2016年9月16日金曜日

敵対的な状況



アイレン女王:いい日ね。ごめんなさい。演説の直前にメモを取っているところなの。終わったら喜んで話すわ




上級公ライリスⅩⅢ世:街を楽しんでいるか? 皆の気が散っているようですまないな。今日は皆、気が立っているのだ


上級公女エストレ:ごめんなさいね。もうすぐ始まる女王の演説の話をしていたのよ


ナエモン王子:すまない、上級公女と話していたところだ。そして、お前に会話を中断された。失礼させてもらうぞ?


バトルリーブ・アーセルモ
説明してもらおうか。ここで何をしている?
 [1 - 声が大きい、バトルリーブ。ラズム・ダーに頼まれてきた]
ラズム・ダー。ああ、名前は知っている。だが、お前は質問に答えていない
 [1 - バトルリーブ、女王暗殺の陰謀がある]
ふーむ。私達は全てに予防策を講じた。一帯を厳重に封鎖した。警備隊長のアスターニャが保証している
 [1 - 計画しているのが隊長だ。彼女は聖堂で女王を襲撃する]
衛兵隊長が? 馬鹿な!


アイレン女王 : ちょっと待って、アーセルモ。この者の話を聞きましょう
バトルリーブ・アーセルモ : アイレン女王、御身の安全が気がかりです。誰も信用してはなりません、ただ…
アイレン女王 : ラズム・ダーが話に出ていたわね。彼は私の代理。貴方が調査しないなら、私がするわ
バトルリーブ・アーセルモ : 申し訳ございません、陛下。仰せのままに。あなたは有能な方だが、慎重になられた方がいい。おい、ついてこい。一緒に聖堂を調べるぞ
アイレン女王:信じて、本心よ。喜んでそこに行くわ。でもこのドレスで? それに、ここの貴族たちはどうかしてる。お願い。バトルリーブを調査してくれると、とても嬉しいのだけど



バトルリーブ・アーセルモ : マーラよ、我らに慈悲を。ここで何があった?
執事エミンウェ : ごめんなさい、私が間違ってた。止めようとしたんだけど… 気をつけて、バルコニーよ。アスターニャだわ!


アスターニャ警備隊長 : アーセルモ! 私の新しいおもちゃを見ただろ
バトルリーブ・アーセルモ : アスターニャ! 裏切り者め! こっちに来て戦え!
アスターニャ警備隊長 : 皆〈女王〉に裏切られた。あの首が欲しかったが、お前の首で我慢しよう!


アスターニャ警備隊長 : 奴らを殺せ!
バトルリーブ・アーセルモ : やってみろ、アスターニャ!
アスターニャ警備隊長 : まだ終わってはないぞ、バトルリーブ!
バトルリーブ・アーセルモ : ドミニオンはお前の死体が冷たくなっても続く! さあ、ここに来て死ね!
アスターニャ警備隊長 : 無能者ども! 私が相手をしなければならないようだ


バトルリーブ・アーセルモ : 女王に報告するぞ。ここを出よう


アイレン女王
それで? 護衛は何を見つけたの?
 [1 - 陰謀は本当だった。アスターニャや暗殺者達と戦って、勝利した]
アスターニャが? 信じられないわ。アーセルモは間違いなく監視を三倍にするでしょう
彼女は本当に継承者の密偵だったの?
 [1 - そうだ、陛下。あなたが裏切ったと言っていた]
裏切った? 彼女は長年仕えていながら、私と、我が民を裏切っていたのに? 私を裏切り者だと言っていたの?
彼女が信頼に値しないのは明らかね。だけど、貴方は自分の価値を証明したわ
 [1 - どういう意味だ?]
海兵隊は鈍器よ。女王には軽い武器が必要なの。貴方はラズム・ダーと会ったわね。彼は〈女王の瞳〉の筆頭よ
彼と共に働かない? ドミニオンのために、優秀な密偵になる気はない?
 [1 - 協力しよう。陛下のお誘いを受けさせていただく]
素晴らしい! 我が権限により、密偵に任命します。これからは〈女王の瞳〉として仕えて欲しい
アーリエルが貴方を護り、ザルクセスが知恵を与えてくれることを          
もっと大局に目を向けなくては。私は自分の地位を固めるために、島を巡り続けるわ
 [1 - 何をすればいい、陛下?]
タンゼルウィルという遺跡に向かわないといけない。本来は、新王が死者と静かに語り合う場所よ
先人の英知に耳を傾ける意思があることを示す必要があるの
[本来は? ]         
今日見たように、私が在位してから不穏な空気が漂ってる。何か災いが起こりそうで
新しい〈瞳〉が側にあれば、不安も和らぐわ
[もちろんだ、アイレン陛下 ]         
気が向いたらタンゼルウィルに向かって。着いたら、私の側近を探し出すの。彼らが私の所まで案内してくれる
互いの行く道に、幸あらんことを
 [1 - 陛下。ベールの継承者についてお聞きしたい]
いいわ。現時点では、貴方以上に知っていることがあるとも思えないけど
 [1 - これは初めての試みか?]
そうだと言えたら良かったのに。アスターニャは誰よりもうまくやっていた。警備隊長を取り込むなんてね。そんな大胆とは思いもしなかったわ
 [2 - 彼らの目的は?]
ドミニオンの崩壊よ。彼らは私を退位させ、摂政を置いて、ハイエルフ以外の者をサマーセット諸島から追い出したいの。他にも色々あるとは思うけど
 [3 - 彼らが同盟に反対する理由は?]
差別主義者だからよ。ハイエルフ至上主義で、他の世界には理解を示さない。壮大な妄想に囚われた、短気な人嫌いよ!あんな時代遅れは、墓の下に這い戻るべきだわ!
 [1 - 差し支えなければ、陛下の事についてお聞かせ願えませんか?]
ああ。アーリエルに感謝します。王冠に目が眩んでいない者が、私自身について聞きたいだなんて
ごめんなさい。喜んでお話しするわ。何を知りたいの?
 [1 - どうやって即位した?]
私の父、アリノールのヒデリス王がエセリウスに召されたからよ。父は善き人だった。我が弟、ナエモンと同じように
私はその王位を継ぐために戻ったの。様々な経験を積み、統治者となるための準備が出来ていたから
 [2 - 王位に就かれる前は何を?]
ふふ。噂を聞いたことはない? はっきり言うけど、私の功績は大きく誇張されてるわ
あの熊のことを除いてはね。あれは本当
 [3 - 何故ドミニオンを作ることに?]
率直に言えば、アルトマーはあまりにも少ないの。ウッドエルフやカジートと力を合わせなければ、鉄の意志、強固な軍事力、そして、タムリエルが直面する問題を解決する知恵を得ることはできない
 [1 - 世界を救えると考えているか?]
そう。私は何年もかけてニルン中を旅して来た。私たちが築いた同盟は、世界中で最も強固なもの
私はこのドミニオンを作るために、何ヶ月も〈たてがみ〉や樹の従士達と働いた。とても誇りに思っているわ
 [1 - ラズム・ダーに会ったのはどこだ?]
ああ。ええ、私がラズと会ったのは何年も前。旅の途中でのことよ。あれはウェイレスト、いえホワイトラン? 確か〈W〉で始まる地名だった

上級公ライリスⅩⅢ世
女王を救ってくれたな! 何と言えばいいのか。よくやった。本当によくやった
 [1 - あなたは?]
私か? 私は喜ばしくもファーストホールドの上級公を務めさせてもらっている者だ! 名はライリス。13代目にあたる
我が一族は、アルトマーがこの島に住んでいる時間と同じくらい長く、オーリドンの北端を治めてきた

上級公女エストレ
すごい。本当にすごいわね。あなたの顔は覚えたわ。今後も献身的に働いてくれることを期待してる
 [1 - それで、あなたは?]
お前はアルドメリの王族の末裔であり、スカイウォッチの統治者である、エリノーンの上級公女エストレと話す栄誉を与えられた
幸運にも、私はアイレン女王の弟である、ナエモン王子と結婚している

ナエモン王子
祝うべきだろうな
 [1 - あなたは?]
私はナエモン王子だ。アイレンの弟であり、上級公女エストレの夫だ
 [1 - ここでの女王の目標は何だと思う?]
彼女がついに正気に戻ってくれて安心した! 王家の女性が、荒野で訳の分からないことをやってるんだぞ? 馬鹿げてる