ヴァレインの使い魔 : 今すぐ可愛い女が必要？ 待って、ちょっと待って
レナ・ダルヴェル
待って、ここはどこ？ なぜこんな高いところに？
あの忌々しいバネキン！ 警告できたのに
[1 - 会えて良かった。この施錠箱を開けられるか？]
ああ、その施錠箱ね。アークメイジが私の杖で修理したのを、あそこに隠すように言われたの
それはちょうど、ダーヴェイセンに閉じ込められる前だった。アークメイジの元助手がモールボーンの将軍だったなんて、今でも信じられないわ
[1 - アークメイジには、何か考えがあるようだ]
彼は杖が必要だと言ったの。理由は言わなかったわ
待って、分かったわ！ モールボーンが蔵書庫を占拠して、扉に鍵をかけたのよ。鍵を開けるのにいい魔法は何かしら？ 焦げたスキャンプの皮と幻惑の塵だわ、そうよ！
[1 - どうしたら、その材料を手に入れられる？]
私の杖を使って、スキャンプを焦がして。幻惑の塵は、架空の怪物の燃えかすよ。両方揃ったら、ダーヴェイセンのところに向かうための魔法を準備できるわ
ただ、テドラスがいないといけないのよね。あの魔法は彼の得意技だから
もう少し色々片付けてくれるまで、ここにいるつもり。ただの幻影にすぎないから、安全でしょう？
どうか気をつけてね
テドラス・レルヴィ
やっと出してくれた。あの独房で一生座っているのかと思った
[1 - 鍵がかかった扉を開けるのが得意だと聞いた]
その通りだよ。正しい材料があればね。でもモールボーンが学校を占拠していることを考えると、揃えるのはそう簡単じゃないだろう
[1 - 先に揃えておいた。このとおりだ]
幻惑の塵と焦げたスキャンプの皮。完璧だ！ ほんの少し待ってくれれば… ほらできた！
俺はここで待ってるよ。ほら、逃げ道を確保するためにな。アークメイジを見つけて、ダーヴェイセンを消し去ってくれ
もう追いかけてこないと思う
何もしてないのに疲れたな、次は行動に出るときだ
モールボーンの将軍ダーヴェイセン : お前が来るとヴァレインは言っていた。今お前が死ねば、私は新しい部隊とここを発つ
アークメイジのヴァレイン : 急げ！ ギザギザのレンズを破壊するんだ
レナ・ダルヴェル
気がついた！ ああ、本当に心配したわ。無事で何よりね
[1 - 何があった？]
あなたは、のこぎり歯のレンズを壊して魔法を破った。わずかしか残っていなかったモールボーンは、完全に劣勢だった。そして彼らは逃げ去った
アークメイジに、あなたをここに連れてくるよう言われたの。あなたのこと、ずっと見ていたわ。ほら、友人としてね
[1 - シャド・アツーラはまた安全に戻ったか？]
まるでゴラップルパイ並にね。あなたのおかげよ
そしてあなたは… ここにいるべき人じゃない。どうやって招待状を手に入れたか、聞いたわよ。あなたがルールを破ってくれたおかげで、私たちはみんな無事でいる。そのことも、お礼しなくちゃね
[1 - ずっと見ていたのか？]
そんな目で見ないで。心配だったのよ、それだけ
あ、忘れるところだった。アークメイジがあなたと話したいって。すぐ外にいるわ
アークメイジのヴァレイン
無事で良かった
大丈夫だと分かっていたが、レナが側を離れようとしなかった。ひどく心配だったようだ
[1 - 学校はもう安全か？]
ああ、戦いで数名の生徒と教官を失ってしまったが
蔵書庫の宝物庫に埋まっていたレンズは、我々の重大な秘密の一つだ。ダーヴェイセンはその知識を利用して、モールボーンのために役立てようとした
[1 - それが、モールボーンがシャド・アツーラを襲った理由なのか？]
間違いない。彼らは忠実な兵士が足りなくなっているようだ。ダーヴェイセンがレンズについて話し、彼らは自分たちが抱える問題の解決策だと考えたんだろう
ダーヴェイセンが我々の生徒を奴隷の兵士に変えてしまっていたら、モールボーンは再び勢力を取り戻していただろう
[1 - これで終わりか？]
ここでは、そのとおりだ。しかし君にはまだやり残した仕事があるのだな。幻視がなくともそれは分かる
とにかく礼を言わせてくれ。言葉以外にもな
[1 - それは何だ？]
君が助けた生徒たちが話したいそうだ。港で待っているよ。お別れがしたいんだろう
[1 - ダーヴェイセンが助手だったというのは、本当か？]
残念ながら、本当だ。それで奴は、ギザギザのレンズのことを知った
実のところ、奴を解任したのは、レンズを使って生徒に実験しているところを見つけたからなのだ。奴は大学から追放され、逆上していた
[1 - レンズがそんなに危険なら、なぜ近くに置いておいたのか？]
あれは、サマーセットから移住してきた際の遺物だ。元々あった地下の聖堂に、そのまま残っていた
無意味に触れることも、動かすことも考えなかった！ もちろん、壊したからと言って悪くは思わない。君は、やるべきことをやってくれた
骨細のハドマー
無事でハドマーは嬉しい。誇らしく友人とよべる
テドラス・レルヴィ
色々と大変な目に遭わせてしまったのは分かっているが…くそ。悪かった。ほら、確かに言ったぞ
レナ・ダルヴェル
さよならを言わずに行かせるつもりはなかったの
[1 - やることはやった。モーンホールドへ戻る]
そうね。あなたにはやるべきことがある。大切なことが。さっき、あなたがここに来る前にやったことを全部聞いたわ
でも私たち、あなたに忘れないでもらいたかったの
[1 - 忘れない]
私たち、あなたに何か贈りたかったの。大したものじゃないけど、学校のことを憶えておいてもらいたくて
えーと、私、どこに入れたかしら？
[1 - プレゼントをくれる必要はない]
馬鹿なことを言わない。ああ、はいこれ
杖を受け取って。あなたの方が使いこなせてたし。使う時は私のことを思い出してね
次は多分、遠くから見ているんじゃなくて、肩を並べて戦えると思う。そうしたいわ