アルマレクシア
ヴィベクの試練はあなたの明晰な判断を測るものです。彼は困難な時代に、祝福を受けた人々を見守ってきました。彼の知恵は、他の者の秘密を解き明かします
あなたはその試練を受けなければなりません
[1 - ヴィベクの祝福はどうすれば受けられるか?]
ヴィベクの教えは、寓話と逸話に基づいています。彼の教訓は聞くことによって学ばれ、その上で実行に移されるのです
彼の課題は、それを実証させることが目的。まずは聞き、そして実行する。覚えておきなさい
[1 - 何をすべきか教えてほしい]
聖堂で働くヴァメンという者がベルロネン・テルヴァンニと決闘し、目撃者たちの前で彼を殺害した。ですがヴァメンは、忠実な密偵だった。そんな騒ぎを起こすのは彼らしくありません
ヴィベクがしたように、ヴァメンと話をして。テルヴァンニを殺した者の正体を突き止めてください
ヴァメン
ヴィベク卿、嘆かわしい知らせがあります。ベルロネン・テルヴァンニが血の決闘を挑んできました。残念ながら、私が勝利したことをお伝えします
事を収めるに十分な、小さな傷を腕につけたのです。それだけなのに、彼は倒れて亡くなったのです!
[1 - この騒動の話をしてくれ]
タルヌスとガルザに助言していた時、他の者たちが着いたのです。ベルロネンは怒りに満ち、フェニーラは唇に冷笑を浮かべ、モラミは次に起こることを諦観していました
ベルロネンは自分の問題に私が干渉したと主張しました。何が言いたいか私にはわかっているだろうと
[1 - 彼の主張は正しいのか?]
もちろん違います! そう言いましたが、彼は嘘だと言い張りました。最初に血が流れた方を負けとする決闘をしようと持ちかけてきたのです。そして、すべてが死に変わりました
私の剣が彼の命を終わらせ、この騒動を引き起こしました。ヴィベク卿よ、喜んであなたの裁きに我が身を委ねます
[2 - あなたはわざと決闘に引きこまれ負け損なった。彼の血の染みがあなたの手についたから]
仰る通りです。何でもお申し付けください
私の一撃がベルロネンの死を招いたとはいえ、これは別の者の手により引き起こされたことなのです。お望みであれば、決闘の原因を見つけるお手伝いをいたします
[1 - 仰せのとおりに、ヴァメン]
ベルロネン・テルヴァンニ
決闘に敗れた場所にベルロネン・テルヴァンニの死体が残っている。唯一の怪我は腕のかすり傷
彼のベルトにはしわくちゃのメモがはさまれている
[1 - <メモを見る>]
くしゃくしゃのメモは、テルヴァンニが支払わなければ、ベルロネンのデイドラの遺物における異端の取引がトリビュナルの注意を引くことになると脅している
手紙には「V」の文字が署名されているが、それ以外に特徴のあるしるしはない
[1 - <欺きの二重性について瞑想する>]
フェニーラ・ドレラン
ヴィベク卿。ヴァメンは死ぬべきです。ベルロネンは聖堂のネッチが送ったメモを見せてくれませんでしたが、内容はひどいものだと確信しています
聖堂に誓いを立てた者が、金のことで問題を起こすなどと! 卿ご自身の手で粛清なさるべきです
[1 - ヴァメンの死を願う? 率直さにあふれているのは間違いないが]
ガルザ・ドーレス
ヴィベク卿、私はベルロネンが決闘を申し込んだ時、ここにいました。フェニーラがいなければ、彼はまだ生きていたでしょう! 彼女がテルヴァンニの怒りをかきたてたのです。名誉への侮辱に対して、引き下がらないようにと
彼女はベルロネンの友人だと言っていました。興味深い方法でそれを示したのです
[1 - フェニーラが決闘をけしかけた? あなたの言うとおり、興味深い]
モラミ・フラール
悲しいことです、ヴィベク卿。ベルロネンの聖堂での死は、彼の家の大きな恥となりました。道理にかなった言葉で決闘を思い留まらせることができると思っていたのですが
このように腹を立てるというのは、テルヴァンニ家ではよくあることです。しかし、私は彼らが信頼できるかどうかを問える立場ではありません
[1 - あなたの無邪気な確信に疑問を挟む者はまずいない]
タルヌス・インドリル
決闘前にフェニーラはベルロネンへ剣を貸しました。私は、ヴァメンとベルロネンが武器を交換するよう要求しました
彼女の怒り方は、アッシュマウンテンのようでしたよ
[1 - フェニーラの剣がベルロネンを殺した? その言葉はあなたのつまらなさ以上のものを明るみにしている]
ヴァメン
フェニーラの言っていることは間違っています、ヴィベク卿。本人は正しいと信じていますが、ベルロネンとは数ヶ月連絡を取っていませんし、卿のご指示なしに連絡を取ることもないでしょう
富などは、卿に仕えることに比べれば価値のないものです。それが真実だとお分かりでしょう
[1 - 仕事があなたを追いやった、ヴァメン。あなたにそのメモは書けなかった]
仰る通りです。何でもお申し付けください
私の一撃がベルロネンの死を招いたとはいえ、これは別の者の手により引き起こされたことなのです。お望みであれば、決闘の原因を見つけるお手伝いをいたします