2016年9月16日金曜日

解き放たれた嵐 2



イールシル
トーテムは風と精霊の組み合わせを利用しているようだ! これを使って…
失礼、どうかしたかな?

 [1 - シーバイパーを止めに来た]
そうか! 止められれば良いとは思うが
シーバイパーの儀式は野蛮だが、実に効率的だ。ケナーシズルーストの艦隊を攻撃するハリケーンなど、今の計画に比べれば、どうということはない
 [1 - ハリケーンより悪いものとは?]
明らかに、血の生贄の基本を分かってないようだな
蛇の形の銅像〈嵐のトーテム〉が見えるな? ルーンで印をつけた生贄から、精霊のエネルギーを集めて誘導するんだ。漏斗を通る水のようにな
 [1 - その儀式はどうすれば阻止できる?]
実にいい質問だ!
シーバイパーはその誘導を阻止するため、特別な磁鉄鉱を使うようだ。機能している嵐のトーテムに近づいて、力を磁鉄鉱で抑えろ。すると、無害なままエネルギーが吸い上げられる。自分でやって見るといい
 [1 - 無害なのは確かか?]
確かだ! さあ行け、ためらうな。嵐のトーテムのエネルギーはお前を生気の無い、煙を吹いた抜け殻にするまで身体を流れる訳じゃない
ただ、その水たまりは避けるようにな?
さあ、磁鉄鉱を嵐のトーテムに近づけてくれ。大丈夫だと確信している
ほぼ確信している、かな。60%確かだ! 控えめに言って


イールシル
すごいじゃないか。接近することがカギだと思っていたんだ! それに、どうやら感電もしなかったようだし
基本は分かったな。では他の嵐のトーテムも同じようにやっていこう。あと… いや、余計な心配はさせない方がいいな
 [1 - 何が心配だって?]
ああ… いや、本当に大丈夫だ
 [1 - シーバイパーはどうして嵐のトーテムを必要としている?]
確かなことは言えない。二つ可能性があるが、どちらもこの島の住民に害をもたらす。大量のエネルギーを短期間で集めたくなければ、血の儀式などやらないからな
そして、それを素早く放出する必要もあるんだろう
 [1 - どういう意味だ?]
いいか。嵐のトーテムを片付けてくれ。私はミストラルを破壊せずに、シーバイパーの血の儀式を妨げる最適な方法を探す。公平な話だろう?
はっきりしているのは、時間がないことだ。急ごう

フィリオン軍曹:魔術師は興奮しているようね。嵐のトーテムから吸収しましょう


イールシル : イールシルだ。意識に直接話しかけている。トンネル出口付近で、私のサイジックの幻影を探せ。マオマーを阻止する方法が分かった!


イールシル
奴らの計画が分かったぞ!
サイジックの幻影で、ミストラルの北にある古い儀式場を観察した。シーバイパーは嵐の精霊と呼ばれる強力な怪物を召喚していた。彼らはそのエネルギーの全てを、支配した嵐の奴隷に注ぎ込んでいる
 [1 - どういう意味だ?]
この生物は集められたエネルギーに耐えられず、すぐに弾けるだろう。全てのエネルギーがケナーシズルーストを洗い流し、触れるもの全てを殺す。もちろん、サンダーバグを除いてな
ああ、そしてミストラルの北にある山は砕け散る、街の形跡が残ることはない
 [1 - 止める方法があるはずだ]
ああ、しかし奴らの計画は天才的だ! 嵐のエネルギーから出来た生き物を、風そのもので縛ったんだ!
3つの儀式が嵐の奴隷を閉じ込めている。しかし、今なら磁鉄鉱にその風に対抗できる、十分な嵐のエネルギーが貯まっている。優雅だと思わないか?
 [1 - 嵐の奴隷を解放したらどうなる?]
実体化した姿を脱ぎ去り、無事に蓄積されたエネルギーを放出するだろう
〈無事に〉とはケナーシズルースト全体は破壊されない、との意味だ。始まったら嵐の奴隷から距離を取るよう勧める。頑丈な岩を間に挟め
 [1 - 分かった、シーバイパーの儀式を止めよう]
問題はないはずだ。万が一何かあったら、ケナーシズルーストから遠く離れた場所にポータルを開けておく。そこでお前が成功するあいだ、立ち泳ぎでもしているよ
ただの用心だ。かなり自信はある!
儀式場は扉の向こうだ。儀式の角笛に備えて、磁鉄鉱を手元に用意しておけよ!


フィリオン軍曹:何としても儀式を止めなきゃいけないようね? 分かったわ




フィリオン軍曹:一緒に戦えて光栄よ。あなたなら素晴らしい海兵になれるわね。ああ。ニステルにあれを見せたかった
嵐の奴隷 : 海の子よ! お前たちの力では嵐を抑えられない!
ラズム・ダー : 友よ、やったな! さあ、早く逃げるんだ!さあ、ここから逃げるぞ! ついて来い!


フィリオン軍曹:終わったわ。シーバイパーは倒された。勝った気分を味わうべきよね!?

ザエリ:お前は動きが遅くても、戦いを一変させた。価値のあることだとザエリは認めている
ガスウェン : マオマーの魔術を見事に撃退したわね。また会えることを願ってるわ。できれば、ルレリオンを連れてね
ハラーニ:今日、あなたはミストラルを救ってくれた。ケナーシの加護があるのだと思います

グリーンレディ
マオマーを殺し尽くしてしまった。まだいたら、教えて
 [1 - これからどうする?]
シルヴェナールを悼むわ。彼の遺体から油と、儀式のための道具を見つけないと。手のぬくもりを感じて、耳に〈全てのものは道を見つけ出す〉と囁かれているようね
でも気のせいよ。彼はもういない。そして私も、すぐに彼の所へ行く
 [1 - どういう意味だ?]
シルヴェナールはグリーンレディを支えてきた。だからいつも対だった。もう世界には永く留まれない
マオマーの故郷を見つけられると信じるわ。愛しい人から〈緑〉に戻される前に、マオマーをマーラの涙の潮に溺れさせてやる

エデラス:我々は沿岸を掃討した。コマンダー・カリニスは何人かマオマーを捕まえた。他はグリーンレディが皆殺しだ。良く戦ってくれたな
オングローン:ニステルの死を嘆くな。お前のおかげで、彼女の犠牲は無駄にならなかった。神に愛されているようだな
補給係オブラン:ケナーシズルーストは、今は喜んでドミニオンに参加すると思うが、長続きはしないだろう。一年も経たないうちに、ここで起きたことを忘れる

ラズム・ダー
友よ! 勝ち誇って死を逃れることは興奮するものだな?
まあ、マオマーは興奮しないだろうが
 [1 - どうやって見つけた?]
お前のおかげで、マオマーは逃げたか死んだ。ケナーシズルーストは安全になり、自発的にアルドメリ・ドミニオンに加わった
言う必要はないかも知れないが、ラズム・ダーは有望な者に注目している        
お前がこんなに活躍できるとラズが知っていたら、もっといい報酬を集めていただろう。すまないな。ミストラルの武器庫は以前よりも貧相だ
 [1 - 次はどうすればいい?]
マオマーは酔っぱらった叔父のようだ。追い払っても必ず戻ってくる。ケナーシは次の襲撃に備える。問題は、まだ準備が整っていない場所があることだ
[どこだ? ]      
シーバイパーがケナーシを攻略できる数でやってきた場合、南方海域は危なくなる。女王陛下は行幸を開始し、今オーリドンに滞在している。ラズはお前にバルケルガードへ行き、アスターニャ警備隊長に報告してもらいたい
[任せてくれ ]      
アスターニャは女王陛下に伝えられる。それから、プロウラーに乗せて貰えるかも知れないぞ。ラズはジミラの出航計画を耳にした。彼女はお前に借りがあるだろう
 [1 - 行く前にいくつか質問していいか?]
もちろん! あれだけの活躍の後に拒否したら、ラズは無礼者になるだろう
 [1 - 警備隊長はどんな人だ?]
アスターニャはバルケルガード監視所の美しい警備隊長だ。ラズは何回も一緒に飲んだことがある。喧嘩もした。一つの港から出られずに少し不機嫌になっているが、彼女ならしっかりやってくれるはずだ
 [1 - ラズは一体何者なんだ?]
最初に会った時に言ったが、この者はただのカジートだ。ただし問題が起きたら解決する。ドミニオンと女王が最善の利益が得られるように行動している
 [1 - また会えると思うか?]
ああ、ラズは会っても驚かない。お前が有能であることはすでに証明された。ただのカジートはお前のような者を必要とする傾向がある
 [2 - オーリドンには何がある?]
とても背が高いエルフととても美しい海岸がある。オーリドンはサマーセット諸島で最も世俗的な場所だ。今でも多くのハイエルフは、世界と一線を画す聖域だと考えている。この者は冗談だと思っているが


ジミラ船長
プロウラーはオーリドンに向かう。あなたを乗せられるとは光栄ね。準備ができたら乗船して。専用のベッドを用意しておくわ
 [1 - なぜ オーリドンに向かう?]
お金を稼ぐため。頑丈な船があれば、ハリケーンが通り過ぎた後は儲かるから。唯一の積荷が、道を探求するドミニオンの指導者だったとしてもね
ああ、船賃は取らないから安心して。あなたの助けがなければ、プラウラーは今頃海の藻屑だったろうし
 [1 - 出港の準備は?]
もちろん。プラウラーは完全に修復された。荒い海に出ても大丈夫。補給係オブランが改良も施したしね。その、マオマーの… 寄付を使って
心配はいらない。安全にオーリドンへ送ってあげる