2016年11月2日水曜日

巨人の娘 2


リリス・ティタンボーン : アブナー・サルン、この裏切り者…! ここに出て来ると予想しておくべきだった!

アブナー・サルン : 愚かなことはするな。私は助けようとしたんだぞ。貴様は嫌悪に毒されている! 戦士は鋼。怒りで我を失えば自分の価値も失うぞ
リリス・ティタンボーン : 助ける? あたしたちを裏切って、すぐにマニマルコのブーツを舐めに戻ったくせに!
アブナー・サルン : すべきことをしたまでだ。そして、貴様に善意の贈り物があるが注意しろ。コールドハーバーは簡単に諦めない



リリス・ティタンボーン
あれは…? ショールの骨にかけて! あれはあたしの両手斧よ!
間違いなくあたしの斧。だけど気をつけて。コールドハーバーは簡単に諦めないって、サルンが言ってた


リリス・ティタンボーン
あたしの斧! 戻ってよかった。これはあたしの一部なの。これがないのは腕がなくなるのと同じよ
 [1 - なぜサルンはお前を助けようとした?]
分からない。彼は信用してないし、これからもしない
でも変ね。彼と会った時、言いようのない憎しみを感じた。素手で絞め殺していたかも知れない。でも今は… 彼は正しかったと思う。あたしは憎しみに支配されていた
 [1 - 今の気分はどうだ?]
いい感じ。力もほとんど戻った。変じゃないわね?
羽なしのウマリルと戦えるくらいの力を感じてる! また… 戦士の感覚を取り戻したわ!
 [1 - 次は何だ?]
まだ終わってない。前へ進み続けましょう
岩で道が塞がれてる。でも、斧を取り戻した今なら壊せるかも知れない
 [1 - やってみよう]


リリス・ティタンボーン : 戻ってきて嬉しいわ。デイドラの血に飢えてるでしょ?
リリス・ティタンボーン : 下がっていて。小石の山なんかに、今のあたしは止められないわ!


リリス・ティタンボーン : 聞いた? あの音は… いえ、そんなはずないわ
リリス・ティタンボーン : サイ、一体何が!? 何をされたの?
サイ・サハーン : リリス! リリス、見えるぞ! 本当にそこにいるのか?
リリス・ティタンボーン : サイ、あたしよ! あんたの幻を見ているの。どこにいるか分かる?
サイ・サハーン : いや… 分からん。拷問を受けている。奴らは… 王者のアミュレットを欲している。隠し場所を吐かせたいようだ。だが、口は割っていない。まだな
リリス・ティタンボーン : サイ、待っていて。あんたを見つけ出す。必ず
リリス・ティタンボーン : 必ずあんたを見つける! どうにかしてあんたを助け出してみせる! サイ? サイ! イヤ! 彼を戻して!

リリス・ティタンボーン
罠じゃない。あれはサイ・サハーンよ!
 [1 - 大丈夫か?]
サイはあたしの友人よ。たぶん一番のね。彼を探してここから脱出させないと!
 [1 - 捕えられている場所を特定する方法があるはずだ]
〈預言者〉にこのことを伝えないと。彼ならどうすべきか分かるわ
でもまずは、ここを出る方法を探しましょう。奴らが何をしてこようともう関係ない。何があってもサイを助けるのよ
 [1 - さあ行こう]
脱出が早ければ早いだけ、サイを早く助けられる。行きましょう!


リリス・ティタンボーン : 何かがおかしい。疑惑、恐怖、孤独… 全て戻ってきた! あたしは… これを乗り越えないと! 行きましょう!
リリス・ティタンボーン : ステンダールのご加護を! あいつめ! すべての恐怖の源よ! あたしに囁いているのが聞こえる。馬鹿にするな!

リリス・ティタンボーン
やった! あの声が… 囁きが… 消えたわ!ずっと、自分を遠くから見ているようだった。繋がっていない感じがした。今は、この数年間で一番いい気持ち。生まれ変わったみたいに! ありがとう。あんたのおかげ。ここを出ましょう! サイを救出しないと。そして世界を救うのよ!


預言者 : リリス。大丈夫か?
リリス・ティタンボーン : 大丈夫。〈面影〉は、あたしをデイドラから解放してくれた
預言者 : お前が失われたら、全てが混沌に陥っただろう
リリス・ティタンボーン : 二度と捕まらない。少なくとも、生きてる間はね
リリス・ティタンボーン : マニマルコがサイ・サハーンを捕らえた! 王者のアミュレットの隠し場所を知るために拷問されてる。助けに行かないと!

預言者
リリスを連れ戻してくれたか! 彼女の様子を見るに、無事なようだな
 [1 - 彼女は苦しんでいた]
それに彼女には休息が必要だ。あんな場所で傷を負わない者などいない
 [1 - サイ・サハーンの幻影が現れて、彼と話した]
彼は何と? サイが捕えられている場所を話していたか?
 [1 - 彼には分からないようだ。マニマルコが王者のアミュレットを求めて、彼を拷問している]
ではマニマルコがアミュレットの隠し場所を聞き出す前に、居場所を突き止めねばなるまい
 [1 - アブナー・サルンの幻影も現れた。彼はリリスを助けようとした]
彼が? 彼はマニマルコや虫の教団と固く手を結んだのだと思っていたが。ますます興味深い
 [2 - サイ・サハーンは、マニマルコが王者のアミュレットを求めていると言った。なぜだ?]
お前が俺の幻視で見た通り、アミュレットの誤用により、タムリエルをオブリビオンの力から守る障壁に穴が開いた。それを元に戻さなければならない。そこでアミュレットが鍵となる
だがアミュレットを見つけるには、まずサイ・サハーンを探さねばならん
 [1 - 何かできることはあるか?]
今は瞑想に入らせてくれないか。サイ・サハーンの居場所を特定しなければならない
それまで不可知の存在を受け入れろ。水は自身が川であることを知ることはできん。しかしそれでも川は流れるのだ
 [1 - 最後に一点。なぜモラグ・バルはリリスに脱出の可能性を残した?]
単なる傲慢か。壮大な計画の一部か。デイドラ公の論理が誰に分かろう?
時が来たら再びお前を呼ぶ。また会おう、〈面影〉よ          
安全な旅をとは言わん。お前のことは良く知っているからな。だが油断せず、よく学ぶといい

リリス・ティタンボーン
あたしをオブリビオンの穴から連れ出してくれた。あんたには借りがある。そして、ティタンボーンは借りを返す
 [1 - 鋳造所はどんな感じだった?]
悲惨な場所よ。臆病者、裏切り者、魂を失くした者の溜まり場
そしてデイドラもね。彼らの卑劣な呪文のせいであたしは意志を乱された。自身を疑うこと、意志に背くことを強制された。彼らには何としても償わせる
 [1 - 次の行動は?]
ソウルバーストの後、5人のうちの一人、サイ・サハーンは王者のアミュレットを手にして逃げた。〈預言者〉によれば、それはタムリエルとオブリビオンの間にできた裂け目を修復する唯一の物らしいわ
 [1 - アミュレットにそんな力が?]
あたしは魔術師ではなく戦士。そんな知識はない
あたしが得意なのは剣。マニマルコがそれを知る時、彼の首はあのなで肩から飛んでいるわ
 [1 - 大丈夫か?]
ええ、今は… 大丈夫
変かも知れないけど… あんたが来てくれると思ってた。信頼していたから。今もね。いい友人になれたらいいのに