ラズム・ダー
うう… 痛い…
[1 - 立てるか?]
ラズは大丈夫だ。多少の火傷で死にはしない。だが、とりあえずは一人で先に進むのがいいと思う
アステリルを捕まえて、ペリディルの隠れ場所を見つけて来るんだ!
[1 - 彼女はどこに行った?]
あの女は… 脱出の魔法みたいなものを使ったんだろう。だがポータルではなかったから、遠くには行っていないはずだ
彼女はまだここにいるはずだ… このトンネル内のどこかに
[1 - 分かった。傷の手当てをしていろ。彼女を探してくる]
アステリルを捕まえられたら、できればここに連れてきてくれ。この者は彼女に聞きたいことがある
エルデシル : すると女は、お前を消し損ねたようだな。まあいい。私が解決しよう
エルデシル : 何も… 変わらないぞ
ラズム・ダー
戦闘の音が聞こえた。アステリルに追いついたか? ペリディルについて何か聞けたか?
[1 - アステリルは逃げた。ベールの継承者が逃亡を助けた]
暗き月よ! アステリルが逃げたなら、居場所を突き止めなければ
そしてベールの継承者がここに…? それは大変だ。ラズム・ダーは連中が何人か来ているかもしれないと考えていたが、大挙してここに押し寄せてくるとは考えていなかった
[1 - 大規模な勢力がいることを示すペリディルの指令書を見つけた]
うーむ。ラズム・ダーの情報源は、ベールの継承者がナエモン王子に全ての望みを託しているわけではないと言っていた。〈第二の計画〉があるらしい
ナエモンは死んだ。これは〈第二の計画〉に違いない
[1 - 奴らがウッドハースを攻撃する計画を立てている?]
可能性はある。ドミニオンを支配できないとなれば、連中はヴァレンウッドを攻撃して、ドミニオンを破壊しようとするかもしれない。だがベールの継承者がそれだけ人数を集められるとは思っていなかった…
行こう。樹の従士ファリエルに、これまでにわかったことを伝えるんだ
ラズム・ダー
ラズム・ダーは樹の従士ファリエルに疑いを伝えたが、彼女には自分でもお前に聞きたいことがあるそうだ
急げ。アステリルの後を追うんだ。彼女がまた逃げてないか確かめるぞ
樹の従士ファリエル
ラズム・ダーの言っていることが本当なら、ウッドハースの街はあなたに借りがあるわね。もちろん、街が攻撃を受けて破壊されたら、その借りもなくなるけど。それは防げると思う
あなたがバイスリーブ・ペリディルからの命令を見つけたと、猫から聞いたわ。見せてくれる?
[1 - もちろん。彼らはここにいる]
クソ。ペリディルはここで何か大きなことを企んでいるんだわ、女王を殺すこと以上の何かをね
これを届けてくれてありがとう。何をするにしても、まだ手遅れでないことを祈るしかないわ
ペリディルの命令書なんだけど… アステリルについて書かれてる部分がなんだか怪しいのよ。でもオロミンは彼女が裏切者だと認めるつもりはないみたい
いずれにしてもこの惨劇の鍵を握っているのはアステリルってことよ。彼女を尋問して、何を知ってるか聞き出さなければならない
[彼女はどこにいると思う? ]
彼女がこちらの思惑に気付いていなければ、不意打ちして捕まえられるはずよ。今は多分サルモールの家にいるわ
オロミンもきっと彼女に会いたがってる。でもあなた達三人はすぐに行動に移るべきよ
[今すぐ向かおう ]
アステリルが街から逃げたとしても、彼女の家を調べれば、ペリディルの計画について何か手がかりが見つかるかもしれない
前進するにしても大した手がかりはないんだから、何か見つかることを祈りましょう
[1 - バイスリーブ・ペリディルについて知っていることは?]
正直言って、大したことは知らないわ。迷子の子犬みたいにナエモン王子の後ろをついてまわっていたって聞いたけど
それで、彼はナエモンの死体を持って逃げて、マグナスの杖を盗んで、その上ベールの継承者を率いているって? いくら子犬でも、噛みつく時は噛みつくってわけね
オロミン
こんなのバカげている! アステリルはドミニオンのために、数えきれないほど命の危険を冒した。彼女は最高の将校の一人だ
彼女と直接話すまで、この無責任な中傷を信じることはできない
[1 - ラズム・ダーも私も、帝国のトンネルの中で彼女を見た]
わかっていないな。疑問の余地がないほどの忠誠心が証明されてからでなければ、サルモールの密偵にはなれん
アステリルが自分で告白するか、決定的な証拠を見つけたなら、私が間違っていたと認めよう。それまでは、非常に疑わしいと言わせてもらうよ
[1 - 彼女と対決するのに協力してくれるか?]
これはサルモールの問題だぞ。私が自分でサルモールの居住地まで行って、アステリルに会ってくる
お前が望むなら、ついてきても構わんがな
ラズム・ダー
無防備なペリディルに襲いかかる時を楽しみにしている。こんな馬鹿げたことにはうんざりしてきた
樹の従士ファリエル
オロミンのあの態度は許すしかないわ。彼は自分の立場をとても重く受け止めているの
家に何かないか当たってみて。気をつけてね
オロミン:分かっていたよ! 彼女がアサシンだなんてありえない。自分で確かめてみろ!
アステリル
<アルトマーの女性の死体が石の床の上に横たわっている。彼女が死んでからだいぶ時間が経っているようだ>
オロミン
分かるだろ? アステリルはしばらくの間死んでいた。だから、帝国の地下道でお前と会うことはできなかった!
言っただろう。サルモールのことは好きに言えばいい。だが、我々の中に裏切り者はいない
[1 - 彼女の死にあまり動揺していないようだが]
大いに動揺しているさ。だがサルモールの結束のほうが大きな問題だ。そして私はこの点で、自分の正しさが証明されたこを喜んでいる
この懸念が片づいた今、我々はようやく、この裏切りの真の出所を調査し始められるのだからな
[1 - 彼女を殺したのは誰だと思う?]
彼女の姿を借りて、女王を… つまり、ラズム・ダーを暗殺しようとしたのと同じ人間だということは、疑う余地がない
そういえばあの猫、何か発見をしたようだぞ
行け。行って彼女にこんなことをしたやつを誰でもいいから見つけろ。償ってもらう
ラズム・ダー : 隠し通路か。帝国の地下施設の他の区画につながってるんだろう。間違いない。調査すべきだ
ラズム・ダー : アステリルに姉妹が? おそらく双子だろう? それなら大方の説明が付く。ラズは地下通路が残りの謎を解明してくれると思う
ラヤリル
完璧だわ… 私のお気に入りの者たちよ。私の失敗をまさに象徴している… ここまで追ってきて、私が死ぬのを見に来たの?
あなたは、私の姉妹やサルモールの人と同じね。同情とかがないんだわ
[1 - ペリディルはどこにいる?]
へえ、そんなことを聞くなんて奇遇ね。同じことを考えていたのよ。それで気がついたの。彼が私をここにおびき出したのは、アサシンに殺させるためだって
これが私の尽くした忠誠に対する報いってわけね。腹に刃を一突きと、心地よく冷たい墓か
[1 - 彼が何を企てているか知っているか?]
企て? ああ、そんなところはとっくに過ぎてるわ。こうしている間にも、彼の軍が海辺の聖域の岸へ突撃している。一度そこで足がかりをつかんだら、ヴァレンウッド全域を支配するでしょう
そうなったら、あなたにできることは何もないわ
[1 - ベールの継承者は軍隊を持っているのか?]
まさか。彼らはドミニオンを打倒しようとするペリディルの強力な三叉槍の尖端の一つでしかないわ!
彼はマオマーとの条約に署名した。そしてマグナスの杖でアンデッドの軍隊を蘇らせるつもり。そう、あなたの死期は迫ってるわ
[1 - どうやってマオマーと取引をした?]
いたって単純なことよ… シーエルフはいつも、あの岸を欲しがっていた。もしドミニオンを倒すのに手を貸したら、ペリディルはヴァレンウッドをあげると約束したの
ボズマーたちは、私達に迷惑しか掛けなかったからね
[1 - 残りのドミニオンはどうする?]
エルスウェアのこと? 知っている限りでは、ペリディルは気にもとめていないわ
彼はただ、サマーセット諸島を手に入れたいだけ。自分自身で統治したいとさえ思っていないと思う… ナエモンの姉以外の誰かが島を治めていればね
[1 - ナエモン王子を蘇らせようともしているのか?]
当然でしょ。アンデッドの軍隊の指揮官に一番相応しいのは、アンデッドの王子に決まってるわ
それに、もしペリディルが王子を蘇らせれば、ナエモンはバイスリーブの言いなりになる。ペリディルはもう、王子が判断を誤るんじゃないかと心配する必要がなくなるわ
[1 - ペリディルは今でも王子が統治できると考えているのか?]
ペリディルは事実をきちんと認識していると言っていたわ。でもナエモンのことを話す時に、まだ目が据わっている感じだった
自分が思い描く将来に、王子が役割を果たしてくれると、今でも期待してるんじゃないかしら
[2 - ペリディルが自分の殺害を命じても、まだ忠誠心を持っているのか?]
ううっ… アイレンは偽物の女王だし、アルドメリ・ドミニオンは哀れなお笑い草。その事実は何があっても変わらない。たとえペリディルが私を敵に回してもね
ドミニオンの崩壊をもたらすためなら、喜んでこの命を捧げるつもり。自分の命に何かの価値があったってことよね
[1 - 自分の姉妹を殺す価値はあったか?]
彼女を双子の姉妹に持つことは拷問だったわ。あっちがサルモールの階級で昇進する一方、こっちは出来損ない扱いだった。ペリディルから声が掛かった時、自分が輝く番が来たと思った
後悔はないわ。フン。結局アステリルも私も、そのために命を失ったけどね
[3 - これ以上話すことはない]
このまま死なせて。助けは要らないし、あなたも助けを申し出るべきじゃない
ラヤリル: 遅すぎた… 彼は止められない…