2017年1月11日水曜日
過去を覗く窓 1
ソーサラーのプナル
見知らぬ者よ、お前に名誉を。来てくれてとても運が良い
ここでの状況は、苦難ばかり引き受けているようなものだ。大きな助力になるかもしれない
[1 - どうすればいい?]
数ヶ月に渡って、闘争家の兄弟がどのように作られたのか研究してきた。遺跡は素晴らしいが、そこから学べることは限られている
過去へ飛び、あの日に実際何が起こったのか見て、話してくれる勇敢な者を求めている
[過去へ行く? どうやって? ]
あの日いた霊魂を召喚する儀式を用意した。現れる者に話しかけてくれ。そうすれば、お前はその時代に染まる
また、ハートストーンも見つけるんだ。そうしたら、過去への門を開ける
[試してみる ]
霊魂が語った話を覚えておくがいい。死者と話すことで学べることはたくさんある
[1 - この場所は何だ?]
この暴力的な彫刻は、エルフのチャイマーが侵略して来た人間、ネードと戦った過去の恐怖を描写している
ここが、考えられる中で最も強力な魔法のチャイマーが生まれた場所だ。テルヴァンニ家として、私は全てを知らなければならない
[1 - この像が何なのか分からない]
これは闘争家の兄弟だ。石に変わり、不死になっている。ここで我々の先祖、チャイマーがネードへ最後に抵抗したんだ
そして、ここは彼らが闘争家の兄弟を作りだした場所でもある
[1 - テルヴァンニと言ったか?]
そうだ。私はテルヴァンニ家の者で、三大神を称えている。他の名家はエボンハート・パクトに関係しているが、我らの魔術師の王は賢明にも距離を置いている
古代と現代を問わず、力は知識から生まれる
サダル軍団長
待て。ここは最後の戦いが起こった場所だ。なぜここにいる?
[1 - 過去を理解したい。戦闘について教えてほしい]
私は生涯をチャイマーのために戦った。ドゥエマーと小競り合いをし、アッシュランドから野獣を追い払った。大きな脅威が姿を現すずっと前のことだ
ネードは領地と殺戮を求めてストンフォールを攻撃した。彼らは北の人間で、暴力的で残酷だった
[1 - チャイマーは負けていたのか?]
兄と私はチャイマーで最高の将軍だった。その私達でさえ、ネードの筋肉と鉄の武器の流れを止められなかった
我々は必死だった。ソーサラーが〈闘争家の兄弟〉を作るという計画を立て、我々に解決策を与えてくれた
[1 - そしてその策を選んだのか]
もちろん。我々は負けていたのだ。故郷が、戦って作ったもの全てが、悪しき人間達の手に落ちようとしていた
ネードとの間に平和はなかった。我が民に仕えるため、私は闘争家の兄弟の一人になったのだ
[1 - ありがとう、サダル]
バルレス将軍
この場所を知っている。最後にここに立ったのは、もう随分前になるが
どういうことだ! なぜここにいる? なぜ召喚された?
[1 - どうか、最後の戦いについて教えてほしい]
我々は後退し、砦から最後の要塞へと退却した。我々の民を守っていた仲間は全員殺された。ネードが我々の街を包囲し、農場を燃やした
我々のソーサラーが計画を立て、ここに人間をおびき寄せた
[1 - 何をしたって?]
我々は背水の陣を引いた。この聖堂で、これ以上は動かないと宣言した
私の部隊は下の川床から一歩も引かず、その一方でサダルと私が犠牲になった。我々は闘争家の兄弟となり、兄弟でこの戦争を終わらせた
[1 - ありがとう、バルレス]
ソーサラーのプナル
霊魂と話したのか? 何を学んだ?
[1 - ああ、二人の指揮官がいた。戦闘と犠牲について話してくれた]
バルレス将軍とサダル軍団長か。予測は正しかったな。やってくれるとは思っていたが
彼らと話して、今はチャイマーとネードの最後の戦いに同調しているだろう。あとは過去に踏みこむだけだ
[1 - どうすればいい?]
そうだった、忘れていた。この計画は分かっていなかったんだな
ここから少し北に行った銅像の足元に、ボエシアを祀った祠がある。そこに行って、ハートストーンを兄弟に捧げてくれ
[1 - 過去が何を見せるか見てみる]
知っておくべきことが一つだけある。愚かな間違いのせいで、せっかくの機会をふいにしたくはない
過去の者たちは、お前をバルレスの兵士として扱うだろう。その役を演じろ。さもないと、何が起こるかわからん
[1 - 過去のことが分かると助かる]
歴史の授業か?よろしい、それならやろう
[1 - 霊魂はチャイマーについて話していた。彼らは誰だ?]
最近は何も歴史を教えないのか? 遠い昔、我々は明るい肌と公平な眼をしたチャイマーだった。我々は善のデイドラを崇拝していた
三大神の昇格を際立たせるために、こうした話は強調されなくなった。そして、モロウウィンドの王国は永遠になった
[1 - ネードとは誰だ?]
より曖昧なトピックだな
古代、ネードの部族は大陸に渡り、略奪を行った。我々は彼らの末裔をノルドと呼んでいる。その時でさえ、彼らは征服を追い求める恐ろしい戦士だった
[2 - 何のために戦っていた?]
第一紀の始め、チャイマーがまだモロウウィンドに慣れていなかった頃、ネードに侵略された。サダルとバルレスをここへ導いた戦いは、戦争が最高潮を迎えた時のものだ
チャイマーは、非常手段を取らざるを得なかった
[3 - スキャンプはここで何をしていた?]
偉大なる力がオブリビオンへの道を切り裂き、二度と完全に閉じることはない。スキャンプはそうした領域のスキーヴァーだ。裂け目の中でうごめいている
酷い臭いの、炎を噴き出すスキーヴァー達が、助手達を殺して私を遺跡から追い出したのだ
サダル軍団長
チャイマーは強かった。どんな危機も乗り越えられると考えていた。最後には、傲慢でおごり高ぶるようになった
だが、我々の犠牲が無駄になったとは思わない
バルレス将軍
お前は異なる時代の基準で我々を判断しているが、知っておくがいい。我々は力を選ばなければ、死ぬしかなかったのだ
力が敵を滅ぼせば、他はどうでも良い