軍団兵アルタステ
彼らは… どこからともなく現れた。多分、船で。こんな内陸まで来たことはなかった。シランヤ隊長…
[1 - 何があったのか教えてくれ]
マオマーの海賊が南ビーコンを制圧したの。隊長も隊員もみんな捕まって
奴らは灯台を乗っ取ったの。まずいわ。今なら南ビーコンを足掛かりに、自由にサマーセット諸島を襲える
[ひどい怪我だ ]
私は一人でバルケルガードに戻れる。あなたはシランヤ隊長を探して。どうするべきか知ってるはず
彼女は浜辺にあるマオマーの野営地に囚われている。お願い… 急いで
[彼女を探して来る。怪我の手当てをしないと]
お願い… マオマーを止めないと…
シランヤ隊長
あら、こんにちは。この通り身動きがとれないから、ちゃんとした挨拶はできないわよ
[1 - なぜマオマーに捕らえられた?]
奴らはバルケルガードを侵略しようとしている。南ビーコンの灯台を使って、自分たちの艦隊と連絡をとる気よ
私達で、奴らを止めないと
[1 - 私達?]
他にもっと大事な用事でもあるの? 答えなくてもいいわよ。言ってみただけだから
隊の斥候が三人捕まってる。彼らを解放し、スカイライト・ビーチに連れてきて。私は灯台を偵察して、侵入方法を探る
ユーリオン軍団兵
会えて良かった。マオマーの連中は、慈悲のかけらもありゃしない
[1 - シランヤ隊長がスカイライト・ビーチで合流したいそうだ]
隊長の望み通りにしないとな
パンデトゥイル軍団兵
マオマーのクズども。不意打ちを食らったわ。船長があなたを送り込んだの?
[1 - 彼女は、スカイライト・ビーチで合流したいそうだ]
スカイライト・ビーチ? ええ! 場所は知ってる!
ノルファンド軍団兵
味方が来るとは思わなかった。ここから出してくれ
[1 - 隊長から、スカイライト・ビーチで合流しろと伝言を預かった。やれるか?]
もちろんだ!私達の隊長は賢い女性だ。スカイライト・ビーチは私達が昔飲むのに使っていた場所だからな。そのことを知る者は少ない。そこを集合場所に指定されたことで、伝言が本物だと分かった
シランヤ隊長
灯台の番人ティルダーは見逃された。脅威だと思わなかったんでしょうね
彼によれば、マオマーは自分たちの船に合図を送るため、灯台の灯を使うつもりよ。援軍を待っている時間はない。今すぐ取りかからないと
[1 - 作戦はあるか?]
灯台は石でできているけど、キンドルピッチと炎の塩鉱石を正しく調合すれば、燃やすことができる
必要な材料はティルダーが教えてくれるわ。このガラス瓶を使って。うまく配置された火のフラスコがあれば、目的を達成できるはずよ
[1 - 何をするつもりだ?]
マオマーが灯台の扉に魔法の結界を設置したとティルダーは言ってる。通り抜ける方法を調べて見るわ。行って。早く!
[1 - 聞きたいことがある]
それなら早くして。時間がない
[1 - 隊に何が起きた?]
不意を突かれた。奴らは静かにボートでやって来たの。オーリドン艦隊の前を許可もなく、〈こっそり通りすぎた〉。全く予測できなかった
[1 - 襲撃に備えていなかったのか?]
南ビーコンは西の海岸にある。こことサマーセット諸島は海峡よりも離れているから、これまでは、防衛し易かったのよ
奴らがどうやって私たちの艦隊を突破したのか知りたいわ
ほとんどの者は、加入するまで盗賊や追い剥ぎだった。私は新たな機会を提供したの。今では、ドミニオンでも屈指の斥候やアサシンになった
残念ながら、正面切っての戦いではその技術は役に立たないけどね
ティルダー
オーリドンからあのクズどもを追い出してくれ。灯台が焼け落ちても構わない
[1 - どうすればいい?]
キンドルピッチと炎の塩鉱石の混合物は太陽のように燃える。灯の中心に投げ込めば、石は炉石に乗せたバターのように溶ける
[1 - 炎の塩鉱石はどこにある?]
マオマーは長旅の際、炎の塩鉱石を使って食べ物を温めている。港に係留されている船の船倉にあるはずだ
[2 - キンドルピッチはどこにある?]
この島の裏側にある洞窟に隠し貯蔵庫がある。その中に、袋に入ったキンドルピッチがあるはずだ。灯台を溶かせる量のな
[1 - それで、材料を集めたら?]
キンドルピッチと炎の塩鉱石の混合物は太陽のように燃える。灯の中心に投げ込めば、石は炉石に乗せたバターのように溶ける
軍団兵タカナル:助けてくれてありがとう…
パンデトゥイル軍団兵
軍団兵タナカルはひどい状態よ。でも、彼なら乗り越えられる
[1 - 隊長は人気があるようだな]
シランヤ隊長は皆の指導者よ。彼女はタムリエル屈指の斥候なの。この大陸で最もよく使われている地図は、全て彼女が作ったものよ
軍団兵ミンカリオン
バルケルガードに行くはずだったのに、もう1歩も歩けない
[1 - 質問がある]
私は動けない。行って
[1 - 隊はどうなった?]
浜辺で隠密術を訓練していた。そこに奴らはどこからともなく現れたんだ。奇襲され、一瞬の内に隊の半分がやられた
[1 - どうやって逃れた?]
間一髪だった。私と軍団兵タナカルは共に負傷していた。見ての通り、あまり遠くには逃げられなかった。だけど、軍団兵アルタステは逃れられたかもしれない
ユーリオン軍団兵
マオマー達は、故郷から遠く離れたところにいる
小さい時、ピャンドニアの海賊の物語を何度も聞いたことがある。子供たちを怖がらせる作り話だと思ってたんだが、違ったようだな。物語と同様に、奴らはみんな血に飢えている
[1 - ちょっと聞いていいか?]
何でも聞いてくれ。もう、十分に仕事をしてくれたからな
[1 - マオマーについて良く知っているようだな]
父は船乗りだった。祖父も。実家はマオマーの戦利品で溢れかえっていた。うちの家は、シーエルフとそれなりに衝突したとだけ言っておこう
[1 - なぜ船乗りにならなかった?]
へへ。知りたいか? 船酔いが酷くてな。伝統もこれで終わりだな?
ノルファンド軍団兵
ここの浅瀬は危険だが、マオマーは岩礁の間をいとも簡単に航行してきた
[1 - それは珍しいことなのか?]
とんでもなく珍しいことだ。オーリドンにはタムリエル屈指の艦隊がいるが、奴らは全く気づかれずに巡回をすり抜けた。まるで、事前に正確な行動を知っていたかのように
[1 - 部隊の中に密偵がいると思うか?]
この隊にはいない。全員、命を預けられるくらい信頼している。だが、奴らはどこからか情報を入手してる
[1 - 見当はつくか?]
艦隊の動き、湾の航行、オーリドンの配置… 誰か、相当地位が高い奴だろう。奇妙なもんだ
シランヤ隊長
ティルダーの火のフラスコを作るために必要な材料は持っているのね? よくやったわ
マオマーが灯台に出入りするのを観察していたら、扉の結界を通り抜ける方法が分かったの
[1 - どうやってそんなことを?]
マオマーはルーンを持っている。入れるくらいの間、結界を打ち消せるのよ。灯台付近の哨戒からルーンを盗み、結界を打ち消せば侵入できるわ
急いで! 彼らがいつ艦隊に合図を送ってもおかしくない
[1 - 簡単そうだな]
簡単よ。灯台を燃やすまではね。入った道は戻れないし、それに、あなた羽を生やして飛ぶこともできないでしょ?
この転移の巻物を持ってって。これを使えば、スカイライト・ビーチの集合場所まで戻って来られる
灯台の周辺にいるマオマーは、正面扉の障壁を破るためのルーンを持ってるはずよ。あの浜辺でトカゲどもをちょっと揺すれば、ルーンが落ちてくるわ
灯台の周辺にいるマオマーは、正面扉の障壁を破るためのルーンを持ってるはずよ。あの浜辺でトカゲどもをちょっと揺すれば、ルーンが落ちてくるわ
マオマーの海賊
あれを見たか? 灯台の灯が爆発したぞ!
見たわ! 塔が… 塔が燃えてた!
一体どうやって? これからどうする?
シランヤ隊長
侵略はもう終わった! 船に合図を送れなければ、マオマーは浅瀬を航行できない。引き返すか、さもなければピャンドニアまで泳いで帰るしかない
あなたは恩人だわ。本当にありがとう!
[1 - これからどうなる?]
バルケルガードに向かい、援軍を連れて戻って来るわ。明日の今頃には南ビーコンを取り返して、この侵略はただの嫌な思い出になる
あなたの助けがなければ無理だった。このことは忘れないわ
またバルケルガードに来た時には、奢ってあげる!
ティルダー:灯台は単なる石の塔だ。また立て直せる
ユーリオン軍団兵:我々の海を旅する親族が訪ねてくる時には、準備を万端にしておかないとな。色々と助けてくれてありがとう
パンデトゥイル軍団兵:マオマーはバルケルガードを脅かす前に、しっかりと計画を練るでしょうね!
ノルファンド軍団兵:目を光らせておけ。オーリドンで何か大変な事が起きようとしている…