2016年9月19日月曜日

沈黙の村


<像はほとんど完璧だ。生きた人間を完全に表現している>
 [1 - <よく見る>]
<この像は触ると温かい>
<ここは何かがおかしい。おそらく街に何かが起こったのだろう>





メローモ
ん? 誰だお前は? いや。誰でもいい
新顔だな。像ではない。使えそうだ
 [1 - 人々に何が起きた?]
ああ… これは私がやった。みんなを石に変えた。だが、正当な理由のためだ!獰猛な獣達から守る、唯一の方法だったんだ
 [1 - 獰猛な獣達?]
この辺の動物は普段とても大人しいんだが、森に奇妙なエネルギーがあってね。おかげで今は卑劣で、血に飢えている。デイドラに取り憑かれているんだと思う
 [1 - だが、なぜ人々を彫像に変えた?]
私の弟子が何人か、獣達にやられた。だから街に戻った時、皆を守る呪文をかけた。この方法しかなかったんだ
 [1 - 分かった。これはどうやって戻す?]
あの獣達が森をうろついている限り、私達は危険に晒される。森の中にあるモノリスは、デイドラと何か関係があるはずだ。そのエネルギーを消し去れば、動物たちは解放されるはずだ
 [1 - 周辺にあるモノリスのエネルギーを消し去ろう]
デイドラの影響が消えたら、村を元に戻しても大丈夫なはずだ。隣人達が気の毒だからな
 [1 - デイドラの影響はどこから来た?]
分からない。分からないんだ
獣達は狡猾だ。そして、我々アルトマーは決してデイドラと交渉しない
 [1 - 決して?]
あの怪物を召喚することは、死刑宣告を招き入れるようなものだ。せめて精霊にしてくれ。彼らはより… まあ、死刑宣告には変わりないか
 [1 - このモノリスとは一体何だ?]
古代のものだ。何年間も暇な時に研究した。誰が立てたのかも分からない。だが、この土地の獣が普段大人しいのはモノリスのおかげだ
 [1 - つまり、モノリスにデイドラの影響が及んでいるのか?]
ああ、そうだ。デイドラがどこから来たのであれ、どうにかしてモノリスのエネルギーを汚染しているようだ。エネルギーを消し去れば、デイドラは無力になるはずだ



メローモ : フィールドが消えるのを感じた。話がある

メローモ
エネルギーは低下している。だが、動物はまだ凶暴なモンスターのままだ。他のことをやってみよう。熊が必要だ
 [1 - これからどうする?]
このモノリスを長い間研究してきた。奴らのエネルギーを真似た魔法が作れた
素晴らしいことに、熊をふわふわな友達に変えてくれる。短時間だが
 [1 - それで、どうしてふわふわな友達が必要なんだ?]
私は… 私達は、獣からデイドラのエネルギーを抽出しなければならない。そのためには、実験動物が必要だ
まずは、そのふわふわした奴を弱らせてくれ。でないと、呪文が効かないんだ
 [1 - 分かった。熊を集めてくる]
友人と一緒に、私の塔で待ち合わせよう。木立を通る道を真っ直ぐ進んでくれ



メローモ : おお、よし。では、この生物からデイドラの影響を消せるか、試してみよう。ふむ。こうなるはずではなかったが

メローモ
これではだめだ。何か悪しきものがいる
 [1 - 今のは何だ?]
炎の精霊だ。私の呪文でオブリビオンに戻せるはずだったが。
何かに邪魔されたようだ。近くに強力なデイドラがいる。分かるんだ。殺さなくては
 [1 - どこか分かるか?]
ちょっと待ってくれ。何か感じる。ここから北に洞窟がある
どんな怪物か分からないが、とにかく倒してくれ。そうすれば森に平和が戻るはずだ。終わり次第、街で会おう    

  
アネンウェン
下がって! この洞窟はデイドラでいっぱいよ
 [1 - 分かっている。ところで、誰だ?]
メローモは私を見殺しにした。それなのに、私のことを話しもしなかったの?星が彼を連れ去りますように! あの裏切り者は二度殺してやる
 [1 - 裏切り者? 何の話だ?]
この大騒ぎはメローモのせいなの! デイドラに操られている獣? 全て彼のアイデアよ
彼は動物の兵士を作ろうとしていた。判断力のある、牙の生えた突撃兵をね
 [1 - 上手く行っていないようだ]
そうよ! うまく行ってない! 操っている者は、洞窟の奥にいると思う
私、とてもふらふらする。失血もしてるし。ここにいて、意識を保つわ
 [1 - 操っている奴を倒そう。すぐに戻る]


アネンウェン
聞こえた… 戦いの音よね。すごいわ。勝ったんでしょ?
 [1 - 獣は死んだ。歩けるか?]
星にかけて、歩けるわ。あのろくでなしを捕らえましょう。メローモにはここでしたことの報いを受けさせる


アネンウェン : メローモ! この臆病者。像ですって? 今すぐ元に戻して!
メローモ : あ… その、もちろん
アネンウェン : よし。さて、次は転移で逃げないようにしないと。このスライムがしたことを、キャノンリーブに伝えて

メローモ
いいか、キャノンリーブには絶対に言うんじゃないぞ。殺されてしまう
いや… 冗談じゃない。彼女は剣を突き立てるだろう
 [1 - どうしてこんなことをした?]
甥のヤンダーが戦いに向かった。そして… クソ! 我々の血が流れるのを止めたかっただけなんだ。妹をそんな目に遭わせるものか!
 [1 - デイドラが何の役に立つ?]
デイドラだけじゃない。モノリスもだ。もう何年も研究してきた。魔法がどうやって獣達をなだめるのかも理解できた。だが、魔法の用途はそれだけだ。野獣を弱々しいペットに変えるだけなんだ。戦う兵士ではなくな!
 [1 - つまり、デイドラはモノリスで動物たちを操っていたのか?]
そうだ! 炎の精霊は未加工のデイドラのエネルギーの本来の姿なんだ。私は何体か召喚し、余分な部分を除き、モノリスの中に流し込んだ。あの洞窟にいた獣が想定外だった
 [1 - 正直に話してくれたようだな]
頼む。決める前によく考えてくれ

アネンウェン:裏切り者の言葉に耳を貸さないで。そうキャノンリーブに伝えて!


キャノンリーブ・ピナナンド
何? 何が起きたの?
 [1 - 森の動物達が凶暴になった。この村を守るため、メローモは皆を石に変えた]
彼が何をしたって? どうしてそんなことを?
 [2 - [メローモは生き延びる] 彼はみんなを守ろうとしただけだ]
ふむ。魔術師って奴は。分かった。話してくれてありがとう。魔術師とは変な生き物よね。ただ、ちょっと首が固くなった以外には、庭の飾りになって悪かったこともないわ

メローモ
ありがとう。何を言ったか聞こえたよ。本当にありがとう
 [1 - いや。命を救おうとしていたんだろう?]
誰も傷つけるつもりはなかった。教訓ははっきりしている。デイドラは答えにならないってことだ。こんな儀式はもうやらない
もう何度も聞いたかもしれないが、しかし改めて。ありがとう、旅人よ