ニリーン・ロー
奴らはここで何を企んでいるの? どうして薬を見せてくれないの?
あら、ごめんなさい。怒りで頭がぼうっとして、そこに立ってるって知らなかった。何かお役に立てる? 待って、そうじゃない! 助けてくれるわよね!
[1 - 何をお求めかな?]
私は街の錬金術師よ。モールボーンの治療薬のサンプルを手に入れたいの
モールボーンは一本もくれなかったわ。秘密の製法だって言ってた。あの奇跡の霊薬に一体何が入っているのか突き止めたいの。〈秘密〉って名前のついてるものは何も信用してないの
[治療薬を取って来てほしい? ]
いつもそうやって話を最後まで聞かないの? 誰も忍耐強さなんてもう持ってないみたいね
でも、そう。治療薬が何本か必要なの。隔離所の中で見つけられると思う。そしたらこの〈秘密の〉製法を調べられる
[分かった。治療薬を何本か探して来る ]
向こうでは細心の注意を払って。モールボーンも、奴らの善意も信じられないわ
[1 - 他にも質問して良いか?]
終わり次第治療薬を集めると約束するなら、何でも訊いて
[1 - モールボーンについて知っていることは?]
詳しくは知らない。ここには助けに来たというけど、今まで会った慈善団体とは全然行動が違う。私は彼らを信じない!
だから、私は彼らが住民に押しつけてる治療薬の中身を探り出したいの
[1 - モールボーンの治療薬について教えてくれ]
話せることはあまりない。彼らは霊薬がロドス病を治すと言うけど、まだ病気から回復した人を見たことがないの
だけど検査できるように治療薬の見本を手に入れてくれたら、もっと話せる
[2 - 街で何をしている?]
私は錬金術師。オルニスが引退した時に引き継いだの。治癒師としての訓練も少し受けてる
モールボーンがやってくる前、病気になった住民が会いにくるのは私だった
アイローナ・ベレンダス : 三大神に誓って、この場所は骨の髄まで染み入る寒さね。兄弟を見つけてここから出られるか、確かめましょう
アイローナ・ベレンダス
モールボーンを信用したことは決してない。薬は全く効かないようだし。あれがロドス病の原因かもしれない!
[2 - 伝染病… 何もかも… モールボーンはこれが起こるよう計画していたと思う]
これがモールボーンの計画? 助けに来てくれたんだと思ってた! 彼ら自身も、約束した奇跡の特効薬も信じてはいけないとわかってたのに
アイローナ・ベレンダス : デシザム? 何があったの?三大神に誓って! 病にやられたかと!
デシザム・ベレンダス : アイローナ、ここで何をしている? 危ないぞ!
アイローナ・ベレンダス : モールボーンは攻撃してくるし、病人達は疫病ハスクに変わるし。ああ、なんて恐ろしいの!
デシザム・ベレンダス
ロドス病か… 理由は分からないが、モールボーンの治療薬が、病の原因だということは明らかだ
奴らが何を企んでいても、止めねばならない
[1 - あなたには治癒師が必要だ]
それは重要ではない。妹をここから連れ出してモールボーンを止めてくれ
治療薬とかいう代物を破壊し、あの頭のおかしい女、秘薬師ブレヴァを殺してくれ
[1 - アイローナは側を離れないと思う]
ならあいつを説得するんだ。病気が進行しすぎてる。あんな姿にはなりたくない… 妹を傷つけたくないんだ
それにあいつはレドラン家の一員だ。セルクとその民のための義務がある
[2 - だめだ。まだあなたを救えるかやってみる時間はある]
なんで妹と同じくらい石頭で頑固なんだ、全く! まあいい。好きにしろ
だがもし想像もつかないことが起きたら、私が誰かを傷つける前に止めてくれ
アイローナ・ベレンダス : デシザム! あなたを残して行くわけないでしょう
デシザム・ベレンダス : わかってくれ。私はいつ疫病ハスクになってもおかしくない
アイローナ・ベレンダス : もう決めたの。それにあなたは病気で、判断力は当てにならない。友達がモールボーンを片付けている間に、ここから出るよ
アイローナ・ベレンダス
兄弟を見つけるのを手伝ってくれてありがとう
自分自身の面倒は見れる人だってことは知ってる。モールボーンにあいつら自身の悪い薬の味を味わわせてやってほしい、私のために
デシザム・ベレンダス
頼む。モールボーンを止めて、この忌々しい疫病を作れないようにしてくれ
注意しろ。この先の部屋は、疫病ハスクがうようよしている
秘薬師ブレヴァ : よし、ここは済んだ。荷物をまとめろ。他のモールボーンと合流して、病をデシャーンの残りの地に広めるんだ!