2017年1月14日土曜日

荒野から 3


ブレディス司祭
慈悲深き治癒の母よ! あの恐ろしい音は何だ?
 [1 - オーディネーターは、壁を守るために部下を召喚した]

本当に三大神がこの聖堂を助けてくれた! オーディネーターの霊魂が、壁を守ってくれている。やっと安心できる
後は… 待て、あれは誰だ?  

サメル修道士 : 司祭! 司祭だ!

サメル修道士
みんな死ぬ運命なんだ。アルマレクシアよ、お助けください!
 [1 - 落ち着いて。何があった?]
アッシュランダーが聖堂の中にいる。丘の斜面の下にある、古い貯蔵用トンネルを突破されたんだ
皆殺しにされてしまう!
[どこにトンネルを掘った?]
南西の、聖堂の裏側に入られた。オーディネーター・ネシスが防御の指揮を執っている。霊魂と治癒された兵士がいても、圧倒されてしまうかもしれない
これは命懸けの戦いだ!
[衛兵に警告するんだ。こっちはオーディネーターを手伝う  ]

千里眼ティリナート : お願い! 他にも方法はあるはずよ!

千里眼ティリナート
このように終わる必要はない。虐殺などいらない。さらなる血を流す必要はないのよ
 [1 - アシュカーンの戦士が攻撃をしている。どうすれば止められる?]
彼らはヘドランナが反対していると知らずに攻撃しているの。回避できればいいと思うけど、他に方法がない
この… アーティファクトを渡すわ。ヘドランナが最後の切り札としてくれた物よ
 [1 - それは何だ?]
分からない。賢女が言うには、これを起動すれば彼女の幻が現れ、言葉を繰り返すって
もしジダックのアッシュランダーの側で使えば、通らせてくれるでしょう
 [1 - どうしてこのアーティファクトをすぐに使わなかった?]
アシュカーンは賢女の願いに反する行動をしている。もし彼の不誠実な行為が人々に知れたら、二度と彼は信用されないでしょう
それでは彼が破滅してしまう
 [1 - 彼は人々を裏切った。なぜ気にする?]
彼は我々にとって一番いいと思うことをしているの。部外者に説明するのは難しいわ
アシュカーンは一族にとって父親のようなものよ。あなたの父親が嘘つきだと言われたらどう思う? 家族の安全よりも、復讐の欲望に駆られてると聞いたら?
 [1 - 真実を知るほうがいい]
あなたの強さには感心するわ。私がもし父の知恵を信じられなかったら、途方に暮れてしまうもの。頼れる人が誰もいなくなるわ
ごめんなさい、あなたには関係のない話ね
 [1 - ヘドランナはどこでこれを手に入れた?]
それは言ってなかった。以前ドワーフの遺物の中で、似た道具を見たことがある
なぜ賢女がそれを持っているのかは分からない。ドワーフは自らの好奇心に溺れる、罪深い人々だから
できるなら、誤って導かれた戦士達を許してあげて。与えたアーティファクトを使えば戦士達は止まり、平和に離れていく。保証する
あなたの敵の目に風が吹きますように  


オーディネーター・ネシス
ああ、お前か! よかった。ここには問題を解決できる者が必要だった
 [1 - どういう状況だ?]
アッシュランダーの最初の攻撃は撃退した。だが次の攻撃が来るのは時間の問題だろう
彼らを称えないとならん。トンネルを突破するのは独創的な方法だ。幸運なことに、アッシュランダーの技術力はひどい
 [1 - どういう意味だ?]
補強梁が突破口を支えている。ここから、彼らが音を立てているのが聞こえる
道具を持っていれば、支えを倒すのは簡単だろう
 [1 - どの道具を使えばいい?]
聖堂のモンク達は、庭仕事などの肉体労働に慣れている。彼らの区画を探せ。聖堂の裏に納屋がある。道具はつるはしがいいだろう
 [1 - トンネルにいる間に、支えを倒したいのか?]
その通りだ、最も安全な策ではないがな。だからこそお前には、補強梁を完全に倒すのではなく弱めて欲しい
ちょっとした技を使えれば、最後の一つを倒すまで崩れないだろう
 [1 - 最後の支えを倒したら何が起こる?]
それは明らかだ。できるだけ早く外にでるんだ


オーディネーター・ネシス
つるはしは持っているな? アッシュランダーのトンネルに向かい、補強梁を弱めるために使え。ここで奴らを食い止めておこう
幸運は祈らないでおくぞ。子供とアルトマーがすることだ。むしろその技を信じよう


ヘドランナ・カリキ : 聞きなさい、カゲシュの戦士達!
ヘドランナ・カリキ : 私は、この者は無傷で通過させるよう命じます


アシュカーン・ジダック・ドゥナキ : 犬め! 貴様は何も勝ち得ていない!


アッシュランダーの亡命者 : 走れ!


ヘドランナ・カリキ
本当に助けようとしてくれるのですね。よその方が機会をくれるとは。不思議なことというのは、絶えないものですね
 [1 - 彼は降伏しなかった。最後まで戦った]
ジダックの致命的な欠点は、臆病さではなく怒りでした。部族にはもう、彼の代わりになれる者は残っていない
聖堂には復讐を望んでいる者もいる。彼らは追われることになるでしょう。ティリナートと私は立ち去るつもりです  
私たちはこの場所を放棄し、荒地へと姿を消しましょう。定住者達が狩りにくるかもしれません、いつものように。ですが、捕まることはないでしょう
良ければ、ティリナートに別れを告げてあげてください。旅のお方、あなたの狩りが素早く、数多く狩れますように

千里眼ティリナート
全てがおかしくなっている。殺戮と憎悪の繰り返しが新たに始まっている。ブレシス司祭は平和を欲したけど、他のものは… 逃げなければ
洞窟で何が起こったの? アシュカーンはどこ?
 [1 - 彼は攻撃して来て、降伏しなかった。殺さねばならなかった]
彼の死は嘆き悲しまれるでしょう。彼は全員の父なのです… 霊的な意味で
彼が怒りを手放してくれるといい。あの様な彼を見たくはなかった
 [1 - なぜそんなに怒っている?]
あなたにとって、アッシュランダーと名家のダンマーの間で起こることは関係のない話です。彼らは我々を抑圧し、我々は報復します
あなたには実感がないことでも、我々は毎日その中で生きねばなりません
 [1 - 分からない。名家のダンマーは何をしている?]
我々が市場に行くと、彼らは唾を吐き、異教徒と呼んでくる。通り過ぎる時には、子供達を家の中へ入らせる
もしこちらの男性が殴られたり、女性が殺されたら、オーディネーターが最初に聞くことは〈お前たちが刺激したんだろう?〉なの
 [1 - それでアシュカーンは愛想を尽かしたか]
去年、アシュカーンの娘が殺害されたの。殺した者は分かっていた。けれどオーディネーターは何もしなかった
彼女の兄弟が文句を言った時、その喉が切り裂かれたわ