2017年1月21日土曜日

恩返し 3


ナリュー・ヴィリアン
これはまずい。パートナーのヴァロンがいてくれたら、何をすべきか分かるのに。いえ、やはりだめ。ここに来たのが見つかったら、首を絞められる
だからその。適切に警告するわ。状況は良くない。本当にね
 [1 - 何を話している?]

この洞窟よ。直接モーンホールド地下の下水道につながっているの。まあ、その一部にね。下水道は思うより広範囲に広がってるから
だからモールボーンが見つからないのね! 彼らはこのトンネルを使って、誰にも気づかれずに動けるってことよ
 [2 - だがモールボーンはどうやってオーディネーターを避けられた?]
ここには人々を隠す防護がある。血塗られた手を持つ者を隠すものよ。例えば… 私のようなね
モールボーンが再びデイドラの結界を起動させる方法を見つけたら、私たちに対して使える隠れた街道を手にされてしまう
 [1 - デイドラの結界? ナリュー、何を隠している?]
それは今は関係ないことよ。集中して! モールボーンを見つけ、彼らの企みを突き止めてほしいの。それから、私の卑しくも興味深い過去について話しましょう
ここで待っているわ。認めたくはないんだけど、アリットがとにかく大嫌いなの。隠された扉を見つけたら、教えてね


ナリュー・ヴィリアン : アリット? 本当に? そのあたりを探してみて。どこか近くに扉があるはずよ。私は見張っているわ
ナリュー・ヴィリアン : 考えさせて。扉は開かないの? 制御する何かはあるはずよ。ちょっと見てみて。あと、あの生物に気を付けて。そいつらは… 厄介よ
ナリュー・ヴィリアン : よくやったわ! あなたならできると思ってた。中で会いましょう


ナリュー・ヴィリアン
結界が。発動している! ありえない
私の… 組織に属する者以外は… 発動できるはずがない。モールボーンが地下を利用しているのなら、街全体が危険よ!
 [1 - あなたの組織? 彼らが関わっているのか?]
いいえ、ありえない。分派か何かかもしれない。どう考えればいいのか分からない。我々全員が現在の状況を真剣に考えている訳じゃないけど、モールボーンと手を組む?
それは馬鹿げてるわ
 [1 - 他に結界を起動できるのは?]
デイドラの技の知識がある者なら、誰でもこれを起動できると思う。分かると思うけど、私は魔法の専門家じゃないわ
誰かに警告しないと。ヴァロンはこの話を知るべきよ
 [1 - 結界は再度どうなる?]
結界には水晶占いの魔法からトンネルを守るためにデイドラの魔法が使われている。聞いた話ではトリビュナルに対してさえ効果がある。下にいる者が誰であれ、上の街からは事実上見えないの
 [1 - それで何をすればいい?]
最善を尽くして。明日がないかのように武器を振り回して突撃し、魔法を操って!
結界を起動させた者を見つけたら、捕まえて下で何が起きているのか吐かせて
 [1 - 下で何が起きているのか突き止める]
やるとわかってた。だから聖堂に向かうあなたに会ったのよ。オーディネーターには密告する。あなたの愛する女神に伝言だってするかも。きっと誰かが現れて、あなたを助けてくれる
だから私を残して死なないで。いい?
 [2 - で、これはモラグ・トングの基地だった?]
昔はね。でもこの穴はもうずっとずっと使っていない。私たちが凋落してからは
 [1 - 下には何がある?]
それなのよ。下には何もあってはいけないの。もうね。昔、結界が張られていた時はここを使って、喜んで往復したわよ。献身的な雇われアサシンにとって、これ以上の隠れ場所はなかったから
 もしモールボーンがこの結界を元に戻す方法を見つけていたら、連中には考えている以上に強力な味方がいることになる
注意して先に進まないといけないわね


ファローナ・テルヴァンニ : 離れて… 下がって。攻撃が… 街に。下がって!
モールボーンコマンダー・カラナ : 大胆にもモールボーンの隠れ家に入って来るなんて、どんな愚か者? 待って。お前を知っているわ。お前の首を槍に突き刺して見せれば、マギストリックス・ヴォクスはさぞ喜ぶでしょうね!こんな話はもうたくさん! お前は私が倒す!


アルマレクシア : 我が街も、我が民も、害させはしない!
アルマレクシア : デイドラの魔法の残り香が大気に満ちている。禁じられた魔法を使った者は、罪の大きな代償を払うでしょう!
アルマレクシア : 勇者よ、あなたにはまた借りができたようですね。あなたの友は私から隠れられると思っているようですが、警戒を促す言葉が聞こえました。彼女はあなたを心配していますが、ファローナは傷を負っています。魔術師ギルドに連れて行き、治療を受けさせましょう。そこで会いなさい


ファローナ・テルヴァンニ
あなたを知っている。下水道にいたわね?
助けてくれたでしょう。しっかりとは覚えていないけど、あなたのことは覚えている
 [1 - 覚えていることを話してくれ]
数週間前にモーンホールドに来たの。友人を訪ねてね。テルヴァンニが街にいたと口を滑らせたみたい。だって気づいたら下水道で縛り上げられてたんだから
モールボーンよ。彼らはデイドラの魔法のことでしつこかった
 [1 - なぜ誰もがテルヴァンニを気にする?]
あなたはそこまで馬鹿なの?
テルヴァンニ家はエボンハート・パクトの一員になるのを拒否した。我々は孤立し、テルヴァンニ海岸で自分の関心事を追求した。それは他の家が我々を信用しない理由のひとつにすぎないけど
 [1 - なぜモールボーンがあなたにデイドラの魔法のことを訊きたがる?]
テルヴァンニ家の者たちはあらゆる種類の魔法の知識で知られている。私が古い結界を再び起動できると思われているのかもしれない
私は彼らの望むようにやった。結局はね。それかあるいは… 考えたくないけど
 [2 - モールボーンが下で何をやっているか知っているか?]
知っているのは聞いたことだけ。彼らは何らかの攻撃を計画していると思う。あなたが姿を見せる直前に大集団を送った
私はすべて聖女様に話した。そうしたらあなたが来るから、オーディネーターを探すよう言えと言われたの
 [1 - 彼らに無理やり手伝わされた、それを信じろというのか?]
何を信じようとかまわない。でも私はこのひどい街に来るまでモールボーンの名を聞いたことがなかった。それに彼らに脅かされるまでトリビュナルを裏切るつもりはなかった