斥候エンデテュイル
〈ダガー〉よ。ここにいる。こっちの本拠地まで追ってきた！
[1 - カバナントがここに？]
アーリエルよ、お許しください。カバナントの将校と、その夫と待ち合わせをしていたの。彼女は亡命するつもりだった。でもダガーの奴らがどこからか聞きつけて、ケフレムから追いかけてきたの
[彼女はどこだ？ ]
入り江の船にいるわ。処刑されてしまう前に見つけ出して！彼女を取り戻したら、灯台まで連れて来てほしい。そこに私の隊の生き残りがいるはずよ
[彼女を連れ出す ]
急いで。仲間が灯台にいる。彼らも永遠に持ちこたえる事は出来ないわ。それに〈ダガー〉が、いつオークを殺そうとするか分からないでしょ？
[1 - 脱走者はオークなのか？]
彼女は三重の祝福を受けてるの。ラカズガ・グロー・リマトは、グレナンブラで部隊を指揮していた。ダガーの嘘を直接見たのよ。彼女と夫は、ケフレムの荒野に何とか逃げたわ。バーンダリの行商人を通して、私達に伝言を届けた
[1 - 信用しているか？]
ええ。オークを信用できる範囲でね。彼女は誠実よ。夫を後に残すことを拒んだの。交渉も一切受け付けなかったわ
[1 - なぜ部隊は彼女を捕まえた？]
私の記章が分からない？ 私達は〈鉤爪〉と働いてる。女王には〈瞳〉がいるでしょう？ バトルリーブには〈鉤爪〉がいるのよ。私達は他の秘密部隊とも仕事をしてる。必要とされている場所に、強力な武器を提供するのよ
[1 - 脱走者を集めるため、バトルリーブは女王の瞳と働かせているのか？]
その通り。アーリエルの息にかけて！ 私達は何回か守って貰った。まだ女王の瞳の誰かが、部隊と一緒にいるかどうかは知らないけど、そう願ってる。彼らは勇敢なの。茂みに隠れていない時はね
斥候兵アーファネル
アーリエルに感謝する。味方だな。ラズの仲間だろう？
[1 - 知り合いだったのか？]
お前の噂は聞いている。本来は部隊の支援をしなければならないんだが。獅子の守護団の精鋭レンジャーが追って来ている。援護が必要だ。手伝ってくれるか？
[何をしたら良い？ ]
負傷者を救出してほしい。ここから東に物資倉庫があって、そこにカバナントの制服がある。その制服を渡してもらえれば、部隊はそれを使って逃げられる
[他には？ ]
彼らは西の小屋に何かを蓄えている。調べる価値があるかもしれない
[1 - なぜ女王の瞳がここにいる？]
私と数人は、北方遠征の任務を受けた。亡命者をカバナントの土地から密かに連れ出したんだが、忌々しいダガーが追ってきた。今は犠牲者の数をできるだけ少なくしようと努力しているだけだ
カリエル
アーファネルに頼まれたのね。女王の瞳は全てお見通しでしょう？
[1 - その通りだ]
では、あなたに緑の祝福を！ 必要なものは全てこの小屋から出したわ。ちょうど出て行くところだったの。掃除をして貰えない？ 私は報告をしたいの
[1 - どういう意味だ？]
この炎の塩鉱石を持って行って。向こうにある空の箱は、燃料にぴったりよ
ここでやることが終わったら、断崖のキャンプに行って。きっとアーファネルがお礼を言いたいと思う
斥候兵アーファネル
レンジャーは片付いた！ それと、カリエルからお前の功績のことを聞いたよ
[1 - 敵部隊の一部を引き離し、物資倉庫を破壊した]
よくやってくれた。女王の瞳ってのは、いつも公然と称えられる仕事ばかりじゃないよな？ただ、お前も同意してくれると思う。支援だけでもやりがいはある。ありがとう、新たな友よ
心配ない。女王の瞳と海兵隊に攻撃されたら、ダガーも北ビーコンをそう長くは占拠し続けられない
カリエル：ふう。でも、本当に噂通りね。ラズの不愉快な発言は正しかったと伝えなくちゃ