アブナー・サルン : この介入の意味は何だ? なぜ私に接触してきた?
アブナー・サルン
アブナー・サルンだ。我々はとても忙しい。重要なことなんだろうな?
ちょっと待て。貴様は誰だ。直ちに身元を明かせ!
[1 - 誰のことだ?]
ああ、貴様だよ。単細胞バカのことだ。何だ、私を呼び出したのは偶然なのか?
[2 - 何者だ?]
よくもそんな風に私と話せ… 待て、貴様は友じゃないのか? これは興味深いな
私はアブナー・サルン。ニベネイの大君主であり、元老院の議長でもある
[1 - 帝国議長? ここで何をしている?]
私が間違っているなら言ってくれ。そもそも貴様が呼び出したんじゃなかったか? 面白い奴だ
ただのうっかり者か何かなのか?
[1 - サイ・サハーンを探している]
本当か? あのレッドガードにお友達が残っていたとは思わなかった。少なくとも、この世界にはな
貴様にタダで助言をしてやる。サイ・サハーンのことは忘れろ。ここであいつの居場所を教えたとしても、助け出すのは自殺行為だ
[1 - それなら彼の居場所を知っているのか?]
もちろんだ。だが情報を漏らして、マニマルコを怒らせるような危険を私が冒すと思うのか? 思わないよな
ああ、この場所の所有者が戻ってくる。奴が気を悪くするぞ。じゃあな!
[1 - え?]
預言者
戻ったのだな。何か見つけたか?
[1 - 信者達がこのようなオーブを使って連絡している。アブナー・サルンと話した]
アブナー・サルンは再び現れる。その時、奴は大きな役割を担っているだろう。良し悪しは分からんがな
オーブを置いてゆけ。サイ・サハーンの居場所を調べるために必要となろう
[1 - 幸運を]
リリス・ティタンボーン : ちょっと待って。こっちへ来て。話すことがあるわ
リリス・ティタンボーン
あんたと〈預言者〉がアブナー・サルンのことを話していたわね
[1 - なぜそんなにサルンを嫌う?]
〈預言者〉は選ばれし5人の話をしなかった?
[1 - 彼らの話は幻視で見せてもらった。だが、考えを聞きたい]
どこから始めたらいいかしら。話すことがたくさんある
[1 - 選ばれし5人について教えてくれ]
あたし達は皇帝ヴァレンによって選ばれ、彼と共に王者のアミュレットと呼ばれる失われたアーティファクトを探す旅に出た
皇帝、あたし、レッドガードのサイ・サハーン、アブナー・サルン、そして裏切り者マニマルコの5人よ
[1 - マニマルコについて教えてくれ]
あんたは彼のことを、自分を殺して魂を奪った男だということくらいしか知らないでしょう。当時は皇帝が最も信頼を置く相談役だった。ヴァレンに王者のアミュレットを探すように説得したのはマニマルコだった
[1 - なぜヴァレンはアミュレットが必要だった?]
ヴァレンは真のドラゴンボーンの皇帝ではなかった。アレッシアの血は受け継いでいない
マニマルコは、アミュレットで全てを変えられると言った。ヴァレンを真のドラゴンボーンにするための儀式で必要になると
[1 - それでどうなった?]
二年以上かかった。でもあたし達はアミュレットを見つけ、儀式を行うためにシロディールへ戻った
けど、マニマルコが裏切った。儀式で魔力が大爆発を起こした。ヴァレンを失い、サイ・サハーンとあたしはお尋ね者になった
[1 - それから?]
マニマルコはアブナー・サルンの娘クリビアを女帝摂政とするように元老院を説得した。でも、マニマルコこそが王座を操る真の権力者だった
サイ・サハーンとあたしは身を隠した。あたし達の首には賞金がかけられたわ
[1 - アブナー・サルンについて教えてくれ]
アブナー・サルンは元老院議長。そして女帝摂政である娘の側近の筆頭であり、マニマルコの太鼓持ちでもある
[1 - サルンは虫の教団に仕えるのをあまり良くは思ってないようだった]
サルンがまず忠誠を捧げるのは彼の家、そして帝国よ。守る時は非情になるわ
虫の教団は明らかにそんな忠誠の対象じゃない。サルンは彼らのことを信用していないだろうけど、腰抜けすぎて裏切れないのよ
[1 - 彼が裏切る可能性もあるのか?]
恐らくね。でもあたし達が彼に何を渡せる? 彼はもう、神様以上にお金を持っている
[2 - ドラゴンファイアとは?]
伝説によると、ドラゴンファイアはアカトシュの血から生み出され、聖アレッシアに与えられた物、だそうよ
新しい皇帝が帝位を継承する時、その火を再び灯してアレッシアの真の継承者、ドラゴンボーンの一人であることを証明する
[3 - もう十分聞いた]
話が長くなるわね。後でまた話しましょう
それまで〈預言者〉を見守るわ。願わくば、あのオーブでサイ・サハーンの居場所が分かればいいんだけど。そうすれば次の行動を決められる
サイが捕まっている場所を突き止められるのは、〈預言者〉しかいないわ。きっと見つかる