2016年9月13日火曜日

地平線の嵐


ラズム・ダー
ようこそケナーシズルーストへ、友よ。ハリケーンは余程酷かったのだろう。多くの者が負傷し、混乱し… なるべく小さな声で話せ。目立たないようにな
 [1 - 何を話している?]

ラズム・ダーはある種の… 繊細な任務でここにいる。お前はまさにバーンダリが望んだ者だ。お前の協力とラズのハンサムな顔があれば、間違いなく切り抜けられる
まず質問がある。どこから来たんだ?
 [1 - 話したところで、信じては貰えない]
もしお前が5歩北に着地していたら、鼠を押し潰してその内臓で滑り、合図用の太鼓に頭を打っていただろう。そして島中が到着を知っただろうな。で、本当はどこから来たんだ?
 [1 - モラグ・バルの領域、コールドハーバー。彼はタムリエルを侵略するつもりだ]
デイドラ公だって? ラズは嘘に対して鼻が効くが、お前の言葉は海のそよ風のように清らかだな。ふーむ。他の誰かが聞いたら… どこから来たと言うつもりだ?
 [1 - [嘘] 船の難破から生き残ったドミニオンの兵士だ]
上出来だ! そうやって自信たっぷりに嘘をつけ! 真面目な顔と輝く目でな
目立たず紛れ込むには今が一番いい。お前のように急に現れたら当然目立ってしまう。分かるだろう?
 [2 - 何者だ?]
どこからともなく現れて海に落ちたあなたを見た友好的なカジートさ。それを自由自在に出来ないのが残念だ。絶対儲かるのに
 [1 - なぜ助けてくれる?]
お前が兵士じゃないから。つまり、都合がいい。地元の人間と話す時には、自分たちが侵略者でも略奪者でもないことを断言してくれ。さあ、来い。うまく紛れ込もう
 [1 - 良く分かった]


ラズム・ダー : コマンダー・カリニス、ちょっといいか? この新人は無傷で難破を生き延びた。 打ち砕かれた浅瀬について何か話していたな?

コマンダー・カリニス
元気に動けるようになってよかったわね、新兵。打ち砕かれた浅瀬への斥候を必要としている。艦隊の大多数は西で沈んだが、そこから数名の生存者が戻ってきた
 [1 - 何をすればいい?]
キャンプを偵察しているシーバイパーを捕らえた。あの海賊どもは決して単独で行動しない。打ち砕かれた浅瀬の付近にいないか探り、発見したらこの島での目的を探ってほしい。もちろん、難破の生存者がいたら助けて。それぞれの役割を果たさなくてはならない
 [1 - できるだけのことはしよう]
打ち砕かれた浅瀬へ出発する前にイールシルと話して。近くの聖堂の探索から帰還したばかりよ
あの魔術師は全てを知っていると言っている。シーバイパーの行動についても分かるかも知れない。兵士よ、行きなさい
 [1 - あなたは?]
この隊の指揮官代理よ。上官はハリケーンを生き延びられなかった。だから、ケナーシズルーストにアルドメリ・ドミニオンの足場を確保する役割が巡ってきた。指揮官の変更は円滑に進む訳じゃない。でも皆が自分の役割を果たせば、我々はすぐ正常な状態に戻るわ
 [1 - アルドメリ・ドミニオンとは何だ?]
あなたが守ると誓った同盟を思い出して。もしかしたら、頭が正常になるまで横になっていた方がいいかもね
 [1 - この場所について教えて欲しい]
地元の人々はこの場所をイーグルズ浜と呼ぶ。ずっと前に破壊された帝国の砦だと思う。打ち上げられた場所のすぐ近くに、身を守れる場所があるなんて運がいい
それともケナーシズルーストの島のことを言っているの? 艦隊の目的地よ。もちろん覚えていると思うけど
 [1 - なぜ ケナーシズルーストに艦隊が?]
この島が戦略的に重要なのは周知の事実。ここからだとドミニオンの艦隊が、上陸拠点を作るための沿岸の目標へ数多く到達できる。でも、まず艦隊を建て直さなければ。侵略を始めるには、かなり幸先が悪いわね
[3 - シーバイパーとは?]
海賊の一団よ。全員がシーエルフで、マオマーと自称している。南方海域を荒らし回っているの
難破したドミニオンの艦隊は略奪の格好の標的になる。奴らが武装して、近辺にいるのかどうかを知りたい


ラズム・ダー : イールシル、この新兵が話をしたいと言っている

イールシル
素晴らしいな。魔術師ギルドに持って帰ったら、嘆きの石のための特別な部屋を作らないとな
ああ、何か必要か?
 [1 - コマンダー・カリニスが、近くの聖堂から戻ってきたと言っていた]
そうだ。嘆きの泉の聖堂は、ここからそう遠くないカジートの古い遺跡だ。そこの部屋から嘆きの石を発掘した。この通り、水が無限に出てくる
 [1 - シーバイパーに遭遇したか?]
どういう意味だ? 海賊が? カジートの古い聖堂に? そんなバカな!見たのは、キャンプを制圧したアンデッドの戦士だけだ
 [1 - なぜアンデッドに襲われた?]
見当もつかない。実際には12個の考えがあるが、嘆きの石ほど魅力的ではない。ある種の呪いかもしれない。大抵そんなものだろう
 [1 - シーバイパーについて何か教えてくれないか?]
傲慢なシーエルフの海賊だ。記憶にある限り、彼らがケナーシズルーストを襲撃したことはない。ああ、それと彼らは蛇が好きなようだ
だが我々には、互いにもっと重要なことがあるはずだ。失礼していいかな?

ラズム・ダー: 内密に話すべきだ。出発前に、キャンプ北にある像の横で会おう


ラズム・ダー
ほら、どうだ? うまく溶け込んでいる。お前が立ち去るのを見咎める者はいないだろう。言ったように、ここには空から落ちてくる者に対する機会が満ちている
 [1 - 続けてくれ]
イールシルは新しい宝石にとても感銘を受けているが、アンデッドはケナーシズルースト全ての脅威になっている。もし望むなら、嘆きの泉の聖堂を探すことも可能だ。死者をそこに押し込むのだ。それでここの人間は、我々が味方で征服者ではないと分かるだろう
 [1 - 分かった。他には?]
カリニスは、ハリケーンがどのように艦隊をケナーシズルーストに叩きつけたかを話していたな。で、今はシーバイパーが船の骨を拾ってる。奇妙だろう?指揮官が言ったように、沿岸を偵察できる。戦いの腕を証明して来るといい
 [1 - あなたはどこに?]
ああ、この島の北端にあるミストラルには、魅力的とは言い難い仕事がある。もしやる気なら、そこで待ち合わせよう
それまで、輝く月がお前の足元を照らしますように。頑張って来い。私は少しの間ここにいる。場違いだと思われないように、気持ちを落ちつけるんだ