十分ではないと思う
[何かできることはあるか?]
この真下には洞窟がある。偉大なる木を癒すために精霊を呼び出したけど、まだ戻ってこないの。精霊を留めている原因が何かを確認して。可能なら、助けてあげてくれる?
[精霊を助けてみよう]
精霊の苛立ちを感じる。偉大なる木を助けたいのに、何かに邪魔をされているのよ
[1 - どうやって精霊を助けられる?]
霊魂は古くて力強い。偉大なる樹を助けるため、根から根へと移動しようとしている
だけど、あれは癒しの霊魂。他を癒すことは出来ても自分は守れない
[1 - 精霊は危険に晒されているのか?]
分からない。そうなら偉大なる樹を癒している間、危害を加える者から守らねばならない。やるべきことは分かっている
[1 - なぜ偉大なる木がそんなに重要なんだ?]
偉大なる木は冬の風からウィンドキャッチャー大農園を守り、夏の暑い時に集落を陰で覆ってくれる。その言い伝えは私たちと密接な関係がある
[1 - だが、他の木と何が違う?]
風の女神ケナーシが初めて〈天界〉の外へ旅に出た時のことだ。伝説では彼女が疲れた時に、小さな苗木の上で休んでから旅を再開したと言われている
その苗木が偉大なる木になって、ウィンドキャッチャー大農園にその名前が与えられた
ナーウェ
俺は十年以上もクワマー・マスターをやってるんだ。手が回らない時は、素直に助けを求めるよ
[1 - 何か問題が?]
クワマーの卵が全部孵化して暴れまくっている時に、ハリケーンの中で船を操縦しようとしたことがあるか? とてもじゃないが、オススメできないね
我々が難破したあと、奴らはこの洞窟に向かってクワマーラインを作った。奴らの後を追ったが、少し取り乱していてな
[1 - 取り乱していた? どういうことだ?]
奴らは、孵化の後はいつも無愛想だ。だがそこのクワマーはかなり好戦的になってる。その巨大な根を噛むのをやめさせようとしたが、奴らは嫌がった
出口で、見た目の良い木の幹にぶつかったんだ。俺は終わったと思ったが、そいつは歩き続けた
[1 - それは根を癒そうとしていた精霊だろう]
そうか? 何であれ、クワマーは好まなかった。奴らは、あの根と同じように食べていたんじゃないか
小さい奴らは怖がっているようだった。きれいな木の幹を助ければ、奴らはこの道を引き返してくるに違いない
[1 - 大きい奴は?]
奴らはあの巨大な根を食べるのを止めたら、良くなるはずだ… だが、お前が残りを救うために少し倒したとしても、責めはしない
気をつけろ。おかしくなったクワマーほど凶暴なものはない。俺の義理の姉より怖いぞ
スクリブはあの魅力的な木の幹には近寄らなかった。どうやら興味がないようだ。必要なことができるように助けてやれば、スクリブたちは岸へと帰っていくはずだ
紡ぎ手ビニース
イフレを称えよ! 瘴気が晴れた。そして、これは偉大なる木にとって新たな区切りになりそうね
生物たちは根を貪っていたけど、あれは一時的な本能の仕業よ。偉大なる樹を強くするように導ける
[1 - クワマーは偉大なる木を傷つけないと思うのか?]
洞窟は自分たちの巣であり、精霊を女王のように扱うべきだと、クワマーはすぐに理解するでしょう。偉大なる木に害を加えようとする侵入者から、洞窟を一緒に守ることになる
己の役割に気づくまでは、新しいものを恐れるのが生物というものです
強い風が吹き、多くの船はケナーシ島に打ち付けられた。だけどあなたは、彼女の怒りがあっても偉大なる木を強めた! ウィンドキャッチャー大農園は今一度栄えるでしょう
あなたの行動が、ケナーシに私たちの目的が公正なものだと示してくれますように。有利な風を恵んでくれますように
ナーウェ:もう終わりだと思っていたが、紡ぎ手ビニースはあの洞窟にクワマーが住めるように、ウィンドキャッチャー大農園からお金を出してくれるらしい
必要あれば、おかしな連中からでも喜んで金を貰うよ。船の修理代が賄えるかもしれない!