2016年9月20日火曜日

マラーリ・モラ 2



シリンケ
いい天気ね。翻訳の方はどう?
待って。あなた、テレンジャーの生徒じゃないわね
[1 - いや、やらない]

本当にいい日ね。遺跡に出没している霊魂について調査しているの。きっとあの霊魂を解放できるはず。あるべきところへ帰すことがね。良かったら、実験に協力してくれない?
[多分。何をすればいい?]        
このクリスタルを持って行って。表面に細かいルーンを彫っておいた。霊魂のこの世への執着を弱め、あなたの意思を集中させてくれる
霊魂のニルンへの執着を断ち切ってくれるはず。エセリウスに行けるようにね
[やって見よう ]  
私の魔術は攻撃的なものではないの。もしそうなら、一緒に行っているわ。野外を探索するって魅力的よね!
 [1 - 細かく彫られたルーンはどうなった? それから、意志の集中?]
大抵の魔法は細かい部分が重要よ。これらの霊魂はここにいるべきじゃない。彼らの存在は不安定なの
周囲の〈マジカ・フィールド〉をうまく動かせば、あなたの意志は戦鎚を受け止められる


霊魂の破壊者 : ずっとここに縛られたままかと思ってたよ。自由にしてくれてありがとう


クアロナルディル・ドゥーア : 旅人よ、話がある。遺跡の外れにある宝物庫の入口まで来てくれ


クアロナルディル・ドゥーア
呪われた魂が遺跡に戻ったのを感じた。お前が触れて、エセリウスに戻した時と同じようにな
 [1 - 何者だ?]
私はクアロナルディルだ。誇り高きドゥーア家の者だった。不甲斐ないが、今はニルンに縛られている。不運にも、エサニヨン・ドゥーアは私の兄だ
[2 - エサニヨンとは誰だ?]
私の兄弟の話は悲しいものだ。あえて言うなら、この遺跡に魂が閉じ込められたのは彼のせいだ。彼の狂信性が、この霊魂たちを永遠の苦痛に陥れたのだ
 [1 - なぜ私に接触した?]
私が空の下を歩いていたころ、エズドゥインには強力な魔術師がたくさんいた。この宝物庫の中には、お前が持っているクリスタルと良く似た魔法のラティスがある。ただ、とてつもなく強力だ
 [1 - それなら、シンリケは全ての霊魂を解放できるのか?]
そういうことだ。だが、一つだけ障害がある。古代の魔術師の魔法を守るパズルだ
13枚のタイルが宝箱を囲んでいる。4枚の正しいタイルを発動させなければ、ラティスは手に入らない
 [2 - ありがとう、クアロナルディル]
幸運を祈る。死者にとっては、ラティスが最後の望みかもしれない
 [1 - なぜ助けてくれる?]
エサニヨンが私の家にもたらした恥のせいで、ニルンに閉じ込められている。何世紀もの間、誰かが彼の愚行を取り消してくれるよう願った
 [1 - では、他の霊魂のように囚われていないのか?]
そうだ。私は兄がおかしくなるのを見て行動した。私はスカイウォッチの衛兵と話したが、彼を信じる者を守れなかった。エズドゥインでの虐殺を止めることも出来なかった
 [1 - 彼を止めようとしたのに、なぜ恥じている?]
分かっていないな。ここで教団が大きくなる間、兄の側で傍観して来た。いつでも止めることができたのにだ。しかし、臆病者のように行動を控えた。その代償がこれだ





シリンケ : すばらしいわ!

シリンケ
戻ったのね。魔法のラティスも一緒?
 [1 - ああ、クアロナルディルと会ったことは分かってる]
彼は私のところに来て、クリスタルについて話したわ。あなたがラティスを取り戻そうとしていると聞いて、勇気が湧いて来た。ここまでクアロンを追ってきたの。私があげた微細に彫られたクリスタル、まだ持ってる?
 [1 - ああ。何をするつもりだ?]
このラティスは水晶が使っている原理を優雅に拡張したのよ。ラティスの中で網に絡ませて、水晶の力を増幅させるの。マラーリ・モラの呪いがかかった霊魂を解放するわ
 [1 - 成功を祈る。ほら]

クアロナルディル・ドゥーア:シリンケは頭が切れるし、誠実だ。エズドゥインを解放する鍵になる


シリンケ : うまくいくよう祈ってて
クアロナルディル・ドゥーア : やったのだな。私には分かる

シリンケ
信じられない! あれを見た? クリスタルのラティスが壊れたのは残念だけど、目的は果たされた
 [1 - うまく行ったか?]
ええ。感じない?
霊魂はまだ残っているけど、時間が経てばもう解放されたんだと理解できるはずよ    
発明家のところに持っていくわ。彼はやるべきことが分かってる。エズドゥインの死者はやっと安らぎを得ることができる

クアロナルディル・ドゥーア:霊魂の多くはまだ残っているが、徐々に消えていく。実際に全て消えるまでには、まだ時間が掛かるが