2016年9月16日金曜日

外交の危機 1


ラムズ・ダー
この者は噂を聞いた。忙しかったようだな。いいことだ! これでますます目立たなくなった
色々あったが、どうだった?

 [1 - 打ち砕かれた浅瀬と嘆きの泉の聖堂の問題を解決した]
我々を助けるため送られたのは間違いないようだな。ジョーンとジョーデにはユーモアのセンスがある。そうだろう? それから、もちろんこの裁量には報酬がある    
冷静に行動するんだ、新しき友よ。ミストラルの家は濃い影を落とし、高く生い茂った草には毒蛇が潜んでいる
 [1 - どういう意味だ?]
ミストラルは南方海域の宝石だ。タムリエルの半分と貿易をしている自由港だよ。ドミニオンの大使が数週間前、同盟関係を構築する交渉のため到着した。残念ながら円滑には事が進んでいない
[なぜ? 何が起きた? ]      
ケナーシズルーストはマオマーと古い条約を結んでいる。マオマーはドミニオンの艦隊が海域を侵略すると主張している。それが交渉の障害だ。シルヴェナールの助けになれるかもしれない。彼を探してこのトークンを渡せ。友人だと分かるだろう
<ラズム・ダーのトークンを持っていく>      
ミストラルの支援なしでは、ドミニオンの南岸は非常に手薄になる。しかし、我々は征服に来た訳じゃない。シルヴェナールはこのことを知っている。彼は公文書保管所にいて、平和的な解決を望んでいる
 [1 - ドミニオンについて教えてくれ]
ハイエルフ、ウッドエルフ、カジートが鷲の旗で統一されている。我々はカバナントとパクトの侵略者から国境を守っているが、簡単な仕事ではない。そしてもちろん、アイレン女王がドミニオンの指導者だ
 [1 - シルヴェナールとは何者だ?]
彼はウッドエルフの声であり精神なんだ。彼らによれば過去、現在、未来の偉大な指導者、だそうだ
彼は傑出した外交官として知られている。この出来事を穏やかに解決できる、ドミニオン唯一の希望だ
 [2 - おまえは本当は何者なんだ?]
ラズム・ダーはただのカジートだ。タムリエルの民にとって最善を求めている。尻尾を挟まない鞍も欲しいがな。いつの日か…



ドローゴリン
シルヴェナールがミストラルに来た! 今月一杯は、紡ぎ手の話を聞きながらロトメスを飲めそうだな!
 [1 - シルヴェナール?]
知らないのか?
アエラダン王はヴァレンウッドの民を治めるが、魂を扱うのはシルヴェナールだ。グリーンレディと共にいれば、真の可能性を探ることができる!
 [1 - グリーンレディ?]
もし、シルヴェナールが我々の魂なら、グリーンレディは我々の力だ! 彼女は最強の身体能力を誇る武術の達人だ。もし皆が同じくらい強かったら、敵はないだろう!


バイスリーブ・ペリディル : シルヴェナールの目は節穴か? シーエルフは皆、攻撃のチャンスをうかがっている悪意に満ちた毒蛇だ! ここのマオマーのクズどもは、到着してすぐに始末するべきだった
ロルカーンに全て倒させよ! なぜシルヴェナールは汚らわしいマオマーと交渉する?
 [1 - マオマーを嫌っているのか?]
あの海賊たちは、ハイエルフの敵だ! やつらは我々の商船を捕まえ、集落を襲った
発言権があるなら、やつらの喉に剣を当てて交渉してやるべきだ!
 [1 - 交渉で発言権はないのか?]
シルヴェナールが外交と降伏を混同している限りはな!
奴は残りの連中と中にいて、流血沙汰にしないふりをしている。この茶番を、自分の目で見て来るといい!

召使
何かお手伝いできますでしょうか?
 [1 - バイスリーブ・ペリディルについて教えてくれないか?]
アルドメリ・ドミニオンの、ケナーシズルーストに対する興味を、高名なバイスリーブ様が伝えに来た。彼はナエモン王子の個人的な家臣だ
アイレン女王が戻らなければ、彼は王の側近だっただろう。気の毒に
 [1 - その外交官の集まりには誰が?]
アルドメリ・ドミニオンの代表者だ。バイスリーブ・ペリディルがサマーセットとアイレン女王を代表していて、シルヴェナールとグリーンレディがヴァレンウッドを代表している
 [1 - なぜミストラルがそうも大事なんだ?]
シロディールに対する海軍の作戦を行うには最高の立地にある。さらに言えば、戦局は海軍に掛かっている。この島を解放すれば、敵がこの島を使って攻撃するだろう
だが、こうした憶測は健全ではない


シルヴェナール
すまない、友よ。ケナーシズルーストへのドミニオンの到着が地元民を動揺させている。事態の収拾は私に一任された
さあ、遠慮なくやってくれ。事態が収拾した後、いつでも話し合おう
 [1 - <ラズム・ダーのトークンをシルヴェナールに渡す>]
全く驚いた! 共通の友人がいるようだ
なぜミストラルに来たのか聞いても良いか?
 [1 - 私が助けになれると共通の友人が考えた]
では、ちょっとした案件について助言を貰えるかな。マオマーはケナーシズルーストと条約を結んでいる。恐れるようなことはない。条約があるなら細工はできる
だが、ウロンディル大使もハラーニ首長も、条約の写しを見せようとしないんだ
 [1 - なぜ?]
そこだ。それが分からない
条約に効力と妥当性がないとほのめかすのは不作法だ。より積極的に調査しなければ、これ以上は進めない。私の代わりに、この件でウロンディル大使とハラーニ首長に対応してくれるか?
 [1 - 条約の写しを渡してもらえるように頼んでみよう]
ぜひ頼む。要請の声が重なれば、良い結果が得られるかもしれない。特にハラーニは本件の解決を熱望している。ドミニオンの存在が、彼女の足枷になっていないかと心配はしているが
まあ、任せるよ!
手伝ってくれたことに礼を言う。友好的に解決できることを確信している


ハラーニ
ハリケーンが来て以来、新顔を覚えるのが大変ね。でも、あなたとは初対面でしょう
ようこそミストラルへ。ここでの滞在が、暖かい風と柔らかい砂であふれますように
 [1 - シルヴェナールが条約の写しを見たいと言っている]
見せるだけで、長期に渡るマオマーとの同盟が脅かされると彼にも話しました。彼らはドミニオンが我々の島に要求したことに対して、とても気分を害しています
 [1 - なぜマオマーと条約を交わした?]
周りを見て。立派な軍隊があると思う? この者たちの生存はいつ戦うか、いつ彼らを喜ばすかを知ることにかかっている
条約によって、数世代に渡る繁栄がもたらされた。この者の代で破りたくはない
ドミニオンには立場を理解して欲しい。ケナーシズルーストの自由な民は、一方で敵を作り、もう一方で味方を作ることはできないのです
何世代にも渡る、マオマーとの相対的な平和を脅かすようなことはしません。最近王座に就いた、遠く離れた君主のためにも


ウロンディル
我々はケナーシズルーストの人々との条約を何世代も維持してきた。彼らは我々の厚意に対してこのように報いるのか?
ハイエルフに我々の領海で足がかりを作らせることは、断じて許せない!
 [1 - マオマーはケナーシズルーストの領有を主張しているのか?]
本来、ここは我々の島だ! ハラーニの民は我々の厚意によって居住を認められている
もし彼女が条約を破るなら、休戦協定は失効する。我々は自分たちの島を取り戻し、カジートは代償を払う
 [1 - 条約の写しはどこにある?]
条約の写しは、ここから遠く離れた島にある。取りに行かせる理由はない。ハイエルフの埠頭ネズミどもに、所有する島をくれてやる訳にはいかん!
条約の写しが見たいなら、ハラーニに言ったらどうだ?
ドミニオンがケナーシズルーストを侵略したら、ひどいことになるぞ


シルヴェナール
条約の写しは手に入ったか?
 [1 - ウロンディルとハラーニは条約の写しの提供を拒んだ]
では、妥協の余地はないな。みんなの神経が鎮まるまで、公式会談を中断するよう要請しよう
どれだけ重要か分かるだろ? だから、もっと積極的に条約を探してほしい。遊びでやっている訳じゃないんだ
 [1 - どういう意味だ?]
ドミニオンのケナーシズルーストに対する行動で、征服を始めさせる訳にはいかない
我々の友は、近くの酒場で出されるラムの方が好きなんだろうな。恐らく彼には、条約の写しを確保するための考えがあると思うぞ
 [1 - シルヴェナールは本当の名前か?]
名前であり、称号であり、神聖な街の名前だ。こんな大それた名前を担うとは、何と名誉なことだ。そのせいでよそ者には誤解を招いて、たまに面倒だがな
グリーンレディでさえ下の名前で呼ばない。確かに〈エデローン〉は発音しにくいと思うがな
 [1 - その地位に就いてどれくらいになる?]
シルヴェナールのことか? 短いように思えるが、そうではないことは顔の皺が物語っている
それともドミニオンの大使のことかな? 同盟が創設された当初から外交の仕事をしている。つまり、そう長くはない
 [1 - アルドメリ・ドミニオンをどう思う?]
まだ傷のない採れたての果物だ。ボズマーの民のため、これを維持することが私の目標だ
グリーンレディと話すことがあるなら、彼女の態度からドミニオンを嫌っていると勘違いしないでくれ。彼女はただ故郷のヴァレンウッドが恋しいだけだ
 [1 - グリーンレディとは誰だ?]
彼女は私を支えているし、私も彼女を支えている。私たちはボズマーの民の願望が形となったものだ。簡単に言えば、彼女は私の最愛の人だ
それから、私が彼女の話をしていると、彼女はどんどん不機嫌になる。これ以上は言わない方がいいな


グリーンレディ:ワインはない。肉は筋っぽい。最愛のシルヴェナールは寝床を温める代わりに、喧嘩する子供たちの頭を冷やさせる
タムリエルにこれ以上退屈な場所があるのなら、私はまだ知らないわ