2016年9月16日金曜日

安全の確保 2


フェイジョン
衛兵じゃないな。星に感謝する。急ごう。時間がない



フェイジョン
 [1 - 時間? 何のことだ?]
連中が来る。あなたが陽動なのは分かっている。よく聞いてくれ
アスターニャ隊長は堕落している。彼女はベールの継承者という集団の一員だ
 [1 - 何?]
ベールの継承者。彼らは聖堂で女王の暗殺を企てている。彼女の側近を買収して、演説の場所をここに動かした。ここなら隊長が手中にあるからな
 [1 - 証拠はあるのか?]
ない。見聞きしたことだけだ。お願いだ、女王に知らせてくれ。彼女は重大な危機にある。そして、ここの衛兵は… ああ
 [1 - どうした?]


警備兵ヘルディル : よくやった、市民よ
フェイジョン : 裏切り者。クズめ!
警備兵ヘルディル : もう黙れ。お前を逮捕する
フェイジョン : 私が仕えるのは、女王だけだ!
警備兵ヘルディル : もちろんだとも。ファリターレ?
警備兵ファリターレ : もちろん、喜んで

警備兵ヘルディル
よくやった
 [1 - 彼をどうするつもりだ?]
心配するな。彼は公平な裁判を受ける。隊長の判決は常に公正だ
 [1 - 今から彼女に報告したほうがいいだろう]
正しい判断だ。この男は独房に連れて行くことにする。丁重にな        
正直言って、感心した。お前はアーリエルの鱗のように冷静だな。隊長によろしく伝えてくれ
 [1 - 隊長がどこにいるか知っているか?]
伝言がある。彼女は女王を守るために出発した。あの邸宅にいるだろう
行く先に、星の導きがあらんことを
[隊長を探して来る ]      
今のところ、彼女は邸宅の近くにいるはずだ。できるだけ女王の側にいたいそうだからな


アスターニャ警備隊長 : 待て! 話がある

アスターニャ警備隊長
ああ、私の使者よ。また会えて嬉しいぞ
 [1 - ああ。聞きたいことが…]
止まれ。隊長権限により、女王殺し画策の嫌疑で… お前を逮捕する!
 [1 - 何を話している?]
その包みに入っているのはなんだ。聖堂への海兵の展開計画ではないか。それと、微かに毒の臭いがするな? これもアサシンの道具だ!反論しても無駄だ、クズめ。もうしゃべるな


ラズム・ダー
ラズは認めなくてはならない。この者であっても、こうもすぐに再会するとは思わなかった。元気か? 友よ
 [1 - 酷いな。ラズ、一体何をしている?]
いつものように手助けに来てるんだ! お前の新たな友人、フェイジョンが後ろで死んでいることに気づいてるんだろう? このラズはフェイジョンのことをよく知っている。アスターニャのことを知っていると思っていたように
 [1 - 彼に何が起きた?]
隊長がやった。フェイジョンとこのラズは女王の密偵として共に働いていた。フェイジョンは秘密を明らかにしなかった。そして死んでしまった
 [1 - ここから出してくれるのか?]
間もなく解放されるだろう。でも、この島にいる間、ラズに手を貸してほしい。女王とバトルリーブに警告してほしい。隊長が聖堂で女王を亡き者にしようとしている
 [1 - 何をすればいい]
隊長の部下を回避しなくてはいけない。女王のもう一人の密偵、エシャバを探すんだ。彼女は品物を売りながら、市場を警戒してる。彼女に第一海兵隊のお土産のことを尋ねれば、お前を導いてくれるはずだ

ラズム・ダー : さあ、ここを出ていけ! 女王を救うのだ


ラズム・ダー
この者はお前には質問があるだろうと思う。ラズに答えられるか?
 [1 - どうやって私を見つけた?]
この者はお前に謝りたい。フェイジョンを探していたんだ。お前が救われたのは、我々両方にとって幸せな偶然だ
お前は牢獄から出られる。そして女王に警告する、ラズム・ダーの新しい計画は前に進む
 [1 - なぜ自分で女王に警告できない?]
残念だが… この顔は宮廷にいる者の一部に知られている。もしラズム・ダーが近づいたら、何かがおかしいと彼らにばれてしまう。お前は海兵隊の制服を着た新顔だ。誰も不審に思わない
 [1 - では、女王のために働いているのか?]
そうだ。フェイジョンもな。彼が言ったことは本当だ。我々は〈女王の瞳〉だ。数は少なく、影に生きている。だが女王の最も信頼する密偵であることは、大きな栄誉だ
 [1 - 最も信頼する密偵? オーリドン第一海兵隊は?]
バトルリーブはとても忠実だ。彼は自分の海兵隊が、巧妙な操作に影響されないと信じている。鍛造したての鋼鉄の剣のように。だが、ラズム・ダーはよく知っている。その剣がとても早く錆びつくことを
 [1 - ベールの継承者について、他に何か教えてくれないか?]
彼らは、生き残るためにドミニオンが必要だとは思っていない。女王が間違いを犯したと思っている。ボズマーとカジートをハイエルフと同格に〈昇進〉させたからな。差別主義者。孤立主義者。要するに愚か者だ
[2 - なぜもっと早く話してくれなかった?]
自分の暗い秘密を知らない者に話すと思うか? ラズはお前が秘密を守れると知っている。女王に仕えるのは光栄で名誉なことだ。だが島の酒場で自慢するようなことじゃない


オーリドン第一海兵隊 : 入るな


エシャバ
エシャバの店では欲しい物が見つかる。それで、何が欲しいの?
 [1 - 欲しいものは決まっている]
本当? ぜひ教えて。何が欲しいの?
 [1 - オーリドン第一海兵隊の記念品が欲しい]
ああ。分かった。エシャバは持ってるよ。ぴったりのものを
でも本気? この記念品を持つと期待されるよ?
 [1 - ああ、意味は分かっている]
賢い買い物をしたね。とても役に立つよ
宝箱から取って。私の後ろにある。もしまた互いの友達に会ったら、必ず彼によろしく伝えてね